あと2週間足らずで、私たちはポルトガルへ行く。その間孫の面倒も成長ぶりも見られないので、娘がサファリパークへ行く計画を立てた。
ケントの奥でカンタベリーから近いところにそこはあった。キャンプ熱に燃えている娘はその近くの田舎の農家のキャンプサイトに一泊予約し、私たちはキャンパーで出かけた。
金曜日の朝に準備してお昼12時前にはキャンプ場に着いた。私たちが先に出発したのに、テントと寝具を積んで後から出た娘の方がもう着いていた。
キャンプ場から車で20分ほど、今まで名前も知らなかったサファリパークへ着いた。
広大な山の斜面に虎やライオン、オオカミの檻があり、広い野原には比較的おとなしい動物が放し飼いになっている。山の斜面を登ったり下りたりしての見物は上のトラック?バス?だったが、道が悪くあまりがたがた走るので、写真を撮るのが大変だった。
立派な角を持った牝雄のサイは放し飼い。中国人に角をとって行かれないようセキュリティを厳重にしているだろうね。
12頭の子供達と日向ぼっこをしているお母さん、(名前がわからない)
山の急斜面を上っていくと遠くにドーバー海峡が見えてくる。
キリンの親子は小屋に入っていたが、ここには10数頭のキリンがいるそうな。
実際あちこちの藪でたくさんのキリンを見かけた。今はまだ温かくてキリンも自由に歩き回っているが,厳寒の冬に多くのキリンを収容するのは大変だろうな。
このようなアフリカ産の動物たちは越冬が一番問題になるだろうに、この寒い英国の冬をどうやって生きていくのだろう。
上の野生の猫はあたりの景色と同化して動かないと分からない。説明書ではアジア系の猫らしい。
たった4頭だけのミアキャッツ、壁にもたれて日向ぼっこをしている姿がかわいい。
トラクターバスを降りて、道は緩い上りになる。ここにはジェラシックパークがあり、どうせ数頭の模型がと思って行ったら、ある事あること。
巨大な恐竜から小さな変わったのまで一体何頭あったのか判らない。それにしても古代にこれほど恐竜が生きて地球を歩き回っていたなんて。
ここにあるのはすべて実物大だから、高い木の上に頭が見えてびっくりした。
大きな恐竜は動かなくても怖いのか3歳の孫は急いで通り過ぎるが、この恐竜の頭だけは大喜び。
ジェラシックパークの後には大きな猿の小屋があり、あらゆる種類の猿がいた。どれも網で囲われた広大な遊び場を作ってあり、ここの猿たち、食料の心配もせずにラッキーかも。
でもこの上の猿あまり幸せそうな顔をしていない。