「必殺の用心棒」
原題:SUGAR COLT
1966年 伊/スペイン 97分
■監督:
フランコ・ジラルディ
■出演:
ハント・パワーズ
ジュリアン・ラファティ
ソルダード・ミランダ
ジェームズ・パーカー
ジャンヌ・オーク
●あらすじ
西部劇にスパイ映画的要素を組み込んだ異色マカロニウエスタン。
南北戦争が終わり、西部から故郷へと復員する途中の北軍兵士130人が突如失踪する。
調査に乗り出した老探偵は、数年前まで軍の情報部員だったシュガー・コルトに協力を依頼するが…。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
微妙な映画だったなあ。
異色と言えば異色だが、楽しいかどうかは別物。
主人公のキャラクターが変幻自在で、演じ分けも出来ているが、
演じている役者がどうにもパンチ不足な感は否めない。
ストーリーは結構奇をてらっているが、上手にまとまっていないのはマカロニの性か。
音楽も妙にヒーロー・チックにしているのが、逆に違和感を感じる。
しかし本作で唯一の救いとも言えるのが、ヒロイン(?)を演じたソルダード・ミランダの美しさである。
美少女と美女の中間辺り。
いや、美少女の面影を残した美女って感じかな。
ある種オードリー・ヘップバーンのような、妖精的な美しさには魅了された。
まあ、異色のマカロニが観たい人にはオススメかも?