「極道戦争 武闘派」
1991年 香港 115分
■監督:
中島貞夫
■出演:
中井貴一
松山千春
内藤剛志
増田恵子
永島暎子
立花理佐
奥村雄大
ジョニー大倉
内藤剛志
三上真一郎
稲川淳二
中尾彬
火野正平
西岡徳馬
野口貴史
千葉真一
丹波哲郎
●あらすじ
中島貞夫監督が、熾烈を極める抗争下で若者たちの友情を映し出した任侠ドラマ。
九州の小都市に本拠を置く神崎組が、徐々に他の組織を傘下に収め拡大していく中、
“武闘派”と呼ばれ影で活躍するふたりの若者の暗躍を描く。
中井貴一、松山千春共演作。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
中島貞夫監督・中井貴一主演のコンビで、1990年の「激動の1750日」が面白かったので
同じコンビ、同じテーマの本作も観てみたが、感想はイマイチだったかなあ。
「極道戦争 武闘派」と言うゴツイタイトルなので、強烈な極道戦争物を想像していたんだけど
全然そんな事はなく、どちらと言うと極道青春ロマンみたいな展開だった。
中井貴一と松山千春の二人の演技は熱くて格好良いんだけど、脚本がその熱さに応えていなくて
言うなれば、導火線に火が点いて爆発するぞ爆発するぞと、じりじりと盛り上げていったら
爆発する前に鎮火して終わっちゃったみたいな話。
まあ中井貴一と松山千春の二人は、ライフル持って大暴れするんだけど
やくざ映画って組織がメインみたいなところがあるから、この二人のライフル・アクションが何か印象に残らないと言うか
嘘っぽく映っちゃってるのが残念だね。
でもこの時代のやくざ映画も、雰囲気が良くてなんだか好きだな。
1990年頃じゃ、まだ丹波哲郎や千葉真一が出演していてくれているのも嬉しいし。
あと野口貴史が現役なのは、もっと嬉しかったりする。
まあ、やくざ映画のイメージが無い人たちのこういった役とかを楽しめる人であれば。
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