2週間ほど前、近くのドイツ系スーパーマーケットへ行ったら、キャッシャーの向こう側に箱がいくつか並んでいるのを見かけた。これはスーパーで売れ残りの期限が切れそうな野菜や果物をまとめて箱詰めにしてひと箱1ポンド50ペンス(約240円)で売っているもの。
中にはリンゴ6個、ナシ2個、バナナ4本、ピーマン2個、キャベツ1個そしてまだツボミの水仙8束が入っていた。ふつう水仙1束99ペンス、一束に10本づつ入って80本の水仙、もちろん買ってきました。
裏庭にも同じラッパ水仙が30本近く咲いているが、こんなに安くたくさんの花を楽しめるなんて、なんとラッキーな私。スカイプやフェースタイムで友達に見せて自慢していた。
それとほとんど同じころ、テスコのスーパーマーケットで鉢植えの桜の花を見た。一目ぼれで買ってしまった。
多分河津桜だと思う。コンピューターデスクにおいて毎日飽きずに眺めていた。
数日後には満開になり家の中で春を楽しんだ。
そして昨日今日は若葉が出てきて花はほとんど終わりになった。また来年もこれほど咲くだろうか?
それで思い出したのが我が家から娘宅へ行く途中の家の前庭の素晴らしい河津桜、昨年初めて見てこのブログで紹介したら河津桜だとのこと、写真を撮りに出かけた。
最近天気はいいが風が冷たい、あの家の河津桜はもう散って道端にピンクの花が固まって落ちていた。
これは冬桜か近くの通りのいたるところに咲いている。それにアーモンドのピンクの花、まるで桃の花のようなのが咲きだした。まるで春がいっぺんに来たような感じがする。
明日はポールの遺灰をブライトンの隣町ホーヴの海にまくために、家族や友達と出かける。昨年7月に皆で出かけたが、暑い夏の真っ盛り、海は海水浴客でごった返していてとっても撒くどころではなかった。ホーヴの海はポールが子供のころから好きで一日中海で遊んでいたという。私たちが結婚したころはまだ海がきれいで、早朝潜って大きなカレイをついて朝食に食べさせてくれた。
彼の遺言は 葬式はいらないから死体にダイビングの重りをつけて海に流してくれ。そんな事たとえ遺言でもできません。