レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

三国志英傑伝 関羽

2021年10月10日 01時31分06秒 | スペクタル/史劇/時代劇

「三国志英傑伝 関羽」
原題:関雲長/THE LOST BLADESMAN
2011年 中国 110分
■監督:
 麥兆輝(アラン・マック)
 莊文強(フェリックス・チョン)
■出演:
 甄子丹(ドニー・イェン)
 姜文(ジャン・ウェン)
 孫儷(スン・リー)
 方中信(アレックス・フォン)
 邵兵(シャオ・ピン)
 安志杰(アンディ・オン)

●あらすじ
「イップ・マン」「孫文の義士団」のドニー・イェンが“三国志”の英雄、関羽を演じる歴史アクション・エンタテインメント。
共演にチアン・ウェン、スン・リー。監督は「インファナル・アフェア」シリーズのアラン・マック、フェリックス・チョン。
後漢末期。
一度は手を組みながらも、敵対する関係となった曹操と劉備。
その劉備に仕える関羽は、劉備の許嫁である綺蘭らとともに曹操の捕虜となっていた。
関羽のことを高く買う曹操は再三にわたり、自らの配下となるよう説得する。
しかし義を重んじる関羽は決してこれを受け入れず、ついに曹操は綺蘭と関羽に劉備のもとに戻ることを許可する。
ところが、曹操の部下たちはこの命令を無視して関羽の命を狙うべく、その道中で待ち構えていた。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
関羽の「過五関、斬六将」のエピソードを描いているらしいです。
と言うのも、ワタクシ「三国志」は全く知らないんですよね。
なので予備知識なしで、ただドニー・イェンの主演作として観ていましたが、面白くなかったです。
まずドニー・イェン演じる関羽のキャラクターが全く魅力的ではない。
義に生きると言うより、ただ現実が見えてない馬鹿にしか見えない。
これは一重に曹操が魅力的だから余計にそう見えてしまう。
本作の曹操は実に名君主と言う感じで、よっぽど曹操の方が義を重んじている。
それでいて権力とか部下とか大事にしなくてはいけない相手に対しても、自分の気持ちを一番に出せる”漢”っぷりも十分。
それに比べて関羽の方は同郷の女で劉備の嫁さんがが好きだが何も出来ず、うじうじしてるだけ。
だけどこの嫁さんも嫌なやつだったなあ。
この女優さん含めて、クソ女にしか見えなかった(女優さんは名演技ってことですよ)
総じてこの映画で良かったのは曹操しかいなかった感想。
脚本もずっと平坦な感じがして盛り上がらない作り。
アクション・シーンも多いんだけど、何だかイマイチなのばっかり。
ただ狭い路地で戦うシーンはちょっと良かったかな。
あと建物の二階から下にスタントマンが落ちるシーンがあるんだけど、今はみなワイヤーで安全に落ちるんだね。
80年代のジャッキー映画とかだと、ワイヤーなんて使わずに身体一つで落ちてるから、落ち方が全然違うよね。
落ちるスピード感とか地面に落ちた時の叩きつけられ方とか。
と言ってますが、「三国志」好きな方なら意見も違うのかな?
まあ好きな人は観てみてください。
コメント
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