「プテラノドン」
原題:PTERODACTYL
2005年 米 92分
■監督:
マーク・L・レスター
■出演:
クーリオ
キャメロン・ダッド
エイミー・スローン
ジョージ・カリル
●あらすじ
現代に生存するはずのない翼手竜と人間たちの生き残りを賭けた戦いを描く恐竜パニック。
古生物の化石が眠るティナラ山に向かったマイケル博士と学生たちは、突然翼手竜の大群に襲われる。
人気ヒップホッパー・クーリオが特殊部隊大尉役を好演。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
レレレ的にかなりの傑作であった。
つまり突っ込み所満載と言うこと。
プテラノドンが蘇った理由からして突っ込み所満載だし、マイケル教授の行動なんて矛盾だらけ!
殺される若者たちもバカばっかりだし、テロリストたちも何故追われているのか最後まで解らない。
プテラノドンの描写も勿論、面白けりゃいいじゃん節全開。
ありえない描写満載で、楽しくてしょうがない。
昔から必ず描かれるプテラノドンが足で人間を捕まえて、自分の巣に連れ去るシーン。
これだって本当は出来ないらしいが、そんな事言ってはいけないのだ。
プテラノドンはそうでなくてはイカンしね。
それと、本作では無駄にスプラッタ描写が多いのも特徴。
プテラノドンがやたら殺る気まんまんで、襲われる人間の死に方も下半身だけになったり
首ちょんぱも可愛い方。
中には生きたまま数匹の子供プテラノドンたちに喰われるシーンまであり、ちょっとやり過ぎな感もある。
こんないかにもレレレ向きな映画を作ったのはマーク・L・レスター。
どこかで聞いたことあるなあと思っていたら、やっぱり「コマンドー」の監督だった。
他にも「リトル・トウキョー殺人課」を作ったイカス監督。
他の映画も観たいなあ。
所でプテラノドンが主役で映画が作られたのは、「ジュラシック・パークIII」の影響だろうか。