Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

渡り鳥の旅 モンサラズ(Monsaraz)

2013-03-24 23:30:19 | キャンプ旅行ヨーロッパ各地 2012-2013

 

3月10日、日曜日3ヶ月半も滞在したオルニャオのキャンプサイトをでて帰国の途についた。と言っても真っ直ぐ帰れば5日で帰国できるで有ろうスペイン、フランスの道中も立ち寄りたいところを計画していたので、初日はポルトガルで一番見晴らしが良く高所にあるキャンプ場・モンサラズ(Monsaraz)へ向かった。

 

道路も今まで通ったことの無いスペインの国境と平行に北上するN122を走る。3月に入ってからというもの今までのからりと晴れた日は無くて強風、寒風、にわか雨の日々が多かった。この日曜日もしかり、晴れたかと思うとにわか雨、天候不順の一日だった。

それにしてもポルトガルの3月はまさに春たけなわ、道端も色とりどりの花が咲き乱れ,コルク樫の林の下草は白いカーペットを広げたよう。

 

 


時々現れる町の山頂には中世の城砦が威容を誇り、観光案内所には書かれていないポルトガルの城砦が一体どれほどあるのだろうと思う。こんなお城めぐりも面白いかもしれない。



途中に工事途中で廃棄された高速道路の残骸に2箇所も出くわした。3年前に北ポルトガルから南下してきたとき、高速道路と国道、県道が平行に走っているところが多くて何と言う無駄をと思ったが、このあたりもまだ経済危機におちる前に工事着工したものの、昨今の緊縮財政で工事打ち切りになったものと思われる。

 

 

ブドウ畑や牧場の広がる平野をスペイン方面へ向かうと、遠くに小高い山の上のお城と教会の尖塔が見えてきた。山のすそを半周して頂上近くにキャンパー専用の駐車場がありここでは宿泊できる。この駐車場から見える風景が素晴らしい。これで晴天ならばここに一泊してもよいと思ったが、風が強く、にわか雨も降って来た。

 

 

キャンパーを停めて昼食にし、晴れ間に町の正門から散策に行った。石畳のきれいな町で、日曜日のせいか、それとも天気が悪いせいか、人通りが少ない。

 

 


町の中心通りには土産屋さんとレストラン、カフェなどが数軒あるだけ。城砦も誰も居なくて強風が冷たい。急いで写真を写してキャンパーに戻った。

 

この駐車場にはキャンパーが4台停まっていたが、まだ1時過ぎ、次のキャンプサイトを目指してモンサラッズを後にした。もう一度晴天の頃に是非来て見たい所だ。

コメント (1)
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