レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

大怪獣出現

2024年11月20日 22時16分09秒 | 怪獣/モンスター

「大怪獣出現」
原題:THE MONSTER THAT CHALLENGED THE WORLD
1957年 アメリカ 84分
■監督:
 アーノルド・レイヴェン
■出演:
 ティム・ホルト
 オードリー・ダルトン
 ハンス・コンリード
 バーバラ・ダロウ

●あらすじ
『栄光の野郎ども』のアーノルド・レイヴェン監督が手掛けたSF怪獣映画。
カリフォルニアの海軍基地付近の海底で、地震による裂け目から放射能により巨大化したイモ虫状の怪獣が出現。
アメリカ海軍は各地に出没する怪獣と壮絶な戦いを繰り広げる。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
これも長い間観たいなと思っていた映画だった。
でかいイモムシみたいな怪獣が、5歳くらいの女の子を捕まえている写真しか見た事なかったんだけど
本編ではそんなシーンは無かった。
この怪獣、実はイモムシではなくてカタツムリだったのには軽く驚いたが
それにも増して結構好戦的だったのにも驚いた。
このデカイ目をした怪獣が、湖の中、湖の上、地上といたるところで積極的に人間を襲う図は、結構怖い。
見た目的にも「空の大怪獣ラドン」に出てきたメガヌロンに似ているが、こちらの方も中々で。
人間ドラマも割と面白くて、赴任したばかりで頼りなく思われていた司令官が
怪獣退治の中で指揮を取って部下から信頼されていくと共に、バツイチの子持ち女性を同時に口説いたりとか
こんな怪獣初めて見ただろうに、怪獣の発生方法から住処まで何でも知っていて異常に頼りがいがある博士や
ヒマを見ては家の母親と電話をしている電話交換手の女性など、それぞれキャラが立っている。
そして怪獣を何体か撃退するのだが、そのそれぞれの方法もどれもユニークで中々楽しい。
大怪獣と言うよりかは、規格外の動物くらいのスケール感だけど、これが既存の怪獣映画とは一線を画しているようで
何か妙に楽しくて、嬉しくなってくる怪獣映画だ。

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