「まむしの兄弟 刑務所暮し四年半」
1973年 日本 91分
■監督:
山下耕作
■出演:
菅原文太
川地民夫
渡瀬恒彦
三益愛子
浜木綿子
待田京介
小松方正
野口貴史
●あらすじ
菅原文太が演じるゴロ政と川地民夫が演じる不死身の勝の「まむしの兄弟」が
コンビを組んで暴れまくるアクション・コメディ・シリーズの第5作目。
ムショを出たゴロ政は勝と神戸へ繰り込みバーのママ・倉石優子にひと目惚れする。
挙句に、彼女を暴力的に犯して娘を生ませた芝江組の組長邸へパトカーで突っ込んで大暴れ。
またまた、ムショへ逆戻りする。
三益愛子が得意の“日本の母”を演じる。
(東映チャンネルより)
★感想など
このシリーズは、回を重ねる毎に菅原文太の母への思いが強くなっていくが
その部分を強調した作りになっていた。
菅原文太が惚れるヒロインが話の中心にいるため、前半の出会いの辺りの流れが完全に死んでしまっている。
映画全体でみるとまとまっていない印象である。
と言うよりかは、まむしの兄弟が三益愛子と浜木綿子の二人に完全に食われてしまっている印象と言うのが正しいか。
しかし、シリーズが進む内に菅原文太のキャラは結構いじっているのに
兄弟の川地民夫が、全然キャラがいじられていないのはどうなのかね?