レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

最後の猿の惑星

2024年02月20日 19時14分21秒 | SF/ファンタジー

「最後の猿の惑星」
原題:BATTLE FOR THE PLANET OF THE APES
1973年 アメリカ 87分
■監督:
 J・リー・トンプソン
■出演:
 ロディ・マクドウォール
 ナタリー・トランディ
 オースティン・ストーカー
 クロード・エイキンス

●あらすじ
時間軸を移動しつつ継続した、シリーズ物としては実にユニークな「猿の惑星」の第5作にして完結編。
前作「猿の惑星・征服」で勝利の凱歌を上げたシーザーが今回も主人公。
大規模な戦争の後、文明が後退した地上では猿と人間が共存していた。
両親が映っているビデオテープが廃墟となった都市の地下にあることを知ったシーザーは探索へ出かけるが、
そこには放射能におかされミュータント化した人間が生存していた。
人間たちは猿の集落を攻撃、両者の間で戦闘が始まった……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
前作の勢いのままに観たシリーズ完結編。
内容的には「続・猿の惑星」を踏襲と言うか、トレースしているような感じ?
原題にもある通り、「続・猿の惑星」に登場したミュータント人間や
将来地球を滅亡させるキッカケとなったゴリラたちとの戦いを描いている。
その割にスケールが小さく見えてしまうのは、きっと予算が足りないせいであろう。
時間軸としてはこのまま第一作に繋がるわけだが、それならそれでもうひと捻りあっても良かったとは思うが
脚本家が本調子じゃなかったみたいだし、予算も無いしでしょうがなかったのかな。
さてシリーズ全て観て思ったのは、1970年代の空気感好きだなと。
なんか他の1970年代の映画を観たくなったね。
シリーズとしては、この後リメイクシリーズになるのだが、そちらはどうしようかな。
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猿の惑星・征服

2024年02月20日 19時13分55秒 | SF/ファンタジー

「猿の惑星・征服」
原題:CONQUEST OF THE PLANET OF THE APES
1972年 アメリカ 87分
■監督:
 J・リー・トンプソン
■出演:
 ロディ・マクドウォール
 ドン・マレー
 リカルド・モンタルバン
 ナタリー・トランディ
 ハリー・ローデス

●あらすじ
「新・猿の惑星」で誕生した、コーネリアスとジーラの息子マイロが猿族を率いて人間に叛旗を翻し、
シーザーと名乗るまでを描くシリーズ第4作。
前作より20年が経ち成人したマイロはサーカス団長だったアーマンドに助けられていたが、
初めてメガロポリスを訪れた際に虐待を受けている猿たちを見て大声を上げてしまう。
マイロはなんとか逃げ出せたものの、警察に捕らえられたアーマンドは真実を語った上、命を落とす。
彼の死を知ったマイロは奴隷と化している仲間の猿に呼びかけ、人間への反乱を企てるのだった……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
シリーズ第4作は、「新・猿の惑星」の最後にちらっと登場した赤ちゃん猿が、大人になった時の話。
ちょっと時間が経っているので、一瞬あれ?とはなるが、まあ途中で付いてはいけるようになる。
前作より猿のメイクをした人たちが圧倒的に多いので、予算が「新・猿の惑星」より増えたのかと思ったら
実は「新・猿の惑星」より予算は落ちていたらしい。
そう考えると「新・猿の惑星」のどこにそんなに予算使ったんだろうか?
ストーリー展開はシリーズの中でも分かりやすく、そして面白い。
奴隷として扱われていた猿が、極悪非道な知事に対して蜂起し勝利する様は、
人類の歴史を参考にしているだけあって、リアルさを感じることができる。
そして高らかに「これからは猿の惑星だ」と宣言するラストは、思い切り続きが観たくなる程であった。
シリーズとして一貫性があるんだか無いんだか分からないけど、結構オススメ。
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