「レジェンド 三蔵法師の秘宝」
原題:天脈傳奇/THE TOUCH
2002年 中国/香港/台湾 104分
■監督:
鮑起鳴(ピーター・パウ)
■出演:
楊紫瓊(ミシェール・ヨー)
ベン・チャップリン
リチャード・ロクスバーグ
マーガレット・ワン
曾江(ケネス・ツァン)
●あらすじ
中国山東省チンタオ。
華麗なアクロバット芸で人気を博す姉弟、インとトン。
2人は、1000年以上前に敦煌の秘境に隠された三蔵法師の秘宝を守り、
いつの日かチベットの聖なる寺に戻すことを使命として託された一族の末裔だった。
ある夜、姿を消していたインの元恋人エリックが突然姉弟の前に現われる。
エリックは、秘宝の手掛かり“敦煌の心臓”をインに示し、
これとインが亡き父から譲り受けた巻物があれば、秘宝を見つけ出せると説く。
しかし、インは課せられた使命の重さと、過酷な運命を前に逡巡してしまうのだった…。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
タイトルからてっきり昔が舞台なのかと思っていたら、現代が舞台の「インディ・ジョーンズ」風だったのにはビックリした。
主演のミシェール・ヨーは頑張っているのだが、アクションもゆるくなっていて、なんだか老けたような印象を受ける。
これはひとえに武術指導の腕が悪いんだろうな。
話にメインで絡んでくるカール役のリチャード・ロクスバーグは、顔つきがタランティーノに似ていてなんだかいらつく。
悪役も魅力に欠けたやつで、話が盛り上がらないのはこいつのせいとも言えよう。
全体的に悪くない作りだとは思うが、観終わって何も印象に残らないのはなんでだろう。
良くあるハリウッド映画みたいだからかな?
でもこれハリウッド製じゃないみたいだけど、観ている最中はずっとハリウッド映画だと思ってた。
作りもそうだし、台詞は英語だしね。
そんな事より、この当時ケネス・ツァンはアメリカ進出してたのかとかの方が気になってたよ。
ヴァン・ダムの映画にも出てたしね。