
「探偵神津恭介の殺人推理3~魔笛に魅せられた女~」
1985年 日本 91分
■監督:
野田幸男
■出演:
近藤正臣
大和田獏
蟹江敬三
飯干恵子
田中こずえ
吉行和子
●あらすじ
明智小五郎、金田一耕助とともに、日本を代表する名探偵・神津恭介の活躍を描いた人気シリーズ第3弾。
不気味なフルートの音色と共に死人が一人、二人・・・
莫大な遺産の相続権をめぐる連続殺人事件に名探偵・神津恭介が推理を展開していく。
フルートを吹いていた盲目の音楽家・柏木良一が、その夜に心臓麻痺で死亡した。
やがて良一の妻・雪代、良一の妹・鶴子らの間で遺産をめぐる争いが勃発するが、
ほどなくして鶴子も謎の死を遂げてしまう。
良一の死因に不自然な点があると睨んだ松下は、大学教授にして名探偵の神津恭介に事件解決を依頼。
だが良一の通夜の席、どこからかフルートの音色が響く・・・。
(ファミリー劇場より)
★感想など
探偵神津恭介の殺人推理シリーズも3作目ともなると、結構作風が落ち着いてきた感じがある。
実際このパート3は前2作より全然観易くて面白い。
スタッフも充実していて監督の野田幸男は70年代にバカ・カラテ映画を撮っていた人だし
音楽の津島利章は言わずもがな「仁義なき戦い」の曲を作った人だからね。
全体的な雰囲気は横溝正史ちっくな怪奇ムードを漂わせつつ、当時の土曜ワイドらしく無駄におっぱいを出してくる。
ラスト種明かしのドロドロの人間関係も含めて、いかにも昭和って感じが最高だね。
そう言えば本作がTV放映されたのは1985年9月7日だったらしい。
惜しい、昨日アップしていれば日付もピッタシだったのにな。
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