レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

地獄のアパッチ

2020年01月24日 22時47分11秒 | 西部劇

「地獄のアパッチ」
原題:CAPTAIN APACHE
1971年 英/スペイン 94分
■監督:
 アレクサンダー・シンガー
■出演:
 リー・ヴァン・クリーフ
 キャロル・ベイカー
 スチュアート・ホイットマン

●あらすじ
『夕陽のガンマン』のリー・ヴァン・クリーフ主演によるウエスタン。
先住民居留地の監督官、ハリー・コリアが何者かに射殺された。
彼が死の際に発した「エイブリル・モーニング」という言葉の真相を探るべく、アパッチ大尉が捜査に乗り出す。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
リー・ヴァン・クリーフの髪型がいつもと違うせいか、いつものリー・ヴァン・クリーフぽく見えなかった。
インディアン役だったが、ハリウッド・スターが演じているので、インディアンと言えども白人に膝を折ることもないし
白人の女にもモテモテと、70年代のブラック・スプロイテーションのようなヒーローぶりである。
この辺は先日観た「さらばバルデス」のチャールズ・ブロンソンも同じだったね。
話の方はマカロニにしては珍しくミステリー仕立てだなと思っていたら、イタリア絡んでないんだね。
ならマカロニ・ウエスタンではないな。
そう思って振り返ると、いかにもマカロニぽっい街並みとか登場人物なのに脚本の展開がマカロニとは違う。
イギリスのミステリー好きがちょいちょい顔を出しているような不思議な作りは、ある意味新しくて面白いかも?
リー・ヴァン・クリーフがいつもの格好良さをインディアンと言う設定で足を引っ張られている向きはあるが
まあまあの佳作と言う感じでした。
コメント
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