「まむしの兄弟 懲役十三回」
1972年 日本 94分
■監督:
中島貞夫
■出演:
菅原文太
川地民夫
光川環世
久保明
嵐寛寿郎
天津敏
天知茂
川谷拓三
●あらすじ
菅原文太と川地民夫主演の『まむしの兄弟』シリーズ第3作。
昭和10年。13回目の懲役を終えたゴロ政は、弟分の勝と刑務所で出会った弥之助を頼って東京へ向かう。
東京へ着くとどじょう辰に出迎えられる。
どじょう辰は、東竜会のチンピラで、東竜会会長・岩淵が関西の刺客に狙われているため、政たちを刺客と勘違いしたのだった。
政と勝は本物の刺客の出現で痛めつけられるが、岩淵はけんかに強い政たちを客分として迎える。
(東映チャンネルより)
★感想など
いきなり時代が昭和10年になってしまう、シリーズ第三作。
でも基本設定は全く変わっていないので、何も問題はない。
こういったゆるさが東映だなあと感じる。
このシリーズ、元は任侠映画のフォーマットを茶化しているように見える。
舞台をより任侠映画っぽい時代にすると、よりそう見えてしまう。
まあ任侠映画を観たことがないんで、本当にそうかは知らないが。
天知茂と菅原文太と言う、異色の顔合わせが見ることが出来る楽しみはあるが
正直今までの勢いは感じられない。
このシリーズ、当たり外れが結構あるかも。
ノン・クレジットだし台詞もないが、クライマックスの殴り込みシーンに
川谷拓三が一瞬だけ映ってました。