Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

コロナウイルス拡大その後3月26日

2020-03-27 06:28:53 | ロンドン周辺

今日も良い天気だけれど、今朝はとっても寒く裏庭のバケツの雨水に氷が張っていた。

二人で歩いて駅迄行ったけれど、風は身を切るように冷たかった。 近くの駅へ行く道路の駐車場には昨日よりももっと車は少なくなっていた。政府がキャンペインしている自宅勤務のお達しを守る会社が増えたらしい。

今日のコロナの感染者はうなぎのぼりに増えて昨日よりも1日で2158人増加、死者も1日に110人も増えた。イタリアやスペインの感染者や死者とは比べられないが、ドイツなど感染者は英国の4倍近く、しかし死者は英国の半数、どうしたらこうなるのだろうか。

NHSでは医療関係者が足りなくて今日は40万5千人の退職者がボランティアとして駆り出された。酸素吸入器の不足で、電気掃除機メーカーのダイソンが1万台の酸素吸入器の生産を政府から注文された。

21歳の既往症のない,健康な女性が死に、若くて幸い命を取り留めた人達がテレビで、どんなに苦しかったか、どうやって感染しないよう身を守ることの大切さを訴えている。

娘は毎日電話してきて必要なものを買ってくると言ってくれるが、相変わらず新鮮なミンチ肉は何処にもないそうだ。今夕は牛乳を持ってきてくれたがパンは無かったという。

テレビでは朝からNHS の職員へ感謝の気持ちを伝えるために、今夜8時に国民皆が窓やドアから拍手をするとのキャンペーンをやっていた。ちょうど8時、ラジオを付けると さあ皆さん外に出て拍手をしてください。 とのアナウンス。

玄関へ出てみると隣の家族は総出で手を叩き叫び声をあげている。通りのあちこちから拍手と叫び声が聞こえる。国民が一つにまとまった瞬間だった。これで明日はもう勝手に遊びまわる人たちが減るだろうか?感染者が減っていくだろうか?

イタリアでは死者の数が多すぎて、焼却場が間に合わず、軍隊の車で棺桶をよその焼却場へ移動するなどをやっているという。お葬式も家族少人数に限られるというから、家族や親しい人を失った人たちはどんなにつらいだろうか。ただイタリアは死者の数が減りつつあるというからこれだけが喜ばしい。と言っても一日千人づつ無くなっていた人たちが数百人単位になっただけで、まだまだ死者が増えるのだろう。

最近日本のブログを見ていると、あまりコロナの話題が減ってきて、巷では安心感が広がっているように見受けられる。でも東京で急に感染者が増え、小池都知事が今週末は外出しないようと呼び掛けているニュースを見た。まだまだ安心できないコロナウイルス。

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桜と春の花

2020-03-27 00:54:47 | ロンドン周辺

我が家の前庭のレンギョウの横の街路樹は彼岸桜で3月20日に花は終わりかけ、道路の向かい側にこれも若い桜の木がありちょうど満開になった。

 

可愛いピンクの花びらもセミダブルで彼岸桜より1週間遅く咲き出した。

 

 

10メーターも離れていない道端には巨大な白い花の桜の木が2本、今を盛りに咲いている。まるで花簪みたい。

 

そのすぐ近くの細くて弱弱しい若木にはまた違う種類の花が咲いている。花のサイズは我が家の向かいのよりも大きい。ブロムリーのカウンシル(地方自治体)は最近桜の若木を至る所に植えているようだ。

私たちが引っ越してくる前から裏庭の隅にこの椿の木があった。もう20年イチジクの木の陰になって花の時期も知らずにすぎていたが、今年初めて太陽の下で花が咲いた。

今朝日本の人たちのブログを見ていたら翁草と言うのを見つけた。

この方へそ曲がり姫と言う名のブログを書いていらっしゃるが初めて翁草と言う名前を知った。

https://blog.goo.ne.jp/hesomagarihime7102/e/817c8128a7cdc47dce90b0985918d41e?utm_source=admin_appeal&utm  

 

 

毎朝駅まで歩く道路わきの前庭に咲いている花だ。今までアネモネの1種類かと思っていたので、今朝はこの人のブログを見てカメラを持って散歩に出かけた。

とっても印象深い花だがこれが野草だとは知らなかった。

翁草の隣の庭には高さ1メーターくらいの小さな桜が咲いていた。こんなに小さくても花がびっしり咲くのだなーと感銘。

つい先日私のブログに載せたモクレンは花の終わり近く、

歩道に落ちた花ビラが無惨。

あちこち垣根を彩るつややかな新芽が素晴らしい。真っ赤な燃えるような葉が太陽にきらめいている。

我が家の庭にも2本芽を出したこのプランツ、雑草のようであまり好きではないがこれも花が咲いているらしい。面白い花。

ついこの間まできれいに咲き誇っていた椿の花。日本では椿の花は首から落ちると仏壇には決して飾らないと言われていたが、ここの花は落ちない。木にしがみついたまま枯れて茶色に。なんて哀れな最後になっていくか。

 

駅のすぐ近くのお屋敷の前庭に植えられた桜の若木、これこそ花もウルトラ満開。名前も知らない桜の花だ。亭主と二人見とれていた。

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