レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

僕たちは天使じゃない!

2012年02月02日 22時49分12秒 | コメディ

「僕たちは天使じゃない!」
原題:八星報喜/THE EIGHTH HAPPINESS
1988年 香港 94分
■監督:
 杜[王其]峰(ジョニー・トー)
■出演:
 周潤發(チョウ・ユンファ)
 黄百鳴(レイモンド・ウォン)
 鄭裕玲(ドゥ・ドゥ・チェン)
 鍾楚紅(チェリー・チェン)
 張學友(ジャッキー・チュン)
 袁潔瑩(ファニー・ユン)
 麥嘉(カール・マッカ)
 岑建勳(ジョニー・シャム)

●あらすじ
TV番組司会者の長男、プレイボーイの次男、漫画家の三男。
性格も女性の好みも違う三人兄弟それぞれの恋の行方を描くコメディ。
ユンファは次男に扮し、北京オペラ舞台で女装を披露。
(映画.comより)

★感想など
香港映画お得意の、ラブ・コメディ映画。
88年の興行収入ナンバー1とは驚いた。
でもまあ、観ている間は香港映画だなあって感じで、結構楽しめるのは流石。
ユンファもちょっとオカマ入ったキャラを楽しそうに演じている。
正月映画らしく賑やかで楽しめる作品。
広東劇の舞台上で痴話喧嘩を仲直りさせようとするシーンなんて
バカバカしくて楽しかったなあ。
ラストには特別出演として、シネマ・シティの重鎮だからカール・マッカは解る。
ユンファが「男たちの挽歌」のマークの格好しているのもファン・サービスだろう。
しかしジョニー・シャムが出ているのは解らなかった。
当時ってまだD&Bじゃないの?
まあそんなのはさておき、香港映画黄金時代の作品なので、
昔の香港映画ファンなら、文句無くオススメです。
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やくざの墓場 くちなしの花

2012年02月02日 22時48分50秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「やくざの墓場 くちなしの花」
1976年 日本 97分
■監督:
 深作欣二
■出演:
 渡哲也
 梅宮辰夫
 梶芽衣子
 成田三樹夫
 室田日出男
 今井健二
 藤岡琢也
 金子信雄
 佐藤慶
 矢吹二朗
 川谷拓三
 菅井きん
 八木孝子
 志賀勝
 小林稔侍

●あらすじ
ヤクザと警察上層部との黒い癒着。
その狭間ではみ出していく一人の無頼派刑事の凄まじい生きざまを描いた、戦慄のアクション巨編。
はみだし刑事と韓国人やくざの友情、その妹との恋愛が、
『くちなしの花』のテーマ曲にそってセンチメンタルに描かれている。
大島渚監督が警察署長役で特別出演。
(東映チャンネルより)

★感想など
昭和五十一年度・文化庁芸術祭参加作品とまずはクレジットされるが
これはタチの悪い冗談ですか?
渡哲也は「仁義の墓場」に比べれば大人しい役ではあるが、他のやくざ映画と比べても
やっぱり常軌は逸している。
最初やくざかと思わせておいて、刑事役と言うのに驚かせるが
どんどんやくざと変わりなくなっていくのが、いかにも東映で素晴らしい。
「仁義の墓場」と違って、渡哲也が一人で引っ張るのではなくて
脇役にも名キャストがごろごろ揃っているので、「仁義なき戦い」のような群像劇的楽しさも味わえる。
渡哲也は東映やくざ映画にはあまり出ていないようだが、
当時の東映やくざ映画にはぴったりな、実に魅力的な役者ぶりである。
出来れば、共演していない人たちとも当時絡んで欲しかったね。
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