Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

パーキンソン病 チャリティウオーク

2024-09-15 05:20:13 | 日記

今日9月14日は最近では珍しく1日中太陽が出て、雨が一度も降らなかった。気温はあまり高くなく日中温度が20度くらい、チャリティウオークにはうってつけの日和だった。

パトリックの一番下の弟はまだ45,6歳で今春パーキンソンと診断された。今日はパーキンソン病の原因解明と治癒を目的とするParkinson'sUK の研究費用募金のチャリティウオークで、彼らの両親は北アイルランドからやってきて参加。

日頃疎遠のパトリックのお姉さんもやってきて、以前ジョギング中に転んで腰を痛めた父親と一緒に6マイル(9.6KM)を歩いた。

 

今朝9時過ぎの電車でヴィクトリア駅に行き、電車乗り換えて、バタシーパーク(Battersea Park)の駅で下車。バタシーパークは200エーカのヴィクトリア時代に作られた公園で、道の両側に延々と続く巨大なプラタナスの並木がすばらしい。

天気が良い日の公園は散歩する人やジョギングする人達で活気があり、大きな池の縁ではアヒルに餌をやっている子供も楽しんでいる。

此の日の参加者は1000人近く、ほとんどの人たちが近親者や友人にパーキンソンを患った人たちがいる(らしい?)というのは歩いている人たちの背中やリュックにおじいさん、父親、おばあさん、友達など張り紙がしてあって。彼らが誰のために歩いているかがわかる。

出発前に皆集まって準備体操、

距離は1.5マイル(2.4km)と6マイル(9.6KM)があり、子ども連れや足の弱い人は1.5マイルを、私はもちろん6マイルを選んだ。

 こんな小さな子供も元気に歩いている。1.5マイルは公園内を2周り?

6マイルは公園を1周したあとテームズ川の川縁を橋下3橋通り抜けて、ワンズワース・ブリッジ(Wandsworth Bridge)で橋をわたって川向うの高級住宅地、チェルシーを通り抜けて、アルバート・ブリッジ(Albert Bridge)から公園へ戻るというもの。

川の両側は新しいビルが立ち並び、全く外国へ来たみたい。

途中にパーキンソン病の症状についての張り紙がしてあった。

川縁では向かって歩いてくるグループもほとんどがチャリティウオークの人たちで、心臓病のチャリテイ‐、癲癇(Epilepcy Society) 灯台(Light house)のチャリティーなど多分10種類くらい違うチャリテーの人たちに会った。

ここはワンズワース橋の上から来た方向を撮したもの。

此のビルの下の川縁を歩いて来たが、川の反対に来て初めてその偉大さ、奇妙さがわかる。まるでメカノを組立てたみたい。

川縁にこんな子どもの遊び場、此の男の子は一人で遊んでいた。

川向うの新しいフラットらしい、こんなに新しいフラットや住宅がどんどん建っていても、此の国は住宅難であえいでいる。

このあたりチェルシーの高級住宅地。

ウルトラモダンなフラットの横に古そうな教会。

巨大な工場を改築して高級フラットにでもするらしい。

道端で道案内の二人、I love your hat (貴女の帽子が素敵よ)と言ってくれ ティシャツとマッチするでしょ? 

此のアルバート・ブリッジを渡るとすぐバタシーパークが見えている。

約2時間で6マイルを歩いてきた。此の日のために私の近隣コミュニテイにスポンサーを呼びかけ、4人の人たちと日本人の友だち一人がスポンサーをしてくれた。(トータル70ポンド)

パトリックの弟は自分が患っている身ながら美人の奥さんと二人の小さな娘の4人で6マイルを完歩して10、000ポンド(2百万円)のお金を集めた。今日の最高金額だった。彼とすればなんとかして完治したい一心だろう。パトリックのお金持ちの友達がたくさんスポンサーしてくれたらしい。

午後3時パトリックの家に集まった11人は、私の娘が行かないでクッキングしてくれたおかげで、夕方までのんびり昼夜兼の食事で楽しんだ。

 

 


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