風邪をひいているような、いないような……ren.です。
昨日から片頭痛がひどく、目のあたりがしょぼしょぼしてたまらんのです。
たいていこういうときは、知らず内に風邪をひいているもの……ですが。
しかし、風邪の諸症状らしいものはないんですよね。
ただの目の疲れなのかしら。
● 「よみきりものの…やわらかくて グ」 竹本泉/ビームコミックス \
デンジエーンド!(嘘/
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久々に出た!
まったく内容と関係ない、謎のポーズ絵表紙(w
「よみきりものの…」も、これで
4巻目。
ナンバリングが関係ないようで、続き物も収録されているから困っちゃう。
しかも、うち一本は「
てきぱきワーキン・ラブ」(←いつ聞いても耳の痛い歌w)の続編ときたもんだ。
絶版になって、どれほど経つのやら。
とはいえ、基本的には予備知識必要なしの"読みきり物の"本ですから、ご心配なく。
まあ、
竹本センスが前提ですから、不思議、理不尽、放り投げは覚悟の上で(w
まったり少女達のスローライフ(?)をお楽しみください。
以下、収録作について、というかよしなしごと。
「夢見る記憶」私も夢日記つけてます。
夢っていいですよね、不条理で。
でも、だからこそ他人に話しても仕方がない。
脈絡も落ちもないから、「で?」「あ、そ」で済まされちゃう。
世の中、「身内自慢」「聞きづての怪談」と「夢の話」は、"
三大つまらない話"だそうですから。
自分で読み返すと、ものすごく面白いんですけどね(w
「クローゼット」クローゼットの中……というと、どちらかというとホラーのモチーフですが。
この漫画で特筆すべきところは、竹本泉は
青は黒ベタにする、ということ。
口絵カラーや裏表紙をみると分かりますが、サパガの髪の色はコバルトブルー。
でも、「てきぱき」のヒカルは緑色の髪なのに、砂目のトーン。
……いや、だからどうしたといわれると困りますが(w
白黒絵を描いていると、ある色を表現する際に、そこをベタで1色にするか、トーンの何番かにするかって、かなり迷うものですよ。
「てきぱきワーキン・ラ」このタイトルのセンスがすごいな、と(w
その理由は中書き参照。
また、なんと
主人公格がひげのおじさん。
竹本漫画では、レディコミ誌以外で初めてではなかろうか。
まあ、本人も言うとおり「いつものまんま」ですけれど(w
「やわらかくて グ」表題作。
竹本漫画は、なぜか
自然に抱きついているシーンが大変多い。
何かの本で、作者本人も話していましたけどね。
あと多いのは、落下している絵。
これ、描こうとしてみると難しいんですよね。
去年描いた
この絵も、実は落下絵を描こうとして失敗したものだったりして(w
「木馬の秘密」収録作で一番の問題作(w
まあ、竹本SFに慣れていれば、どういうことか分かるのですが。
それでも、説明できないことの塊。
猫が王だとして、なぜ木馬?どこでもドア?
火星人やサールスではない、別系統の文明異星人でしょうか。
その他、6話収録。
もちろん、前・中・後書きは描き下ろし。