「オクトパス」
原題:OCTOPUS
2000年 米 99分
■監督:
ジョン・エアーズ
■出演:
ジェイ・ハリントン
デヴィッド・ビークロフト
キャロリン・ロウリー
ラヴィル・イシアノフ
リッコ・ロス
ジェフ・ナトール
●あらすじ
新米のCIAエージェントはブルガリアで逮捕した国際的テロリストを米原潜で護送する任務に就くが、
潜水艦は“悪魔の眼”と呼ばれる魔の海域で何物かに襲われる。
それは、かつてキューバ危機の際に沈んだロシアの原潜から漏れた放射能によって
タコが突然変異した巨大なモンスターだった。
折りしも海上にはテロリストの仲間がハイジャックした豪華客船が迫っていたが……。
「ザ・グリード」を彷彿とさせるB級モンスター・パニック映画。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
作りとしては、王道の怪獣映画。
中々姿を見せずこちらを焦らすが、いざ姿を現すや豪華客船を飲みこもうかというデカさには
ビックリするやら嬉しいやら。
でも、映画としてはかなりイライラする映画である。
それは主人公のロイに集約される。
とにかくこいつが性根の腐ったクズで、新米で実戦経験ゼロ。
何の実績も実力もないくせにプライドだけは人並み以上と困ったやつ。
冒頭からいきなり逃げるテロリストを捕まえることも出来ず、テロリストが捕まったのは死んだ同僚のおかげ。
護送の任務もやったもん負けみたいな感じでやらされるが
犯人の言いなりになって手錠を外し、まんまと逃げられたことを責められるや
自分はこんな事やったことない。こんなことをさせる方が悪いんだとか逆切れ。
こいつより遥かに仕事が出来る現場の責任者からその事を責められた事を根に持ち
(犯人の監視はお前の責任だろと怒られただけ。怒られた理由は至極当然のことで逆恨みすべきことは一つもない)
その責任者がちょっと状況が悪くなったシーンでは、先程言われた台詞を嬉々として言い返したりするが
その台詞を吐くシーンは、誰が見てもそんな事言ってる状況じゃねーだろって時だし。
もうとにかくこいつを見てるだけで心底イライラする。
何でこいつ最後タコに殺されねーんだろってくらいに。
他にも、エロ大好きみたいな女博士も出てくるが、タコから逃げるシーンで
おしり触らないでとか、キャラとは違う台詞吐いたりとか
とにかく脚本がクソ!
観ない方がいいよ、これ。
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