ディングルのカラフルな町(写真左下)を通り過ぎて、今日はRing of Kellyと呼ばれるIveragh半島へ向かった。ディングルではまだうす雲だったのに大聖堂のあるキラニー(Killarney)で道に迷い、2回も町の周囲を回っているうちに雨が降り出した。
キラニーからケンメアー(Kenmare)までの国道はKillarney National Park と呼ばれ晴天ならば風光明媚な山道であろう。残念な事に暗い空に小雨模様の道ではすべてがモノトーンに変わってどこを見ても大して感激することも無い。5年前にアイルランド一周したときもこのNational Park を通ったがぜんぜん覚えていなかった。あの時は11月でやっぱり雨の中だったから、今とほとんど同じような景色を見ていたに違いない。
ただ右下の写真の橋と谷川を見て5年前を思い出した。あの時は連日の雨で水かさが増してこの谷川は激流だった。この日のむき出しの岩を見てまったく拍子抜けしてしまった。
谷川のすぐ横の道端にあるこの小さな教会は今日も開いていない。この地域には農家や家らしいものが一軒も見当たらない。無人の教会はどうして建てられたものか?
ケンメアーから海岸に沿って半島の先端を目指す。道は2車線がやっとの田舎道、おまけに天気が悪いと何を見ても楽しめない。途中の町で昼食にしたが、あちこちから何台もの観光バスが町のスクエアに停まり、観光客が傘を差してぞろぞろ行く。一帯何があるのだろうと行ってみれば、狭い石橋から写真を撮っている。ここも水かささえ増せばすごい見ものなのだろうが、むき出しの岩ばかり。
下の写真はお天気も最悪のときに撮ったものだが、ここはRing of Kerry のコースの中では一番美しい風景で知られるCoomacista 山道にあたり、このあたりの小さな入り江では昔から密輸入が行われていたと案内書に書かれていた。
キャンプサイトのあるCarerslveenの近くでは横殴りの雨でどこを見てもうんざりする。この夜は真夜中まで暴風雨で、キャンパーが揺れていた。12時ごろに雨がやんで、外に出てみたら、満月に近い月が輝いていてあまりの変わりように驚いた。
翌朝穏やかな内海では子供たちがカヌーのトレーニングをして歓声がこだましていた。
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