Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

へ‐ドリアンウオール踏破ーBowness-on-Solway

2024-09-04 19:37:40 | 日記

歩きでは最後の朝、朝食の大食堂であのカップルに会った。それで同じエージェントで今日も彼らと同じコースを行くのだと知った。

今日もしっかりイングリッシュ・ブレックファストを食べ、彼らにカーライルのお城を見ていくからと、8時半にはホテルを出た。

ホテルが街の真ん中のせいかあたりの建物は新しくきれいで、ローマ人が作った古い街にはみえない。

ホテルの近くのパブでは、ビールの樽の補充をやっていた。

カーライル城は1092年作られ、それは土と木材で作られていたが1122年ヘンリー1世によって現在の石の建築物になった。場内は軍事博物館になっており、残念ながら開館が10時からでは待って居れない。

街の北側広大なビッツパーク(Bitts Park)は素晴らしく手入れされており、ここが始発と歩道を歩いて大通りにぶつかり、地図を見てもどこだかわからない。

リュックを担いた中年女性にきいた所、連れて行かれたところはお城の前を通って同じ花畑の近く、公園の植物管理のおじさんたち5-6人だった。地図を調べどこかに電話して、此の公園の川縁から出かけられることを確認して、教えてくれた。

昨日の雨で狭い泥道は、水たまりが多い。

雨に濡れた釣鐘草の道が延々と続く。

地図の通り橋の下を通り過ぎて、

階段を降りたり登ったり。

牧場の草原の道には、私が物珍しい見世物になったような気がする顔が真っ黒の羊たちがじっと見つめてくる。

途中からまた雨が降り出し、小さな村のバス停で雨宿り。オーツをハニーで寄せ集めたエネルギーバーを食べ水を飲んで、出発。小雨はB&Bへ行く1-2km手前まで降っていた。

散々歩いて泥水の中にも浸かり、ブーツもレインズボンも泥だらけ、やっと海が見渡せる真っ直ぐなローマンロードにやってきて、まだ4マイル(6.2Km)

 

なんの種類かわからないが鳥の大群が海の方から飛んでくる。それが一グループだけでなく、次々やってきた。

海へ行くまでの草原は、湿地帯で時々牛が草を食んでいるが、誰もいない。海の向うはスコットランド。

 

 

此の長い真っ直ぐな道路はまさしくローマ人が作ったもので、此の写真だけ翌日のバスの中から撮ったもの。B & B へ向かっているときは写真の左側の湿地帯が右にあり、まっすぐの向こうには何も見えない。

海から1メートルは上がった道路脇、嵐のときに打ち上げられた海藻が塀に引っかかっている。あの長い道路にも海水が1メータ以上になるとの警戒インフォメーションが出ていた。

夕方4時近くやっとBowness-0n-SolwayのB&Bについた。7時間半の歩きでそのうち休憩と写真を写すのに30分止まったとしても7時間歩き通して歩数44,501歩 距離15マイル以上(24Km以上)

今日ほど面白くない行程はなかった。道は雨でぐしゃぐしゃ、大きな水たまりがいたるところ、長いローマの道路には花も人も家も見えず、見えたのは鳥が群れて飛ぶばかり。

B&Bにはレストランとバーが有ったので、シャワーのあと夕食を早めにと言ったら、すぐ準備してくれ、ミートパイとマッシュポテト、野菜の付け合せに今回の旅の完歩お祝いを兼ねてビールハーフパイント、6時にはベットへ入ってしまった。


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