レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

花のあすか組!

2022年03月02日 18時04分54秒 | アクション

「花のあすか組!」
1988年 日本 100分
■監督:
 崔洋一
■出演:
 つみきみほ
 武田久美子
 松田洋治
 菊地陽子
 石橋保
 加藤善博
 美加里
 葛城ユキ
 殺陣剛太

●あらすじ
199X年。
かつて歌舞伎町と呼ばれたニュー・カブキタウンは、
トキがリーダーのストリートギャング集団“レッドノーズ”に牛耳られるが、
K官率いる治安当局は集団を取り締まらない。
そんなある日、謎の少女あすかが街に現われる。
彼女と仲間のミコはK官の大金とドラッグを盗み、街に混乱が生じる。
一帯を支配するHIBARIに代わって女帝の座を狙うヨーコは、
HIBARIから忠誠を証明するため妹ミコを殺せと命じられる。
(WOWOWより)

★感想など
所々覚えているシーンがあったので、どうも昔に観たっぽいな。全然記憶にないんだけど。
この映画は製作当時から「何でこうなった?」感しかない作品だった。
まず原作と全く違う時代・世界観で、登場人物の名前だけ借りた別物になっている。
当時の角川は「Wの悲劇」とか原作と全く違う映画を作って良く批判されていたから、
これは角川のせいなのだろうか? それとも監督のせいか?
どちらにしても「帝都物語」のセットを流用しただけあって、80年代に描かれた近未来感は良く出来ている。
当時の映画では散々描かれている風景なので、最早すっかりお馴染みではあるが。
ただ主演のつみきみほがアクションも喋りも全くイケテないのが残念過ぎ。
もっとちゃんとした女優を使っていれば面白い映画になっていたかも知れないとは感じる。
あと主題歌のザ・ローリング・ストーンズ「サティスファクション」は使いすぎて飽きる。
冒頭とエンドクレジットと、真ん中辺りで一回流すだけくらいにしておけば良かったのに。
そう言えば本作の制作が東宝だったのにビックリした。てっきり東映だと思ってたから。
確かテレビ版の「花のあすか組!」は東映じゃなかったっけ?
テレビ版の「花のあすか組!」に映画版あすかのつみきみほがタイムスリップして共演する話とかあったし。
そのテレビ版ではつみきみほが元々居た世界。つまり本作の世界ではテレビ版のあすかやみこが教科書に載ってるとか言ってたなあ。
ただ喧嘩してるだけの中学生が何やったら教科書に載るんだよとか思ったなあ。
また当時の東映は漫画原作とか、アイドルが主役の映画を良く作ってたね。
この頃は高校生の年齢の俳優が高校生役を。小~中学生くらいの子役が子供の役を演じているのが
今となってはとても良かったよね。
いい加減30近い人ばっかりで、10代が一人も居ないハイスクール物とか止めて頂きたいね。
まあ原作ほとんど読んだことないけど、あすかが好きな人なら。
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ディフェンダー

2022年03月01日 13時08分46秒 | アクション

「ディフェンダー」
原題:THE DEFENDER
2004年 アメリカ/イギリス/ドイツ/ルーマニア 92分
■監督:
 ドルフ・ラングレン
■出演:
 ドルフ・ラングレン
 ジェリー・スプリンガー
 シャカラ・リダード
 トーマス・ロックヤー
 キャロライン・リー・ジョンソン

●あらすじ
ドルフ・ラングレン主演・初監督作となるサスペンスアクション。
ルーマニアでの国際会議に向かう米国防長官・ロバータ護衛の任務に、
隊長・ランスが率いるボディガードチームが就く。
ルーマニアのホテルに着いたのも束の間、彼らは謎の集団の襲撃を受け…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
ドルフ・ラングレン初監督作とのことですが、ちょっと監督としての才能は。。。
予算はさておき、各キャラクターの関係性とか目的とかが全然ピンとこない作り。
最初から何となく出てきてよくわからない行動のうちに死んでいくみたいな感じ。
これだったら初めからネタばらししちゃった上で、こいつらどう動くんだろうみたいな構成の方が
観ているこちらもドキドキして楽しかったかもしれない。
あと音楽が話しと全然あってなかったかなあ。
緊迫感あるシーンでもなんだかのどかな感じの音楽は全くマッチしてなかったよ。
代わりにアクション面は結構頑張っていて、爆破シーンが多いのは頑張っている。
ドルもちょっとした空手キックを披露するなどサービス精神もあるのが嬉しい。
まあドルフ・ラングレンのファンなら問題なく楽しめるだろう。きっと。
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