★『皇位継承式典』というNHKの非常に詳細な記事がった。
このように纏めてあるので、興味・関心のおありの方はご覧になればいい。
即位の礼は、憲法に定める5つの儀式だそうである。
5月に始まって、今回の11月で終わっている。
最後に行われた『大嘗祭』がよく解らなかったのだが、
大要このように説明されている。
新嘗祭(にいなめさい)と神嘗祭(かんなめさい)については、私が小学生の頃はそう呼ばれていたので何となく解っていて、
新嘗祭は今年出来たお米を『天皇陛下』が、神嘗祭は『神様が』と覚えていたが、
伊勢神宮で行われる儀式が神嘗祭なのだろう。
「大嘗祭(だいじょうさい)」は、毎年11月に行われる「新嘗祭(にいなめさい)」を即位後、初めて大規模に行うもので、皇位継承に伴う一世に一度の重要な儀式とされています。天武天皇の時代から、歴代の天皇が即位後に「大嘗祭」を行うことが皇室の伝統となってきました。
「大嘗宮の儀」は、天皇が新しく収穫された米などを皇室の祖先とされる「天照大神(あまてらすおおみかみ)」とすべての神々に供えたあと、みずからも口にして国と国民の安寧や五穀豊穣などを祈る儀式です。
と説明されている。
そのために新たに建物を建てて行われ、その費用も非常に大きいのだが、
『政府は、前回の平成の大嘗祭にあたっての見解を踏襲し、儀式の宗教性を踏まえ国事行為ではなく皇室行事として行う一方で、費用は皇室関連の公的な予算にあたる「宮廷費」から支出することにしています。
これについて、秋篠宮さまは、記者会見で、「宗教色が強いもので、国費で賄うことが適当かどうか」と天皇の生活費にあたる予算の「内廷費」から支出されるべきだという政府の決定とは異なる意見を述べられています。』
日本古来の伝統に基づく儀式だが、いろんな意見はあるようだが、
皇室に対する国民の意識は総じて『好意的』で、女性天皇についても賛成が多いのは、『皇室が続いて欲しい』という希望の表われなのだろう。
令和の時代になって今は『天皇と上皇』が同時に存在する時代になったのだが、
今は天皇陛下は赤御用地にお住まいのようだが、
この写真の説明にあるように、夫々入れ替わってお住まいになるようだが、
一般の方の引っ越しとは違うので、なかなか時間もかかるようである。
東京は大都会なのに意外にあちこちに緑が残っているのだが、
この写真にある緑を見ても、皇室の長い歴史が感じられるのである。