「THE最後の日本兵」、クリアしました。ren.です。
歯ごたえはありましたが、所詮は難易度「普通」。「難しい」が本番ですよね。続けてチャレンジしていこうと思います。やっぱり面白いよ。
さて、放送時間変更だった「地球へ…」。観忘れた方もいるんでしょうねぇ。
ついに太陽系での戦いです。今回の見所は、まず
艦隊戦。
艦砲射撃が繰り広げられ、合間を戦闘機によるドッグファイト。そして、シャングリラには強襲揚陸艦と、かなりの盛りだくさん。
そんな中、物語の中心は
ナスカチルドレン達。
ミュウ側の戦力にとって、彼らは一人一人は精神攻撃から物理攻撃までこなす、まさに
決戦兵器です。
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魔女じゃないよ、アルテラだよ(w
まさにジョミーは彼らを、そのように扱います。
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それに対して、ナスカチルドレン……とりわけアルテラは反感を感じます。もちろん、それはもっともな話なのですが、これは彼らに
自我が芽生えてきた証でもあります。
第3世代ミュウである彼らは、人類とも、ひ弱な第1世代とも、第2世代のジョミーとも、立場が違うことを理解し始めているのです。
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今まではそれを、「自分達は優れている」という自惚れが、
その事実をごまかしていたに過ぎません。
しかしジョミーも、ブルーの遺した「ミュウと人類は、和解すべきか、戦うべきか」という命題に、
ただ一人責任を負い続けることで、苦しんでいるのです。
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前述の通り、第2世代はジョミー一人。これはブルーの遺志を受け継いだ者の運命なのでしょうか。
ナスカの悲劇の責任を一人背負い、
マザーとの戦いを選択をしたジョミー。
大きな目的のためには自分の心を切り捨てたというところで、ジョミーとキースは同じような存在なのです。
ちなみに上記2つのシーンは、トォニィが大きくなる少し前の話から。
この頃からトォニィはジョミーにべったりで、このときも真理をずばりと言ってしまったことで、ジョミーにつれなくされてしまいます。
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かわいい(w
しかし、だからこそ、自分達を戦いに向かわせるほど、誰よりも大きく傷ついているジョミーの、苦しみや葛藤を
一番理解しているのでしょうね。
そんなトォニィに心を寄せるアルテラ。2人に嫉妬するお八重さんがかわいかったですねぇ(w
アニメではこの辺のエピソードが、大きくオミットされてしまっています。
ジョミーの心を代弁し、アルテラを説得するトォニィ。彼だって思慮深く成長しているのです。
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戦いが終わったあとのことだって考えています。
しかし、子を遺せない第3世代ミュウが自立することが出来るのでしょうか……。
なんと、
超能力で試験管ベビーを創っちゃえるのです。
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ところでトォニィ、そのシャーレの中にあった精子は、君のかい?どうやってそれを……いや、なんでもない(w
ここでつかの間、創り上げられたトォニィとアルテラの子供。それが彼らの
ささやかな未来への希望の象徴だったのでしょうか。
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再び
自らの手で消し去ってしまったことが、更なる象徴に感じられます。
アニメでは、こうした2人の絆について、ちょっと説明不足だったかなぁという感じがしましたが、あれはあれで初々しかったですね(w
そして、彼らは戦いに赴きます。相手はセルジュ達、メンバーズ。
まさに、
お互いの精鋭部隊の激突です。
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ミュウの強さの秘訣は、相手の心に直接的に恐怖や衝撃を与えられること。
アニメでは対サイオンスーツなるものも登場していますが、メンバーズは基本的に、自らの心を奪われない訓練を受けています。まさに、ミュウにとっては
天敵。
それに気づくのが、今回は遅すぎました。
ついに、
ナスカチルドレンに戦死者が出てしまいます。
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これは人的喪失以上に、特に、失った故郷を共にするナスカチルドレンの心へのダメージが大きい出来事となりました。
さて、アニメ独自の展開としては、
ミュウ汚染によって閉鎖されたアタラクシアから移住しようとし、ミュウとして拘束、収容されたレティシアと、その両親のその後。
スウェナが個人の感情で動いてしまいました。なぜかホットラインが繋がるキースとスウェナ(w
キースがこれを利用しないはずはありません。結果として、
スウェナの密告によって、ジョミーの両親を人質に取ることが出来たわけですから。
そろそろ終局となる「地球へ…」。
次回はついに、トォニィがキースに手をかける!
ところでみんな!これは「地球へ…」だ!30年前の漫画だ!
決して、
「ヒロイックエイジ」の再放送じゃないんだ!!(w
……それにしても今回、易々と爆破された
テラズナンバー1。
ジョミーの
アタラクシアでの苦労はなんだったんでしょうかね(w それとも、防衛しないのもマザーの奸計のうちなのでしょうか。
ともかく、こうしてミュウは人類に対して「
自ら選択すること」へと誘導しているわけです。
今回は豆知識コーナーはお休み。いい加減ネタ切れです(w