レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

顔のない悪魔

2020年08月03日 23時13分42秒 | 怪獣/モンスター

「顔のない悪魔」
原題:FIEND WITHOUT A FACE
1958年 英 74分
■監督:
 アーサー・クラブトゥリー
■出演:
 マーシャル・トンプソン
 テリー・キルバーン
 キム・パーカー

●あらすじ
人間の思考が具現化した“脳みそモンスター”の恐怖を描いたSFホラー。
片田舎にある空軍基地周辺で奇妙な殺人事件が発生する。
検死の結果、死体から脳と脊髄が消えていることが判明し、カニンガム少佐が調査を始めるが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
脳みそモンスターとして有名な作品。
そのビジュアルだけ知っていて話の方はほとんど知らなかったんだけど、凄いお話だね。
思考を自らの肉体と分離させ新たな生命体とする実験。
と言う、私みたいな凡人にはさっぱり理解できない実験に没頭する科学者。
その実験と言うのも、自分の脳みそに電気を送り続けると言う危険極まりないもので
自分でもヤバイと思いつつ続けていたら、ある日落雷があっていつもより強烈な電気が流れ実験成功!
しかし切り離された思考は透明で見えず、さらに人を後ろから襲って脳みそと脊髄を吸ってしまう。
おまけに知識も吸うという最強ぶり。
その姿が被害者のものかどうかは不明だが、脳みそに脊髄がしっぽのように付いていて
尺取虫のように動くその様はかなり不気味だ。
さらにゴキブリのようにジャンプして襲ってくるんだから、こいつらはタイトル通り正に「悪魔」だ。
人間ドラマの方は昔の映画っぽい展開だが、逆にこれが心地良かった。
もっとこの頃の映画観たくなったから、他にもいくつか探して観てみよう。
コメント
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