「東京-ソウル-バンコック 実録麻薬地帯」
1973年 日本/香港/タイ/韓国 104分
■監督:
中島貞夫
■出演:
千葉真一
堀越光恵
松方弘樹
苗可秀(ノラ・ミャオ)
金昌淑
菅原通済
チャイヤ・スリヤン
名和宏
天津敏
川谷拓三
●あらすじ
ダンプカーの運転手・和田達也は、日本からフェリーで釜山へ渡航した。
韓国で新婚旅行中に、達也の妹・朋子とその夫の吉岡竜次が自動車事故で死亡したため、遺骨を引き取りに来たのだ。
しかし達也は事故に疑問を抱き、独自に調べ始めたことで謎の組織に狙われる。
妨害や命を狙われながらも達也は、釜山から慶州・ソウルへ向かい、そして香港へ、
ついにはバンコック・スコータイ・チェンマイへ渡り、各地の人々の協力を得て、真相を捜し求めていく。
(Wikipediaより)
★感想など
期せずして中島貞夫監督作品が続いてしまった。
制作年度もほとんど変わりがないが、どちらにも川谷拓三が出演しているのが素晴らしい。
しかも本作では割と大きい役で。
流石中島貞夫監督はピラニア軍団創設に一役買っているだけの事はある。
さて本作の一番の売りは、やはり千葉真一と苗可秀(ノラ・ミャオ)の共演に尽きるだろう。
まあそれ以外にもほぼ9割程度は海外ロケなども、当時としては珍しかったのかも知れない。
ただし一点違うところは、千葉真一はいつものカラテ・アクションはやりません。
これはカラテ映画ブームの前だからかなあ。
そうなるとまだ観ていないけど「やくざ刑事(でか)」シリーズとかは、本作みたいなテイストのアクションなのかな?
まあなんか全体的にちょっと展開がもたついている感もあるけど
当時としては凄くレアな苗可秀の胸の谷間が拝めるところが、流石東映と感動しておこう。
香港映画を観ている時にはあんなにビッグ・ボリュームとは気付かなかったからね。