『経済ってそういうことだったのか会議』佐藤雅彦・竹中平蔵 著 99頁~
======【引用ここから】======
著者はランズバーグという数学者なんですけど、すごくシンプルに見ていくと、今の税はおかしいと言うのです。彼はそれをこんなふうに表現しています。
子供たちが砂場で遊んでいるんです。ある子はオモチャをたくさんもっている。その子はお金持ちの家の子なんですよ。もう一人の子は家が貧しいからオモチャを一個しかもってないんです。しかし、だからといって、自分の子に向かって「○○ちゃん、あの子はオモチャたくさんもっているからとってきなさい……」などと言う親がいるかというわけです。
======【引用ここまで】======
普通に考えて、そんな親がいるわけがない。
そんな常識知らずな、恥知らずな、図々しい馬鹿がいるわけがない。
いるわけがない、いるわけがない、いるわけが・・・・
○スマップ中居がプレゼントしたゲーム機、石巻市が慰問の子から取り上げる…被災保護者からの抗議受け
======【引用ここから】======
石巻市の門脇中学校の避難所で26日、慰問に訪れた人気グループ「SMAP」のメンバー、中居正広さんが子供たちに配ったゲーム機を、市職員が、クラシックバレエの披露のために同校にいた子供たちから「避難所外の子供」を理由に回収したことが分かった。
市は抗議を受け、返却することにしたが、市の対応に批判の声も上がっている。
市などの説明によると、中居さんは同日、被災した子供と一緒に、市内のバレエ教室の子供に人形や1台数万円のゲーム機を配った。中居さんから「頑張ってね」とプレゼントを手渡された子供たちは大喜びした。
ところが、被災者の子供の保護者らから「ボランティアで訪れた子供が高価なプレゼントを受けるのおかしい」と市職員に抗議。これを受け、市職員はバレエ教室の子供に返還を求めた。ゲーム機を回収された小学4年生の女児は「中居さんからもらったと、友達に自慢しようと思っていたのに」とがっかりしていたという。
一方、市には「子供たちの心を傷つけた」などと対応を批判する苦情の電話が相次いだ。市避難所対策室では「配慮に欠けた」と陳謝。ゲーム機をバレエ教室を通じて子供たちに返すことにした。
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20110627ddlk04040032000c.html
======【引用ここまで】======
このニュースを見て、茫然自失。
個人が、別の個人に対しプレゼントをする。
プレゼントを受け取った側が、「ありがとう」と喜ぶ。
すると、これに不快感を受けた傍観者が、
プレゼントした人ではなく、市役所に対し
「あの人がプレゼントを受け取るのはおかしい」と抗議し、
市役所がプレゼントを受け取った人からプレゼントを回収する。
・・・終わってる。
日本は本当に終わってる。
プレゼントを贈る。
プレゼントを受け取る。
双方合意の上で受け渡しが行われ、双方満足する。
これに第三者が口を挟む余地はないのだが、これを眺めていた馬鹿が、妬みに駆られて介入してきた。しかも、この馬鹿親が市役所を使って介入してきた点で、悪質の度合いは倍増。
この馬鹿親の頭にあるのは、
「なんでこの人がプレゼントを貰えるの!」
「この人が貰うと私の取り分が減る!」
「本当なら私だけが貰えて、優越感に浸れるはずだったのに!」
「私より裕福な人がプレゼントを貰えるのはおかしい!」
という、不快感、妬み、欲だけ。
しかも、これを市役所に抗議し、この抗議に沿って職員がプレゼントを(後に返還したとはいえ)回収してしまったのだ。この職員に、回収してまわる権限なんて有るわけがない。越権も甚だしい。この職員も、本当にどうしようもない。他人があげたプレゼントにいちゃもんを付けて回収するなんて、これはもはやヤクザの所業。
抗議した馬鹿親の頭にも、市の馬鹿職員の頭にも、自由、財産権、私的自治という概念はこれっぽっちも存在していなかったのだろう。こういう馬鹿が集まって、あっちに市町村が補助、こっちに県が課税、そっちには国が規制・・・という事を繰り返した結果、今のような日本になってしまったのだ。
「あの人の方が幸せだ、生活が安定してる、稼ぎが多い」
という事をもって、
「だからあの人から財産を取り上げて、私に渡すべきだ」
と主張するのは、泥棒の考え方だ。
社会に泥棒の考え方が蔓延すれば、その社会はダメになる。
欲しけりゃ稼げ。
稼げなければ施しを乞え。
生存権?所得再配分?奇麗事言ってんじゃないよ。
タダのものは存在しない。誰かがその分を負担している。
貰えて当然なものは存在しない。誰かが無理やり金を払わされている。
嫉妬にかられた馬鹿な泥棒と、行政機関というヤクザが大手を振って歩く。
税金はヤクザのショバ代、みかじめ料と何ら変わらない。行政が暴力団追放の旗を振るのは結構だが、その行政が私人間のトラブルに介入したら暴力団そのものじゃないか。
泥棒とヤクザが結託することで、自由主義は後退していく。
======【引用ここから】======
著者はランズバーグという数学者なんですけど、すごくシンプルに見ていくと、今の税はおかしいと言うのです。彼はそれをこんなふうに表現しています。
子供たちが砂場で遊んでいるんです。ある子はオモチャをたくさんもっている。その子はお金持ちの家の子なんですよ。もう一人の子は家が貧しいからオモチャを一個しかもってないんです。しかし、だからといって、自分の子に向かって「○○ちゃん、あの子はオモチャたくさんもっているからとってきなさい……」などと言う親がいるかというわけです。
======【引用ここまで】======
普通に考えて、そんな親がいるわけがない。
そんな常識知らずな、恥知らずな、図々しい馬鹿がいるわけがない。
いるわけがない、いるわけがない、いるわけが・・・・
○スマップ中居がプレゼントしたゲーム機、石巻市が慰問の子から取り上げる…被災保護者からの抗議受け
======【引用ここから】======
石巻市の門脇中学校の避難所で26日、慰問に訪れた人気グループ「SMAP」のメンバー、中居正広さんが子供たちに配ったゲーム機を、市職員が、クラシックバレエの披露のために同校にいた子供たちから「避難所外の子供」を理由に回収したことが分かった。
市は抗議を受け、返却することにしたが、市の対応に批判の声も上がっている。
市などの説明によると、中居さんは同日、被災した子供と一緒に、市内のバレエ教室の子供に人形や1台数万円のゲーム機を配った。中居さんから「頑張ってね」とプレゼントを手渡された子供たちは大喜びした。
ところが、被災者の子供の保護者らから「ボランティアで訪れた子供が高価なプレゼントを受けるのおかしい」と市職員に抗議。これを受け、市職員はバレエ教室の子供に返還を求めた。ゲーム機を回収された小学4年生の女児は「中居さんからもらったと、友達に自慢しようと思っていたのに」とがっかりしていたという。
一方、市には「子供たちの心を傷つけた」などと対応を批判する苦情の電話が相次いだ。市避難所対策室では「配慮に欠けた」と陳謝。ゲーム機をバレエ教室を通じて子供たちに返すことにした。
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20110627ddlk04040032000c.html
======【引用ここまで】======
このニュースを見て、茫然自失。
個人が、別の個人に対しプレゼントをする。
プレゼントを受け取った側が、「ありがとう」と喜ぶ。
すると、これに不快感を受けた傍観者が、
プレゼントした人ではなく、市役所に対し
「あの人がプレゼントを受け取るのはおかしい」と抗議し、
市役所がプレゼントを受け取った人からプレゼントを回収する。
・・・終わってる。
日本は本当に終わってる。
プレゼントを贈る。
プレゼントを受け取る。
双方合意の上で受け渡しが行われ、双方満足する。
これに第三者が口を挟む余地はないのだが、これを眺めていた馬鹿が、妬みに駆られて介入してきた。しかも、この馬鹿親が市役所を使って介入してきた点で、悪質の度合いは倍増。
この馬鹿親の頭にあるのは、
「なんでこの人がプレゼントを貰えるの!」
「この人が貰うと私の取り分が減る!」
「本当なら私だけが貰えて、優越感に浸れるはずだったのに!」
「私より裕福な人がプレゼントを貰えるのはおかしい!」
という、不快感、妬み、欲だけ。
しかも、これを市役所に抗議し、この抗議に沿って職員がプレゼントを(後に返還したとはいえ)回収してしまったのだ。この職員に、回収してまわる権限なんて有るわけがない。越権も甚だしい。この職員も、本当にどうしようもない。他人があげたプレゼントにいちゃもんを付けて回収するなんて、これはもはやヤクザの所業。
抗議した馬鹿親の頭にも、市の馬鹿職員の頭にも、自由、財産権、私的自治という概念はこれっぽっちも存在していなかったのだろう。こういう馬鹿が集まって、あっちに市町村が補助、こっちに県が課税、そっちには国が規制・・・という事を繰り返した結果、今のような日本になってしまったのだ。
「あの人の方が幸せだ、生活が安定してる、稼ぎが多い」
という事をもって、
「だからあの人から財産を取り上げて、私に渡すべきだ」
と主張するのは、泥棒の考え方だ。
社会に泥棒の考え方が蔓延すれば、その社会はダメになる。
欲しけりゃ稼げ。
稼げなければ施しを乞え。
生存権?所得再配分?奇麗事言ってんじゃないよ。
タダのものは存在しない。誰かがその分を負担している。
貰えて当然なものは存在しない。誰かが無理やり金を払わされている。
嫉妬にかられた馬鹿な泥棒と、行政機関というヤクザが大手を振って歩く。
税金はヤクザのショバ代、みかじめ料と何ら変わらない。行政が暴力団追放の旗を振るのは結構だが、その行政が私人間のトラブルに介入したら暴力団そのものじゃないか。
泥棒とヤクザが結託することで、自由主義は後退していく。
ザッピングでこちらねブログを拝見しました。
気になりましたのでコメントさせて戴きました。
この件では、他ブログやつぶやきを潜ると違う側面が見えてきます。
今回でプライベートで5回目の慰問の中居さんは、通常避難所に事前に連絡の上「炊出し・扇風機・マッサ-ジ機・玩具等」を持って云っているはずです。
当日イベントで避難所のほとんどの親子が不在の中、
偶然その日にボランティアに来たバレエ教室の子供たちが、15台のうち12台の3DSを「私がもらった、DS持ってるけどゲット!ラッキー(当日つぶやいています)と持ち帰ろうとした処、ソレを市議に止められた(共有で使う為でしょう)為、逆切れして、市へ「子供の心を傷つけた」と苦情の電話(バレエ親3件)と新聞社へ都合よく(バレエ親)がリークし記事となったようです。
扇風機やマッサージ機は共有で3DSのみ個人宛てでしょうか
何も知らずに一旦貰ってしまっても、ボランティアで避難所へ慰問に来ていながら、助け合いや、譲り合いのモラルは無いのでしょうか。(中にはその場で返された親御さんもいらしたようですが)違う意味で子供たちが可哀想に思いました。
さらに、この記事はわざと市議側の対応を悪く取り上げようとした悪意を感じます。
片側からの記事を読むと一方的に非難される避難所被災者が少々不憫です。
この件は先月の事なのでもう静かに見守ってほしいと節に望んでおります。