★戦前は日本がドイツに勝つという予想も多かったが、
それは「願い」や「期待」であって心底そう思っていた人は少なかったのではなか。
1-0で終わった前半戦を見た限りでは、
圧倒的にドイツが優勢で、殆ど日本の勝ちなどは考えられないような状況だった。
それが結果は2-1の日本の逆転勝利なのである。
サッカーはなかなかムツカシイスポーツだと思うが、
今回の勝利は森保監督の采配の勝利であったような気がする。
4バックと3バックでどれくらいの違いがあるのかもよくは解らぬが、
少なくとも前半の日本とはチームが変わったような印象を受けたし、
ここにあるように投入した堂安・浅野・三苫・南野が得点に絡んでの
劇的な逆転劇だったのである。
堂安の同点弾も素晴らしかったし、
浅野の決勝点はそれ以上に素晴らしかった。
こんなにチーム全体で喜びを表現するシーンも少ないのだが、
それくらいに素晴らしい得点だった。
★ 私自身は野球をやっていたのだが、
サッカーには中学校の神戸一中がサッカーの名門であったことから、
10代の頃から関心は持っていたのだが、
息子がサッカーをやりだしてからは、
釜本・吉村・阿部などのいたヤンマーの試合もよく見たし、
その阿部が監督をした関学に息子が入った当時からは本当にサッカーの試合もよく見たのだが、
当時は現在とは全く違ったレベルだったような気がする。
Jリーグが出来て、日本の選手も海外に進出し、
今では本当に世界と戦える、そんなレベルになっているのだろう。
今回のドイツ戦の勝利も運もあっただろうが、それなりの実力だったようにも思う。
予選リーグはあと2戦のうち1勝すれば、念願のベスト8に近づくことになるのだろう。
先ずは次の1戦に勝利することである。
果たしてどんな結果になるのか?
夢のベスト8が実現するかも知れない。