桜も満開をすぎた公園もちらほら目立ち始めた札幌から、ren.です。
今日は家の前の街路樹でアオジがさえずっていて、いよいよ春たけなわという感じ。
明日はちょっと出かけてきますかね。
さて、久しぶりにオリジナルnanoblockモデル。
前から作ろうと思っていたものを作ってみました。
☆ 試作戦闘機 RVA-818 X-LAY (タイトー「レイフォース」)
▼ レイフォース オープニング・デモ
人類に反逆したニューロネットワーク「Con-Human」への最終攻撃で主力を勤める戦闘機。
コクピットに座るのは女性型インターフェース「F-04」、つまりはアンドロイドである。
人類の最後の艦隊戦力を犠牲にして地球に降り立ち、「Con-Human」を地球ごと滅ぼし、自らも使命を終える悲しい任務を果たす(ただしプレイヤーの腕前次第)。
ゲームセンターのデビュー当時は弾幕STGが登場する前の過渡期でした。
格闘ゲームと落ちモノパズルがゲーセンを席巻している中、各社はまだSTGに希望を持っていたのです。
そこにあらわれたのが「レイフォース」でした。
美しい階層表現、多関節の大型ボス、そして斬新なロックオンレーザーで人気を博しました。
特にTAMAYOさんによるBGMは大人気で、CDには"タイトー非公式"の世界観設定資料が封入されています(w
コクピットパーツと両側パーツはL字ブロックで接続。
ロックオンレーザーブームは斜め差しのため、少々保持力が弱いです(w
後部の大型バーニアは4つの黒の2ポチ正方形ブロックですが、斜め差しした下側はボディにくっついておらず、一種の錯覚を利用した構造になっています。
なお、全体のフォルムには色々な解釈があり、ゲーム中のドット絵、ポスターなどに使用されたメインビジュアル、前出の非公式ガイドに載っているものですら全て微妙に違います。
なので、基本はメインビジュアルを参考にし、後部はガレージキットの写真やファンアートなども見ながら自分流に解釈しています。
とはいえ、人気の割りに扱いが少なく、ブロックで簡略化したデザインなので、テキトーなところでもありますが。
ゲームOPの印象だと、ボディカラーはオレンジ色なイメージだったので、最初はオレンジブロックで作りました。
しかし、イエローカラーは試作まるだしかなと思い、赤で作り直し。
まあ、赤ブロックはそこそこ在庫を持っているからという理由もありますが。
同じ理由でグレーの在庫が少ないので、仕方なくダークグレーを使っています。
☆ 最新鋭戦闘機 R-GRAY1 (タイトー「レイストーム」)
▼ レイストーム オープニング・デモ
急進的殖民惑星連合「セシリア連合」のクーデターによって、地球/太陽系連合は敗北した。
この事態を予見してすでに亡命を果たしていた研究機関"バルカ機関"は、セシリア側のオーバーテクノロジー"LAY"をサルベージし、13機の最新鋭戦闘機「R-GRAY」を完成させた。
地球対セシリアの戦いは13機による「オペレーション・レイストーム」によって終結するが、両陣営とも母星を失うという最悪の結末となる。
なお、この結末はPS版で偏向されたもので、アーケード版だとセシリア側を虐殺して意気揚々と地球に帰ることになります(w
タイトーが本格的にポリゴンでゲームを作り始めた当初のゲームで、3D表現による奥行き感だけでなく、背景の自由な動きによって臨場感とスピード感を実現したや新作で、この手のゲームの中では最も人気のあるゲームです。
ただ、M-CD「シルフィード」のような俯瞰ビューによる視点は好みが分かれるところ。
ゲームではこのR-SRAY1と性能の違うR-GRAY2も使用が可能で、より特典稼ぎが熱くなっています。
ただ、あまり資料がなかったのと、青ブロックが足りないので、そのうち作ることにします(w
この後ろ側の出来栄えは、ちょっと自画自賛するほどかっこいい。
レーザーブームが斜め差しで保持力が弱いのはX-RAYと同様ですけれど。
個人的に、1枚目の写真でわかる両側の水平主翼を、ドット表現で埋め込んだ部分も気に入っています。
構造はX-LAYと同じですが、両側パーツは一回り大きくなっています。
元々がポリゴンモデルなので、ブロックでの再現には向いていそうなのですが、やはり斜めの表現は難しいため、ほぼ簡略化。
とはいえ、そうしたモデルデータや、すでに商品化されたキットなどが多いため、資料に事欠かないのはありがたいことです。
この両側パーツが、子供の頃に洗濯ばさみを組み合わせて作ったSF戦闘機を思い出しノスタルジー(w
なお、どちらもコクピットシェルターは青なのですが、これもブロック不足で再現できませんでした。
こんなことなら、ラミエルを買っておくんだったよ。
大きさはこのくらい。
多分、「シューティングゲーム・ヒストリカ」と同じくらいでしょう。
でもま、もっと大きめに作れば簡略化も少なく、細かい部分の表現も出来たのでしょうけれど、とにかく小さめに作ってしまうのは、どうも私の悪い癖ですね。
とはいえ改めるつもりはありませんが(w
なお、レイシリーズにはさらに3作目の「レイクライシス」があります。
これもゲーム的には賛否両論なのですが、色々と野心的な試みがあり、今なら再評価されるかも。
▼ レイクライシス オープニング・デモ
侵食率によってシームレスに変化するステージ構成とBGMが、ちょっとしたトリップムービーでした。
ただ、自機であるWR-01Rはちょっとかっこ悪い(w
メインビジュアルでは、スマートなWR-02Rが使われていたあたりでお察し。
ただ、こちらもかっこいいというデザインではないし、斜め交差が多いため製作は取りやめました。
ちなみに、PS版「レイストーム」と同時発売で"レイレイキャンペーン"と謳われたソフトがありました。
それは「レイ・トレーサー」という「チェイスH.Q.」のポリゴン版でした。
声優陣が檜山修之さん、玄田哲章さん、林原めぐみさん、篠原恵美さんと豪華で、ナムコ製ネジコンにも対応しており、そこそこ面白いゲームでしたが、まあ、誰も知らんだろうな(w
▼ レイ・トレーサー
1面のボスは、多分「レイストーム」の自機の色と1面ボスをイメージしているんだと思う。
つか、調べてみたら、このゲームもアーカイブスで販売されてるのね(w
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