どうも、ren.です。
昨日は一日中、雨だったのですが、気象レーダーが楽しいことに。
謎の円。
これは多分、気象レーダーのエコーが雨雲の層に反射して出来る現象"ブライトバンド"っていう奴ですね。
エイプリルフールらしく、なかなか面白いものを保存できた(w
● 「二つの歌三つの物語 第2巻」 樹るう/MOMOセレクション
1巻が落丁でリコール対象になってたんですね。
どうりで、この2巻に1巻と内容がダブっている箇所があると思った。
交換してもらわなきゃ。
2巻のメインはアックルの兄であるイタクノア。
交流を深めてきたホロケウカムイ(狼のカムイ)との絆のお話になりました。
まあ、確かにカムイと添い遂げる結末は死という悲劇なこともありますが、悲恋のまま終わることの方が多いかな。
というか、一番多いのはカムイによる略奪愛だからなぁ(w
そういう物語が多いというあたり、どの民族でも、どの国でも、好まれる話の傾向は同じということか。
なんにしろ、祖先を大切にするアイヌの考えでは、その霊(ラマッ)がポクナモシリ(下・裏にある国、死後の世界)に行かず、カムイモシリ(カムイの国、天界)に行ってしまうというのは永遠の別れ……なのですが、大切なときには夢枕に立ったりするのもお約束です。
ちなみに、このマンガに出てくる人食い羆のようなウェンカムイ(悪いカムイ)が討伐されて送られるのは、テイネモシリ(テイネポクナモシリとも)いう封印の地です。
札幌にある手稲という土地名を思い起こしますが、テイネは"湿地"という意味もあります。
それにつけても、ホロケウカムイ、レタラのかわいらしさよ。
そして、ラマンテさんの犬(セタ)のカムイは、やっぱりショタだぜ、やっほい(w
樹さんには、またアイヌ物を描いて欲しいですね。
というか、MONO本誌に「二つ三つ」の番外編描いてるし、どの本に収録するねん(w