「ウィンチェスター銃’73」
原題:WINCHESTER '73
1950年 米 93分
■監督:
アンソニー・マン
■出演:
ジェームズ・スチュワート
シェリー・ウィンタース
ステファン・マクナリー
ダン・デュリエ
ロック・ハドソン
トニー・カーティス
●あらすじ
1873年、保安官ワイアット・アープが治めるダッジ・シティで射的大会が開催された。
優勝賞品は千にひとつの完成度を誇るという名銃“ウィンチェスター’73”。
この大会に意気揚々と乗り込んできた若きガンマン、リンは、同じくこの名銃を狙う男ダッチとの接戦の末に優勝を果たす。
ところが、強欲なダッチに不意を襲われ、リンは大切な名銃を強奪されてしまう。
逃走したダッチを追って、リンは執念の追跡を開始するが…。
(スター・チャンネルより)
★感想など
これは面白かったなあ。
ハリウッド西部劇にしては、アクション満載だし
その銃撃戦にしても、ひねりが効いた作りにしてるのも良いし。
何より脚本が面白いよね。
ストーリーの主軸が題名にもなっているウィンチェスター銃であるのは凄く斬新だし
そこに主役二人がうまく絡んでいて、ラストで見事に繋がる辺り、正に良くやったと言えよう。
と言っても全体的に荒い作りの箇所もちらほらあるんだが、アイデアで上手く押し切った感じ。
ちなみに本作もそうだが、俺はどうもジョン・ウェインが出ていないハリウッド西部劇を面白く感じるふしがある。
そうは言っても、これからもジョン・ウェインの西部劇は観ていくので、いつか「これは!」ってのに出会えるとは思っているけどね。