レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

マッドクンフー猿拳

2022年08月28日 16時20分35秒 | 功夫/空手/武侠片

「マッドクンフー猿拳」
原題:瘋猴/Mad Monkey Kung Fu
1979年 香港 109分
■監督:
 劉家良(ラウ・カーリョン)
■出演:
 劉家良(ラウ・カーリョン)
 小侯(シャオ・ホウ)
 惠英紅(ベティ・ウェイ)
 羅烈(ロー・リエ)

●あらすじ
洪家拳ほかあらゆる拳法を習得し、香港映画に本物のカンフーアクションを取り入れたラウ・カーリョンが、
監督・主演・武術指導を手掛けた代表作の1本。
芝居回りで活躍する武術に長けた兄妹・陳百と翠紅は、旅回りの途中で町の実力者に目を付けられる。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
一説によると、この頃の香港映画界ではちょっとした猿拳ブームがあったらしい。
ユン・ピョウの「モンキーフィスト/猿拳」と、お互いオレの方が先だと言いあっていたらしい。
同じ年の作品だから見比べてみると、どちらの作品も動きは素晴らしいの一言に尽きる。
当然今と違ってワイヤーで誤魔化したりしない時代。
やっている動きは全て役者が身体一つで本当に行っている。
これが本当に見事で、特にジャンプするそのバネが凄い。
トランポリンが無ければとても出来ないようなあのジャンプは、正に驚愕する。
ストーリーの方は取り立てて面白くはないのだが、その見事な猿拳の動きだけでも十分に楽しめるだろう。
ただ一つ気になったのが音楽。
途中ジャッキーの「ドランクモンキー/酔拳」の音楽が使われているんだよね。
修行のシーンの音楽と、「将軍令」が。
「将軍令」は黄飛鴻が出てくる映画では必ず使用されることで有名なんだが、本作は黄飛鴻まったく関係ないんだけどね。
その辺も踏まえて当時の香港映画って、音楽の著作権とかにはホント無頓着だね。

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