じくじく片頭痛。どうも、ren.です。
なので今日は簡潔に。
● 「アルシャードガイア リプレイ 君といるセカイ」 藤井忍/F.E.A.R./ファミ通文庫
予約から3ヶ月。ようやく変えたよ。
あまりに手に入らないから、何かの理由で回収でも掛かったのかと思った(w
それとも、そんなに売れたのかしらん。
……届いたのは、初版。
なんでじゃー。
この作品はFBオンラインにて連載された「アルシャードガイア」のリプレイ。
新進GMである藤井さんが、F.E.A.R.社長の鈴吹太郎さん、同副社でALGデザイナーのきくたけさん、同デザイナーの井上純弌さん、遠藤卓司さんというTRPGプロ相手に腕を振るうという、まあ、ある意味身内ネタ(w
リプレイは面白いですが、実際、F.E.A.R.リプレイ初心者は置いてけぼり?
4つの並行世界の命運をまかされた男子高校生4人が、それぞれの世界の女の子(並行世界なので同一の存在だが、性格はばらばら)とともに隠された真相に迫るという展開。
GMの"殺意"の高いシナリオに、ベテランPLも舌を巻く。
一方GMも、PLからパートナーのロールプレイに駄目だしを喰らいたじたじ。
つか、遠藤さんの"ツンデレロールプレイ指南"は、勉強になるわぁ(w
後半のもう一本は書き下ろし。
深くは突っ込みませんが、日本という宗教に緩い国らしい話でした(w
ラストの展開と挿絵は、もしかして「11人いる!」なのか?
いよいよ明日「怪獣バスターズ」発売!ren.です。
内容が発表されてすぐに購入資金は別にしておいたので、問題なし(w
公式サイトの壁紙でイモトアヤコのもっている武器が、「ウルトラマンネクサス」のディバイトランチャーなのが気になるのですが、ナイトレイダーの制服もあるのかな。
個人的にネクサスは面白かったので、ぜひ戦える怪獣にスペースビーストも欲しいところ。
■ 「ダブルクロス3rd・リプレイ ジェネシス 2・日常のボーダーライン」
伊藤和幸/F.E.A.R. /富士見ドラゴンブック
あやめの特殊性がピックアップされた、DX3リプレイの2冊目。
でも、神月と霧谷の親馬鹿っぷりのほうが印象深いという。
一歩踏み違えると、通報モノだぞ(w
DX3としては、新たなDロイス、そしてレネゲイドビーイングという新たなファクターが登場。
後者は特に話に大きく関わってきますが、結局Dロイスは起源種や古代種が特殊性が高いようで、その辺はあまりDX2と変わった感じはしませんね。
ところで、これはF.E.A.R.リプレイ全般にいえるのですが、今回もルールブックのルールを応用した仕掛けが推奨されるリプレイになっていますよね。
これ、実際に同様に遊んでみると好き好きなんですよねぇ。
GMとしては応用ルールを考えるのが骨な割に、PLがその仕掛けにハマれずにストレスにしかならなかったりして……実際、私はそういう経験が多いです。
身内では「F.E.A.R.リプのジレンマ」と呼ばれています。
もちろん、ルールブックどおりに遊んでも十分面白いのですが、リプレイのような遊び方をしてみたいのも確か。
まあ個人的には、ゲーム性よりもストーリー性や、PCを演じていて気持ちのいいシナリオが好きですが。
曇天の下、買い物に周っていたren.です。
しかし、思っていたものは見つけられず。
小型のモノポッド(一脚)がほしかったんだけどなぁ。
それにしても、カメラ屋がなくなったものだ。
銀板からデジタルに移行した頃、ばたばた潰れましたからね。
今では、大型家電店でしかカメラも用品も買えない有様。
デジタル一眼が広まっていますが、いまさらカメラ店の復興は無理なのかな。
■ 「ダブルクロス3rd・リプレイ ジェネシス 1・放課後のアルテミス」
伊藤和幸/F.E.A.R. /富士見ドラゴンブック
ダブルクロスの3rdエディションがついに発売。
同時にこのリプレイがスタートしました。
GMは「DX2エクソダス」の伊藤さん。
PC1、UGNチルドレン・陸原コウに、DX3デザイナーの矢野王子。
PC2、一度死亡し覚醒する少女・敷島あやめに、はわっ藤井忍さん。
PC3、正義の弁護士・神月正義に、「火の国 風の国物語」の作者・師走トオルさん。
PC4、猫のハンドラー少女、陸原瞳に、鈴吹社長。
ここから仕切りなおしということで、良くも悪くもDXらしい話。
DX2経験者なら、数字的な部分が変わった程度の感想だと思います。
実際、シンドロームやエフェクトにはほとんど変化がありませんし、多少世界の時間が進んだだけで、やっていることは何一つ変わっていませんからね。
個人的に、HPが増えたのは、大変歓迎すべきところです。
今までは"攻撃を受ける=リザレクトorタイタスが減る"でしたからね。
これで回復系エフェクトの出番も増えるというもの。
今までは「番長学園!!」並に、"HP1でやるゲーム"だったからなぁ(w
リプレイとしてもまだまだ話が始まったばかり。
謎の転校生の動向やいかに、といった感じですね。
父の日課である犬の散歩に同行したren.です。
散歩先の公園に分からない鳥がいるというので、判別をしに。
……お、いたいた。
ただのハクセキレイやーん(w
まあ、幼鳥なので模様が判別しにくいですけれど。
■ 「ダブルクロス・リプレイ・ジパング 2 日ノ本ビッグバン」
田中天/F.E.A.R. /富士見ドラゴンブック
これがッ! これがッ! これがダブルクロス2nd.」の最終巻だッ!
……いいのか、本当に(w
というわけで、大奇天烈戦国レネゲイドアクションも最終巻。
新登場の魔界十字軍は27体以上!
どれもこれもひどいぞ!!(w
まあ、これ+信長、蘭丸ですから、どれほどの詰め込みようか予想いただけるかと。
さて、ここからネタバレ。
やはり、日本の武将や歴史に詳しくないと、楽しめないなぁ、というのが率直な感想。
私にはよく分からないところが多かった。
風俗史や文学・美術史なら興味のあるところなのですけれどねぇ。
いや、歴史が愚弄されていることは分かるし、面白いんですけどね(褒め言葉
イクフサ=勇太という仕掛けは、TRPGだと珍しいサプライズでした。
まあ、何度も起きたフラッシュバックで先が読め、少々興ざめではありましたが。
でもま、ある意味反則技だよなぁ。
こういうお仕着せが嫌いなPLもいるでしょうから、真似は早々出来ません。
時間冒険モノのお約束でもある、別れのシーン。
最も泣かせるシーンのひとつですが、TRPGリプレイだと難しいですよね。
絆の強さを見せなければいけなかったわけですが、2巻、4セッションだと物足りなかったかな。
イクフサに比べて、浄ノ進と才蔵の真弓との掛け合いは、パーティーとしての関係でしたからね。
でも個人的には、才蔵が初めて女の子らしい涙を見せるというのに、一番グッときましたよ(w
ところで「学園キノ」といい、見開きを丸々使うデカ文字ページは、流行りなの?(w
「A列車で行こうDS」のコンビニ決済をしてきたren.です。
フライング情報によると、ずいぶんと出来が良いようです。
楽しみ一杯、胸一杯。
届くのは発売後の明後日以降になるだろうけど、仕方がない。
● ダブルクロス・リプレイ エクソダス 3・愛しきプレシャスタイム
伊藤和幸/F.E.A.R. /富士見ドラゴンブック
2巻ラストでPC1ジャーム化というハプニングを迎えたエクソダスシリーズ。
以下ネタバレですのでご注意を。
まもなくネタバレゾーン
というわけで真也のジャーム化について。
結果として「ジャーム化を治す」ではなく「ジャームじゃないものにする」という解決法でした。
なるほど、それならDX2の根幹である部分を侵すことはありませんね。
最終的には電子生命体にまで進化するとは、DX2はSFだな(w
さらに最終的には、エミリアが自ら自立判定失敗を選びジャーム化。
真也の力でともに同等の存在となり、宇宙の彼方に旅立つとは。
これもまた、DX2のルールと世界観を逆手に取った展開ですね。
にしても、藤澤さなえさんのヒロイン力、ロールプレイ力の高さはすごいですね。
グループSNEにはもったいない存在だ(を
あと、もったいないのはやはり、真也の父親・昌喜ですね。
真也がジャーム化しなければ、もっと登場できたんじゃないだろうか(w
立場的に、ちょっともったいないキャラクターでした。
グレムリンとの絡みとか、ここに到るまでの旅の話とか、それだけで一つのシナリオになりそうななんだけれどね。
真也のジャーム化により、矢野さんが演じることになったのがグレムリン。
死んだNPCであるピクシーの設定を使うところ辺り、さすが巧み。
ラストカットのスーツ姿がかわいらしい。
あと、矢野さんが「ねー」と同意の返事をしてると思うと、超萌え(w
残念なところは、目に付くところに誤字誤植が目立つこと。
なぜかシリアスなシーンに限って多いような気がします(w
それにしても、まさか本の発売時期に、ロケットだ、衛星だ、迎撃ミサイルだ……なんて事件が重なるだなんて、セッション中には夢にも思わなかっただろうね。
またぞろ、PCモニタの調子がおかしいren.です。
ここひと月ぐらい、暗くなることがなかったので、直ったかと思ってたのですが。
やはり、機械が自然に直ることはないか(w
CG作業では、かなりの困り事。
そうでなくとも、眼の疲れがひどいというのに
■ 「ダブルクロス・リプレイ・ジパング 1 戦国ラグナロク」
田中天/F.E.A.R. /富士見ドラゴンブック
天さん節炸裂のトンでも戦国時代絵巻、ここにスタート。
信長と世界中の神話がタッグを組んで、日本征服に乗り出した!?
……もはや、ダブルクロスである意味はない(褒
戦国の世に召喚されし女子高生・天野真弓に、リプレイ初登場の水野暁子さん。
ツンデレ大魔縁・イクフサに、「DX2トワイライト」ギヨーム役の細野君郎さん。
人形遣いの喀血修験者・山住浄ノ進に、DX2デザイナーの矢野俊策さん。
最強の美少女忍者・霧隠才蔵に、フリーライターの中村知博さん。
あの歴史上の人物がこんなことに!?
……というのが、天さんリプレイの特徴。
「DX2トワイライト」のナチガメッシュ、ちょっと立場は違うけどクレオパトラダンディなんかは、まだまだ記憶に新しいところでしょう。
今回も、あの戦国ヒーローが大変なことに(w
……それだけに。
この時代の日本史や、武将に詳しくない私は、40%くらいしか楽しめてないんでしょうね。
もちろん作中で「ゲームや大河ドラマ程度の知識で十分」とされていますが、私はどちらも、まったく観てないものなぁ。
ギャグやドタバタシーンでは、引きつり笑いが出るほど笑ってますけれど。
それだけに、自分の知識のなさが残念。
道の具合にやきもきするren.です。
先日の雪が融けてきたので、頃合を見計らってバイクを保管してきたいのですがね。
できればこの連休中に持って行きたいのだけれど。
バイクといえば、ニコ動にまた「RS」の動画をアップしました。
画質のテストも兼ねているのですが……いまいちだねぇ(w
うーむ、画質とファイル容量が両立できる方法はないものか。
やっぱりWMエンコーダじゃ限界があるのかな?
■ 「ダブルクロス・リプレイ エクソダス 2・愛しきプレシャスタイム」
伊藤和幸/F.E.A.R. /富士見ドラゴンブック
表紙にも登場のアイヴィ。
イラストの、しのさんがPLを担当しているためか、今回も口絵で顔が崩れてます(w
挿絵のデフォルメ真也&エミリアもかわいい。
「エクソダス」でちょっと、芸風が変わった?
ここから内容について、大きなネタバレがあります。
読んでいない方は、絶対にここから先を読まないでください。
これは、著者の伊藤さんも作中で再三、警告しています。
今回、先入観無しに読んだ方が、絶対に得(?)をします。
まもなく、ネタバレゾーン
ここから内容について触れます。
ネタバレ派の方は、自己責任でお読みください。
いやー……PCでジャーム化キャラが出ましたね。
「オリジン」3巻で、春日令央がジャーム化してますが、今回は主人公の真也が、ってんだから驚いた。
せっかく古代種の解決方法と、母親が登場したというのに。
GMは予定が狂って大変だなぁ(w
正直な話、「エクソダス」1巻を読んだ時は、DX2リプレイとして一見目先が違っていますが、結局、今までのリプレイと大差ない異能力アクション物だという印象でした。
確かに毎回、新しい遊び方を提示してはいましたが、大きな驚きはありませんでした。
それが今回、ある意味タブーである主人公のジャーム化が、公式リプレイに登場。
ルール的にはジャーム化したら、以降はNPCな訳ですが、この本が最終巻ではない。
ということは、何か解決法が提示されてしまうのでしょうか。
それをやってしまうのは、プレイの枷を無くしてしまう事に違いありませんが。
実際、ファンタジーTRPGの多くには、生き返らせの手段が多くあります。
そのためか、最近は死に対しての緊張感が希薄なリプレイが多い気がします。
SWリプレイでは結構、PCに死人が出ていますが、死亡判定失敗のショックは大きくても、結局その後、高位プリーストによって生き返らされて「逆キルマーク」が持ちネタになってしまうくらいのエピソード。
DX2では、死以上にジャーム化はショッキングなファクターなだけに、今後が気になります。
まあ、どうやら「エクソダス」終了後には、いよいよ「DX3」が登場するようですから、そこに関しての布石になるのかもしれませんけれどね。
ジャーム化には対処法は見つかっても、さらに厄介な危険が見つかるとか。
まあ、それだと乱暴で驚きのない展開ですけれど(w
もう、エミリアのラブラブとか、ピクシーがスパイだったとか、真也の母親がナイスなキャラだとか、マスターファントムの撃退とか、そういうのも全部、頭から吹っ飛んでしまったこの事件。
期待と不安を胸に、次巻を楽しみにするとしましょう。
完璧に風邪を引いたren.です。
昨夜、うっかり窓を開けたまま転寝してしまい、激寒さで目が覚めました。
それ以降、喉と頭が痛い、痛いorz
眠気はないのでごろごろしながら、買ったのをすっかり忘れていたこれを読んでました。
● 「ナイトウィザード2nd.リプレイ 愛はさだめ さだめは死」
田中天/F.E.A.R. /ファミ通文庫
ナイトウィザード2nd.のリプレイ。
発売は3月末。
5ヶ月も寝かせてしまった(w
なので、いまさらのレビューですので、そこんとこよろしく。
GMが天さんといえば、大惨事リプレイ。
いやま、プレイヤーでも、比較的大惨事ですが(w
今回も独特のノリと、色々と驚異的なダイス目は健在。
しかし、F.E.A.R.のジュブナイル小説的な雰囲気にはぴったり。
プレイヤーは、魔王の身体を持つ少年・夜見トオルに、田中信二さん。
精神寄生体・ゲシュペンストに乗っ取られた少女・子ノ日葵に、菊地たけしさん。
風水少女・鳳凰寺麒麟に、細野君郎さん。
脳みそスライムな防御系ヒーロー・橘輪之助に、矢野俊策さん。
表題でもある前編「愛はさだめ さだめは死」は、1人の少女を巡る人と魔王の鞘当。
人ならざるものが報われぬ恋をするというのは、「フランケンシュタインの怪物」を引き合いに出すこともないほど、いかにも天さんが好きそうなモチーフ。
なかなかに切ない一本。
そして後編の「禁断の封印」。
えーと……飲み食いしながら読むこと禁止(w
今回予告を読むところからクライマックスまで、必ず1ページに1度に吹きます。
というか、今回は天さんだけじゃなく、きくたけさんもやりたい放題だよなぁ。
F.E.A.R.作品はGMとしてもプレイヤーとしても、デザイナー自らが無茶苦茶する傾向がありますよね。
我々遊ぶ側がどうとでも遊べることを、公認として見せるためなんでしょうけれど。
遊びの幅を広げたり、TRPGに興味を持たせる効果はあるでしょうが、逆に初心者への敷居を上げてしまったり、遊び方を勘違いさせてしまっているところもありますね。
読んでいるだけなら、面白いんですけれど。
昨夜は地震に驚いたren.です。
震度2以上の揺れは久々でしたよ。
高いところに飾ってあったニポポ人形が落ちる落ちる(w
今日はかなり暑い一日でしたね。
夏らしい入道雲もモクモクモク。
地震雲?
んなもんはあるわけが無い(w
■ 「ダブルクロス・リプレイ エクソダス ①悲しきランナウェイ」
伊藤和幸/F.E.A.R. /富士見ドラゴンブック
やはりDX2の表紙といえば、しのとうこさんですね。
「ゆにばーさる」はやっぱり、異色過ぎる(w
ファルスハーツ内部組織・ファントムセルによって最強の超人(オーヴァード)へと改造された、Xナンバーズ。
その中に、ごく普通な高校生だったはずの諏訪原真也がいた。
彼が拉致・改造された時同じくして、X島から脱走しようとするXナンバーズ……エミリア、アイヴィ、ガブリエル、そしてピクシーがいた。
彼らの辛く悲しい逃亡劇が始まる───。
内容は超ハード。
敵を倒す後味の悪さは、全DX2リプレイで最高峰ではないでしょうか。
「ゆにばーさる」と同時刊行なのが、わかるような、わからないような。
さすがGMがハードボイルド路線の伊藤さん。
まあ、しっかりとシャイなところも見せ付けてますけれど(w
プレイヤーは、PC1・諏訪原真也には、DX2の父・矢野俊策さん。
PC2・エミリア・ラウラには、ビッグゲストのグループSNE・藤沢さなえさん。
PC3・アイヴィ・ノールズに、表紙・挿絵のしのさん。
PC4・ガブリエル・ガルシアに、鈴吹太郎F.E.A.R.社長。
エミリアの超巨大鎌に一目ぼれ。
私は個人的に、剣(ソード)以外の武器に目がありません。
ポールウェポンとか、斧とか、単分子ワイヤーとか、大好きです(w
それにしても、最近はF.E.A.R.とSNEの交流が活発ですね。
お互いの作品リプレイや、「ふぃあ通」でのコラボが多くなりました。
「東のF.E.A.R.、西のSNE」で、作風もポリシーも正反対。
一昔前は「仲が悪い」ともいわれていました(そんなことなかったようですが)。
というわけで、そろそろMAGIUSを復活させてくれませんか?
力になりますから(を
SNF1オーナーのren.です。
本日、SNF1リプレイを更新しました。
4年目の第11戦、ドイツ・ホッケンハイムGP。
前回はついに初のポイントを獲得したSNF1。
先日行われた現在のホッケンとは違う、懐かしの黒い森。
微笑むは、森の悪魔か、荒神か(w
■ 「ダブルクロス・リプレイ ゆにばーさる ~果て無きカーニバル~」
矢野俊策・他/F.E.A.R. /富士見ドラゴンブック
今までのDX2リプレイとは革新的に違う表紙(w
表紙でもわかるとおり、今回はDX2一の変化球ステージ「アキハバラ」が舞台。
なんというか……すごいタイミングでの出版になっちゃったねぇ。
あとがきでも一言触れられていますけど、おそらく執筆・出版側も驚いたことでしょう。
従来は1冊2編という攻勢がほとんどだったDX2リプレイですが、今回は3篇収録。
なお、表紙に登場の薬王寺結希は、全てに登場。
さすが「全滅支部長」(w
1篇目は「矢野さんによる「Chrome Dome」。
一言でいえば、"萌え擬人化"。
登場するPCは、遠藤卓司さん演ずる加賀十也と、田中信二さん演ずる黒須左京。
私は「アルターライン」を読んでいないので、初めて見えるコンビ。
今では男同士のコンビのリプレイってないので、新鮮。
2篇目は伊藤和幸さんによる「災厄の聖杯」。
一言でいえば、"獣性"。
登場キャラが、こちらは複雑。
まず、DX2リプレイ本第1弾シリーズ登場の、かわたなさん演ずる檜山ケイト。
DX2のソースNPCである神城早月の姉という神城日向を矢野さんが。
さらに平安時代ステージから、サー・ガウェインこと嵯峨童子が登場し、PL遠藤さんということが判明。
そして初作成キャラとして、イラストレーター・すがのたすくさん演ずるヤンデレメイドの頚城智世。
ゲームにはシナリオクラフトというランダムツールが使われているのですが、これが面白い。
DX2を遊びなれていないと難しいかもしれませんが、これは色々と応用できそう。
3編目は、前述の結希を演じていた藤井忍さんがGMの「ティーパーティーへようこそ」。
一言でいうなら、"はにゃあ!"(w
登場キャラクターは、やはりクロスオーバー。
大畑顕さん演ずる、「オリジン」のPC1高崎隼人。
そして矢野さん演ずる「トワイライト」のフィン・ブースロイドが、80歳の好々爺(?)として登場!
さらに、挿絵は「オリジン」で狛江を演じた安達洋介さん。
F.E.A.R.は野放図な萌え擬人化には「NO!」らしい(w
わからないでもないですが。
全篇小ネタたっぷりで、読み応え十分。
ギャグ色が強いですが、しっかり硬軟相揃ったDX2ですのでご安心を。
先日、プレイヤーとして参加したDX2キャンペーンが終了したのですが、今度はどんなキャラを作ろうかと、モチベーションが上がりました。
同日発売の「エクソダス」は、また後日レビューします。
SNF1リプレイ更新しました、なren.です。
相変わらず頭は痛いですが、とりあえず生活に支障のないレベルです。
ご心配ありがとう。
つか、市場が片頭痛対策本だらけだ(w
頭痛を抱えておきてみれば、氷室冴子さんと野田宇宙大元帥の訃報orz
特に野田昌宏さんにはショック。
ガチャピンも喪に服さなきゃね。
● 「アルシャードガイア リプレイ 未来(ゆめ)へのコンタクト」 矢野俊策/F.E.A.R./ファミ通文庫
前半の「宿縁の双眸」はFBオンラインで連載していたもの。
後半はとり下ろしの「表裏の街」を収録。
今回の目玉は、なんと言ってもきくたけさん演ずる宮沢家長男・虎吾郎。
FBオンラインでの連載でも印象的でしたが、今回のアレはひどい(褒め言葉
思わず本を閉じましたよ(w
挿絵のぽぽるちゃさんもノリがいいこと。
「宿縁の双眸」は、私好みなタイムパラドックスネタ。
ガイアにはリターナーというクラスがあるんで、扱われやすいですね。
まあ、今回は結構変化球ですけれど。
厳密にパラドックス理論を使うと、おかしな箇所もありますが(w
「表裏の街」では、一風変わったダンジョンもの。
ぶっちゃけ、アナログ向けじゃない仕掛け(w
ビデオゲームのRPGやADVなら、処理も簡単でしょうけれど。
まったく、F.E.A.R.リプレイのGMさんがたは、毎度難しい仕掛けを導入するものです。
でも、オフィシャルがそれだけやってくれるからこそ、ユーザーも冒険できるんですよね。
また、ついに宮沢家母親・あざみさんにスポットライトが。
ちょっと気恥ずかしいほどのハートウォーミングリプレイ(w
床屋に行って来たren.です。
行きつけの床屋は毎回、「何cmくらい切りますか」と聞いてくるのですが、知らんがな(w
髪の毛の長さを数字で覚えたことなんてありませんよ。
あぁ、そうそう、SNF1オーナーとしても。
本日、ニコニコ動画のリプレイを更新しました。
第7~15戦目までの経緯のまとめ動画(OP一部差し替え)と、第16銭日本・鈴鹿GPの、2本の動画をアップしています。
いつもどおり、投稿者コメントで無駄話もしております。
よろしければ観てやってつかぁさい。
■ 「ダブルクロス・リプレイ・ストライク3 天からの逆襲」
小太刀右京/F.E.A.R. /富士見ドラゴンブック
ベクターキャノン!(違
なんか、妙にエロいマーヤ。
そして、今回も主人公達は帯の下に。
ある意味、いやそのままの意味でうらやましい位置(w
今回は二人とも、帯の下でも本望でしょう(w
挿絵の石田ヒロユキさんは、この作品をずいぶんと楽しんでいるように見えます。
どのキャラクターも生き生きとしていて、リプレイの印象を倍増しています。
特に気に入っているのは、やはりこのマーヤとエルキュールっぽいですが、今回はモルガンもやけにかわいらしい。
……いや、違う。
モルガン自体がかわいい……いや、モルガン役の三田誠さんがかわいいんだ(w
いわずと知れた、「レンタルマギカ」の作者さんですが、残念ながら私は原作小説もアニメも観ていません(放送はしていました)。
たぶんファンは、これを読んだらイメージ壊すんじゃないかしら。
いや、それともこういうモノなのか(を
シャル(矢野さん)「三田さん、ラノベ作家って辛いっすね……。」
というわけで、ストライク1、2巻のキャラ・PLが勢ぞろいの3巻。
元々、「ダブルクロス(DX2)」のステージをチャンポンするのが目的だったリプレイですが、今回、"エンドライン"の世界に行ったことでそれが際立ちました。
何せ、ここまで出たDX2リプレイのキャラクターが色々と立場を変えて出てきますからね。
"エンドライン"は、アメコミ・マーヴルの「エイジ・オブ・アポカリプス」のDX2版。
あることをきっかけに、善悪や人の立ち位置が正反対になってしまったパラレルワールド。
「無印リプレイ」のPC陣や、「オリジン」の高崎隼人、辰巳狛江といった面々がどう立場を変えているのかを楽しめるのは、DX2リプレイを長く読んでいる者の特権でしょうね。
あと、今回はストレートなパロディが目立ちました。
GM「笑えばいいと思うよ そうか」(新世紀エヴァンゲリオン)
勇 「こんな本が出ているとは、便利な世の中になったものだ」(究極超人あ~る)
でも、誰も突っ込まない(w
ストーリーとしては、やはりパラドックスネタが面白い。
"存在を覚えられていなければ、存在していないことに等しい"
まあ、実際にはどんなに忘れられようが、個の存在がなくなるわけではありません。
しかし、こうした脳科学や哲学的なギミックは、DX2によく似合う。
今回で「ストライク」は終了でしたが、ハードSFからギャルゲーまでを内包するDX2というゲームのすごさを感じる、すごいリプレイでした。
今後もDX2リプレイは2本が予定されていますので、それも楽しみにしましょう。
とくに「ダブルクロス・リプレイ ゆにばーさる」は、タイトルからしてステージ"アキハバラ"!
萌えレネゲイドの威力を思い知らせていただきたい(w
スーパーニコニコF1オーナーのren.です。
今日でハンガリーGPまでを更新しています。
ニコ動アカウントをお持ちで、F1、経営SIMの好きな方はぜひどうぞ。
●SNF1 リプレイ
● 「アリアンロッド・リプレイ・ハートフル5 約束のアンサンブル」
久保田悠羅/F.E.A.R.富士見ドラゴンブック
なんか、妙にイエミツとケセドがかわいい(w
「ハートフル」もこれで完結。
最後のシチュは、前巻で占拠されてしまったエルクレスト・カレッジの奪還。
某洋画を彷彿とさせます(w
今回もシナリオには一風変わった仕掛けが。
特に、前編第9話の過去と現代のリンクは、なかなかに興味深い。
巻末でも説明されていますが、時間旅行系SFではよくある話です。
私が思い出すのは「仮面ライダー 正義の系譜」なのですが(w
過去でいじった物が現代に繁栄されるという、一種のタイムパラドクスが面白い。
こうした仕掛けをアナログのTRPGで遊ぼうというのが、また面白い。
その分、後編には一応時間制限を表すアラームポイントという仕掛けがありますが、そう凝ったシナリオではありません。
しかし、キャンペーンシナリオ最終話としての大きな仕掛けがあります。
長かったキャンペーンですから、読者としても感慨深いものがあります。
特に、NPCとPCの係わり合いがまさに「ハートフル」なシナリオでしたので、最後のエンディングフェイズでは、思わずほろリ。
個人的には、カッツのエンディングで本当に涙がにじみました。
最後には、次期アリアンロッドの展開も告知されています。
次のリプレイには、声優TRPG部部長・大竹みゆさんが登場とのこと。
アリアンロッドは個人でプレイしているそうなので、玄人プレイを見せてくれるのか(w
昨晩は楽しい時間を過ごせたren.です。
話題が合う友人とは、時間を忘れて話せるものです。
おかげで日中は沈没したけれど(w
■ 「ダブルクロス・リプレイ・アライブ 4 悠久の光」
矢野俊策/F.E.A.R. /富士見ドラゴンブック
ついに表紙になれなかった柳也(w
最終巻にふさわしい、内容の詰まったりプレイでした。
笑いあり、涙あり、出会いあり、別れあり。
TRPGリプレイの様相も、随分と変わったものです。
その昔なら、「ソードワールド・リプレイ」でPLが感情的になったシーンがあっただけで、話題沸騰したものですけれどねぇ。
F.E.A.R.製ゲームは、ラノベやアニメのようなケレン味のある物語を共有するには、本当に優秀なツールだということでしょうかね。
今回は挿絵でもセクションごとに、しのとうこさんのラフ画風イラストが味を出しています。
公式サイトでは、その精緻な設定画がみられます。
今巻のカラー口絵の1枚目で、銀目の鴉に惚れました(いまさらw
プレイ模様では、ミナリ(安達洋介さん)の暴走っプリと、柳也(伊藤和幸さん)の困惑っプリが目立ちました。
後者については、現在公開中の「ふぃあ通」でも垣間見れますが(w
鴉への薫(田中信二さん)の不意打ちの一言、ラストの紫帆(しのとうこさん)の解法といった、プロリプレイヤーならではの行動も素晴らしい。
先読みのセンス、ルールの熟知という、私のようなノーテンキPLには縁の遠い技術ですな(w
DX2リプレイシリーズの中でも、最も身近でいて最も異端の「アライブ」。
私はこれが一番好きですね。
なんだか、紫帆の悩み方がDX2キャラの中でもリアルなんですよね。
共感しやすいというか。
今後も新シリーズが開始されるようですし、楽しみにしましょう。
ところで、230ページが乱丁なのか、本のノドのところに文章が巻き込まれて、読みづらくなってます。
私の本だけかな?
4時間で積雪30cmの札幌からren.です。
明け方5時に寝た時には、まったく積もっていなかったんだけれどなぁ。
まあ、札幌管区の天気予報も、たまには当たるということです(w
では、昨日ペンディングしたこちらを。
■ 「ダブルクロス・リプレイ・ストライク2 天からの呼び声」
小太刀右京/F.E.A.R. /富士見ドラゴンブック
PC1交代劇により、PC4に降格された以蔵は……
今回も帯の下。つーか、小っさ!!(w
というわけで、前回PC1だった奇怪生物・田中天さんに変わり、PC1・久坂勇を演ずるのは、GM・小太刀さんの旧友、スーパーサラリーマン・加納正顕さん。
前回、未来から来たロボ娘・マーヤの三輪清宗さんと入れ替わりでもあります。
この以蔵・勇コンビ……というか、天・加納コンビの破壊力が、今回の肝(w
真面目も馬鹿もシンクロしまくるこの2人の行動が、爆笑も涙も2倍10倍にしてくれます。
おかげでこのリプレイを読んでいたら、泣き笑いでひどいことに。
Story3は、"DX2"デザイナー・矢野俊策さん演ずる傭兵・シャルを、Story4は、「レイタルマギカ」作者の三田誠さん演ずるドラゴン娘・モルガンを、それぞれフィーチャー。
2人のキャラクターの苦悩の仕方の差も、今巻の見所のひとつですね。
他には、NPC・エルキュールの無駄なエロス(w
挿絵の石田ヒロユキさん、無駄に……いや、必然に力を入れすぎ。
特に、P221の一枚は、その挿絵に向けてのページ運びも見事です。
というか、リプレイにこんな仕掛けが必要なのか?!(w
GMも予期しなかったPCの行動により、3巻へと話は続きます。
おかげで2巻完結とならなかったのですから、楽しみにしている読者としても大歓迎。
それにしても、やっぱり"エンドライン"の世界観って、マーヴェルコミックスの「エイジ・オブ・アポカリプス(AOA)」がモデルなんでしょうね。
"番長学園"の"外典・番長学園"も、ちょうど日本語訳のAOAが発売された頃に構想されたものでしたっけ。