レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

少林羅漢拳

2024年02月26日 18時41分15秒 | 功夫/空手/武侠片

「少林羅漢拳」
原題:三闖少林/Shaolin Intruders
1983年 香港 86分
■監督:
 唐佳(タン・チァ)
■出演:
 爾冬陞(イー・トンシン)
 劉玉璞(ラウ・ユクポク)
 白彪(パイ・ピョウ)
 高飛(エディ・コー)
 谷峰(クー・フェン)
 李海生(リー・ホイサン)

●あらすじ
4大武侠集団が謎の覆面をした4人組に襲撃されるという事件が起こる。
武侠団から依頼を受け調査に乗り出したレイとチャオは、謎は少林寺にあると確信し乗り込むが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
久々のショウブラ作品。
1983年と言えば、香港映画界はほとんどシネマシティとゴールデンハーベスト中心になってきた頃。
例えばジャッキー・チェンも、あの超名作「プロジェクトA」を発表している時代だ。
その時にこの昔ながらの正統派功夫映画とは、色々と考えてしまう。
時代に追いつけなかったのか、昔からのやり方を変える気がなかったのか。
だがそうは言っても昔ながらと言う訳ではなくて、ショウブラでは珍しくワイヤーアクションを多用している。
あとやたらに功夫シーンが多いのも特徴で、武術指導を複数人用意しているだけあって
各功夫シーンもバリエーションに富んでいる。
だが脚本の方は結構ツッコミ所が多くて、トンデモ展開も割とある。
でもクラシカルな功夫映画と思いきや、少し時代にあわせて進化したショウブラ作品は貴重なので
その辺を楽しむと良いかと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アトランティス7つの海底都市

2024年02月22日 19時00分07秒 | SF/ファンタジー

「アトランティス7つの海底都市」
原題:7 CITIES TO ATLANTIS
1978年 イギリス 96分
■監督:
 ケヴィン・コナー
■出演:
 ダグ・マクルーア
 ピーター・ギルモア
 シド・チャリシー
 シェーン・リマー

●あらすじ
『恐竜の島』のケヴィン・コナー監督によるSFアドベンチャー。
19世紀末。幻の古代都市・アトランティスを探すアトキン教授と息子のチャールズは、
バミューダ海域で深海潜水艇による海底調査を開始し、アトランティスの謎を解く手掛かりを発見する。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
「恐竜の島」「地底王国」のケヴィン・コナー監督らしい作品。
地球の中心に向かってもぐっていったら、謎のアトランティスに到着し大冒険と言うプロットは
「地底王国」とほぼ同じ。
行くのはともかく戻ってくるのって凄い難しいと思うんだが、結構あっさり戻ってきちゃう所も「地底王国」と同じ。
ただこちらの方が多数のモンスターが出てくるので、見所がいっぱいあるかな。
特に本作に出てくるモグタンと言う怪獣は有名だしね。
ケヴィン・コナー監督の作風は結構どれも同じな感じなので、「恐竜の島」か「地底王国」どちらを観て
気にいった人は本作を観ても楽しめるであろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

処刑教室

2024年02月22日 18時59分29秒 | アクション

「処刑教室」
原題:CLASS OF 1984
1982年 カナダ 98分
■監督:
 マーク・L・レスター
■出演:
 ペリー・キング
 ロディ・マクドウォール
 ティモシー・ヴァン・パタン
 メリー・リン・ロス
 マイケル・J・フォックス

●あらすじ
暴力が支配する学園に赴任して来た新任教師は、その張本人である不良グループと真っ向から対立。
だが彼らの毒牙は身重の妻にまで至り、ついに教師は復讐の反撃を開始する……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
これ続編の「クラス・オブ・1999/処刑教室2」は観た事あるんだけど、1は観た事なかった。
まあ2は教師がターミネーターもどきのSF物になっているので、全然違う続編なので繋がりはなさそうだが
1は1で、”超腐ったミカン”な話だった。
荒廃した学校の不良たちと、新任教師の対立と言う分かりやすい設定ながら、各キャラがとにかく濃い。
この映画基本的に不良も教師もどちらもやり過ぎなレベルで、
やってる事は生徒VS教師と言うよりも、ほとんどマフィアVS警察レベルである。
100%犯罪なのに、未成年なのと証拠が無いからと捕まらない不良たちと、それを見て見ぬふりをする大人たち。
最後は教師が反撃して不良たちを皆殺しにするのだが、これが良くある我慢に我慢を重ねて最後に大爆発ではなく
最初から結構イケイケである。
不良たちも教師もやってる事がどんどんエスカレートしていって、最後は殺し合いになるみたいな展開である。
だが一番驚くのは、これが実話ベースだと言うこと。
若き日のマイケル・J・フォックスも、マイケル・フォックス名義で出演しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハーレーコップ

2024年02月21日 18時43分49秒 | アクション

「ハーレーコップ」
原題:NIGHT VISION
1998年 アメリカ 97分
■監督:
 ギル・ベットマン
■出演:
 フレッド・ウィリアムソン
 シンシア・ロスロック
 ロバート・フォスター
 フランク・ペシ

●あらすじ
女性を誘拐してはビデオに録画しつつ殺す異常殺人鬼と、警官の死闘を描くサスペンス・アクション。
ある日、監禁された女性が惨殺される様子が録画されたテープがマスコミに届けられた。
警官のダックは、犯人らしき人物を目撃したが、その日から彼のもとへ殺人を予告する電話がかかるようになる。
女性格闘家のS・ラスロック、元プレイメイトのS・トゥイード、R・フォスターなどの
個性派スターたちの激突が見どころ。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
主演作は主にZ級。凄く出来が良くてもC級止まりにアクション・スター、フレッド・ウィリアムソンと
香港映画界で活躍した白人女性格闘アクション俳優シンシア・ロスロックの共演作。
これがまあいかにもフレッド・ウィリアムソン主演にあわせたかのような雑な脚本で、かなりヒドイ。
まず犯人側がかなり知能が低いのが致命的。
こんなのどうやって入手したんだと言うような盗撮映像は手に入るのに
警察相手に声も変えずに何回も電話して会話しちゃったりだとか、主人公の友達を脅しに行く時も
堂々と素顔を晒すとか。おまけにカッとなって殺す気ないのに殺しちゃったりとか、
知能レベルがほとんど「北斗の拳」に出てくる、モヒカン雑魚たちくらい未来を想像できてない。
だが彼らを相手するフレッド・ウィリアムソンも相当なレベルのダメ人間なので
登場人物の誰にも感情移入出来ない。
ではアクション俳優が二人揃っているから、アクションだけは期待できるかと思いきや
爆破シーンで爆発と俳優があっていないと言う、合成ミスを連発してくれたりするので、さらに冷める。
まあそう考えると、いかにもフレッド・ウィリアムソンの映画って感じなので、
彼が好きな人であれば。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インベージョン・オブ・ザ・ビー・ガールズ 蜂女

2024年02月21日 18時43分07秒 | SF/ファンタジー

「インベージョン・オブ・ザ・ビー・ガールズ 蜂女」
原題:INVASION OF THE BEE GIRLS
1973年 アメリカ 86分
■監督:
 デニス・サンダース
■出演:
 ヴィクトリア・ヴェトリ
 ウィリアム・スミス
 アニトラ・フォード
 クリフ・オズモンド
 ライト・キング

●あらすじ
ソフトコア風のエロティック・SFサスペンス。
ブラント研究所の職員が不審な死を遂げる。
捜査担当のニールは、研究所に秘密が隠されていると睨む。
町では謎の美女たちと一夜をともにした男たちが次々死ぬ。
研究所の女性科学者スーザンが、昆虫の生態を人間に応用する装置を開発、
町の美女たちに蜂の生態を移植して新人類によるコロニーを作ろうとしていた。
事実を知ったニールは、装置を破壊、爆発に巻き込まれて彼女たちは死ぬのだった。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
タイトルとか内容からして、てっきりロジャー・コーマン作品かと思ったら違っていた。
まあ内容の方も実に大した事なく、出てくる女性たちが全員おっぱいを出すくらいで
一瞬、あれ?これイタリア映画? とか思うくらい節操が無かった。
節操が無いと言えば、設定となっている街自体が節操が無くて、
娯楽がなくてヒマだから誰とでもセックスすると広言する街で、相手は既婚者でも関係なし。
最早倫理観など崩壊した街を舞台に、謎過ぎる実験を強引にエロに結び付ける展開には
一体オレは何故こんな映画を真面目に観ているんだろうと言う、切ない気持ちになせてくれる
これこそ正しいC級映画だと言え迷作であろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする