「最後の猿の惑星」
原題:BATTLE FOR THE PLANET OF THE APES
1973年 アメリカ 87分
■監督:
J・リー・トンプソン
■出演:
ロディ・マクドウォール
ナタリー・トランディ
オースティン・ストーカー
クロード・エイキンス
●あらすじ
時間軸を移動しつつ継続した、シリーズ物としては実にユニークな「猿の惑星」の第5作にして完結編。
前作「猿の惑星・征服」で勝利の凱歌を上げたシーザーが今回も主人公。
大規模な戦争の後、文明が後退した地上では猿と人間が共存していた。
両親が映っているビデオテープが廃墟となった都市の地下にあることを知ったシーザーは探索へ出かけるが、
そこには放射能におかされミュータント化した人間が生存していた。
人間たちは猿の集落を攻撃、両者の間で戦闘が始まった……。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
前作の勢いのままに観たシリーズ完結編。
内容的には「続・猿の惑星」を踏襲と言うか、トレースしているような感じ?
原題にもある通り、「続・猿の惑星」に登場したミュータント人間や
将来地球を滅亡させるキッカケとなったゴリラたちとの戦いを描いている。
その割にスケールが小さく見えてしまうのは、きっと予算が足りないせいであろう。
時間軸としてはこのまま第一作に繋がるわけだが、それならそれでもうひと捻りあっても良かったとは思うが
脚本家が本調子じゃなかったみたいだし、予算も無いしでしょうがなかったのかな。
さてシリーズ全て観て思ったのは、1970年代の空気感好きだなと。
なんか他の1970年代の映画を観たくなったね。
シリーズとしては、この後リメイクシリーズになるのだが、そちらはどうしようかな。