元日本野鳥の会正会員のrenです。
15年くらい前の「カッコウ」を持っている方、そこの稚拙な4コマ漫画は、若かりし日に駆け抜けた私のメモリアルです(w
そんなわけで、野鳥に関しての知識は、一般人の数倍はあるであろう私。もちろん、もっとひどい「鳥バカ」にはかないませんし、最近はずいぶん記憶も劣化して来ました。
それでも今朝のこと、家の前の街路樹で「キョッ!キョッ!」と声がしたのを、「おぉ、アカゲラが来たなぁ」とわかる程度には、昔取った杵柄を担いでいます。ちなみにその後、シジュウカラも来てました。
以上、今日の前振り終了(w
ちょっとは収入もあったことですし、以前、新聞の書評で見て気になっていた漫画を買ってみました。
● 「とりぱん 1~2巻」 とりのなん子 ワイドKCモーニング
作者は、盛岡市在住の30歳女性。自宅にある餌台に来る野鳥達を中心に、身近な季節の移り変わりを、エッセイ4コマ風につづっています。■■
多少の誇張や擬人化もありますが、鳥をやっていた(鳥を観ていた)者の目から見ても「あー、あるある」という共感を覚える描写なのは、本当に作者がその目で観たモノを描いているからですね。
ご本人は、実は大して鳥のことには詳しくないようで、コノハズクとブッポウソウの関係を知らなかったり、キツツキの尾が最初の頃は幹から離れて描かれていたりと、頭でっかちな鳥知識者は突っ込みを入れることしきりでしょう。
それでも、図鑑を見て描いているのではない、観察によって描けているものも多い。特に、鳥が見せるしぐさについては、図鑑や写真集ではわからないことです。
挙動不審なツグミや、サーカスのようなエナガ(北海道はシマエナガですけど)、滑る足元を踏ん張るスズメ……あー、あるある(w
この漫画、「モーニング」の第17回MANGA OPEN大賞受賞だそうで。
こんなことを言うとやっかみかもしれませんが、決していまどきの画でもなく、むしろ力の抜けた雑な画で、特にストーリーもなく、オチもない。こんな作品でも、評価は得られるんだな、と。
もちろんこの作品に関しては、それがうまくいい方に回っていると思いますよ。笑いどころもあるし、なんと読後感のいいことか。
北海道もそろそろ、冬の餌台シーズン。今年はどんな鳥が来るかなぁ。
そういえば先の冬は、スズメが姿を消す異常事態で、ニュースでも大量死が伝えられていましたね。あれは結局、何が原因だったんだろうか。
15年くらい前の「カッコウ」を持っている方、そこの稚拙な4コマ漫画は、若かりし日に駆け抜けた私のメモリアルです(w
そんなわけで、野鳥に関しての知識は、一般人の数倍はあるであろう私。もちろん、もっとひどい「鳥バカ」にはかないませんし、最近はずいぶん記憶も劣化して来ました。
それでも今朝のこと、家の前の街路樹で「キョッ!キョッ!」と声がしたのを、「おぉ、アカゲラが来たなぁ」とわかる程度には、昔取った杵柄を担いでいます。ちなみにその後、シジュウカラも来てました。
以上、今日の前振り終了(w
ちょっとは収入もあったことですし、以前、新聞の書評で見て気になっていた漫画を買ってみました。
● 「とりぱん 1~2巻」 とりのなん子 ワイドKCモーニング
作者は、盛岡市在住の30歳女性。自宅にある餌台に来る野鳥達を中心に、身近な季節の移り変わりを、エッセイ4コマ風につづっています。■■
多少の誇張や擬人化もありますが、鳥をやっていた(鳥を観ていた)者の目から見ても「あー、あるある」という共感を覚える描写なのは、本当に作者がその目で観たモノを描いているからですね。
ご本人は、実は大して鳥のことには詳しくないようで、コノハズクとブッポウソウの関係を知らなかったり、キツツキの尾が最初の頃は幹から離れて描かれていたりと、頭でっかちな鳥知識者は突っ込みを入れることしきりでしょう。
それでも、図鑑を見て描いているのではない、観察によって描けているものも多い。特に、鳥が見せるしぐさについては、図鑑や写真集ではわからないことです。
挙動不審なツグミや、サーカスのようなエナガ(北海道はシマエナガですけど)、滑る足元を踏ん張るスズメ……あー、あるある(w
この漫画、「モーニング」の第17回MANGA OPEN大賞受賞だそうで。
こんなことを言うとやっかみかもしれませんが、決していまどきの画でもなく、むしろ力の抜けた雑な画で、特にストーリーもなく、オチもない。こんな作品でも、評価は得られるんだな、と。
もちろんこの作品に関しては、それがうまくいい方に回っていると思いますよ。笑いどころもあるし、なんと読後感のいいことか。
北海道もそろそろ、冬の餌台シーズン。今年はどんな鳥が来るかなぁ。
そういえば先の冬は、スズメが姿を消す異常事態で、ニュースでも大量死が伝えられていましたね。あれは結局、何が原因だったんだろうか。