林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

今日のぼやき

2019-03-28 | 病院巡り

歯茎が疼き、肩が凝る。
昨日、勧められたので、歯周ポケットを無くすためにレーザー治療とやらをやってみた。
健康保険の対象外の治療らしく、5000円も支払った。

きのうは終日、血が止まらずドラキュラ伯爵状態だった。
抗生物質は毎食後、鎮痛剤は2回服用し、今朝、経過を診てもらった。

経過は良好なので多少の出血や痛みは恐れず、柔らかい歯ブラシでブラッシングをするようにとのことだった。

で、そのとおりやってみたら、出血はしないが歯茎が疼き、肩が凝る、という有様。

午後、4カ月ぶりの眼科診察。
視力検査は頑張ったので、前回と同じ結果が出た。
しかし右目の角膜が退化しているそうで、無駄なガンバリだった。

朝、目が覚めても瞼が開かないと訴えたら、涙に着色し拡大写真を撮った。
すべすべだった眼球が凸凹し、涙が眼球に行き渡っていない由。視覚的に納得。

検査で瞳孔を拡大させたため、日差しが眩しく歩行が困難なので、帰りは病院の車で帰って来た。

という情けない状態であります。

  

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さんざんな一日

2018-11-30 | 病院巡り

入歯の調整は2回目だったが、噛み合わない。
薄紙をガチガチ噛むと、どうして歯が噛みあうようになるのか不思議だ。
その前に、本物の歯茎に食い込む人工の歯茎を削って欲しい。

前歯のブリッジは未だに馴染まず、存在を強く主張する。

バスが少ないので、眼科があるクリニックへは歩いて行った。
鹿台橋からは、トラックが巻き起こす風に煽られながら、とぼとぼ歩くのは恐ろしかった。
眼科があるリゾートホテル風クリニックは、場違いなじじばばで混雑していた。

瞳孔を拡げる目薬を差され、検査・診察で2時間近くも拘束された。
やっと解放された病院出口。西日で目が眩んだ。

調剤薬局は30分待ち。目薬を受け取り外に出たら、陽は既に傾き足元が薄暗い。
県道を避け清流橋から天神橋まで川原の遊歩道を、転落しないように歩いた。
辿り着いたコンビニは照明が眩しく、お叱呼だけで失礼。

鹿台橋からは上り坂。瞳孔はまだ開いており、街灯が滲み足元が危ない。
坂道をよろよろと猫額亭に辿り着いた。

  

  歯医者も眼医者もキライである。
  猫なで声を使いながら、酷い仕打ちをする。
  
さんざんな一日だった。

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しみじみ

2018-08-23 | 病院巡り

  

2本抜歯した直後、鋤焼きパーティでパクパク鋤焼きを食った猛者がいた。
猛者は故永六輔氏の従弟で、同じ職場で働いていた。

森生はそういう真似はできない。
抜歯後数日は、冷奴やヨーグルトしか食えない。

この夏3本目の抜歯をする前日、栄養を摂るために牛丼屋で鰻重を食した。
この店の鰻重は余白が広く、ご飯が残るのでしじみ汁を追加した。

しじみも小さい。こんなものまで食っていては、鰻同様絶滅危惧種になる恐れがある。
また、小さな貝殻に中身は殆ど入っていなかった。
事前に抜き取り、サプリメント業者に納入したのかも。

しかし、しじみの味はした。

長い前書きになりましたが、今日、この夏3本目の歯を抜きました。

先生は説明責任を果たし、丁寧で優しく、抜歯は鮮やかだった。

しかしながら抜歯は抜歯。暴力行為にほかならぬ。
当然、昼飯は抜かざるを得なかった。

終日、ドラキュラ伯爵気分だった。
新たに3本欠けた口腔内に、血生臭い風が吹いている。

  ・歯三本抜かれじじぃは秋を知る
                 ......... 猫額亭森生

  おいとまするまでに、あと何本抜かれるのだろうか。
  しみじみ

  写真はイメージで、こちらさまから拝借しました。

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歯を抜く覚悟

2018-06-18 | 病院巡り

奥歯が2本、ますます傾いてきて四六時中歯茎が痛む。
前歯が1本、ぐらぐらし始め、また腫れて、頬が引き攣るようになった。
つまり、3本が絶望的である。

歯茎が痛むとイライラし、人さまに突っかかるようになる。
食うものが限られ、なにもかもがマイナス思考になる。
心臓腎臓にも障り、認知症リスクが高くなるそうだ。

我慢強い森生も我慢ができず、アポなしで歯科医院へ。

とりあえず腫れているところに薬を注入。
先生は「奥歯2本はいま抜いてもいいですよ」と言う。

歯を抜くのは森生にとって人生の一大事。まだ覚悟が出来ていないよ。
全身麻酔で歯を抜き、1週間入院、ならいいんだけどね。

そこで、先生はセフカペンボキシル塩酸塩錠3日分9錠を出してくれた。
抗生物質で化膿止めらしい。腸内のビフィズス菌を全滅させる、と思うけどな。

次回の治療は、先ず歯槽膿漏菌をやっつけるために、レーザー光線治療をすることに。
経過を診てから先ず2本を抜き、前歯はなるべく残しましょう、と先生。

  次回までに、歯を抜く覚悟をしなければならない。
  優柔不断は得意技。決断できるかなぁ.......。

  

  雑炊・ラザニア・お茶漬けなど、噛まずに食せるもので生き延びております。
  このお茶漬けは美味い。お求めはこちらへどうぞ。

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沢山のおくすり

2018-03-14 | 病院巡り

  

また歯茎が疼く。いよいよ最後の奥歯2本と、前歯何本かを抜く時が来たようだ。

抜くとなると、じじぃの場合、止血対策が重要である。毎日、沢山の薬を飲んでいるのでね。

血圧を下げる薬、血液さらさらにする薬、中性脂肪とコレステロールを下げる薬、鼻水を止める薬等々だ。
毎日朝晩、合計12錠も飲んでいる。何種類か? そんなこと知らないよ。

等々を抜歯前に、歯科医に説明しておく必要がある。
だけど、具体的に何を服用しているか、脳内はへちまたわし状態なんですね。
ジェネリック薬品にしてから、一層分からなくなった。


いま、薬局でくれた「おくすりの写真」①と「おくすり手帖」②と、内科医先生の「処方箋」③の写しが手元にある。
先ず始めに、これら①②③が正しく繋がるか調べてみた。

  !@#★!卍・・・*☆?

③が①や②にどう繋がっているか、例のジェネリックとやらで薬の入れ替えがあり、わけが分からない。

何が何に変わったかは一応①には書いてはあるけれど、薬の名前がアンポンタンで、頭の中はぐちゃぐちゃ。
プラビックス錠やオルメテック錠なら分かってた。
クロビドグレル錠やオルメサルタンOD錠やベボタスチンベジル酸塩錠なんてなぁ........。
舌を噛みそうだ。


次にマーカーで色分けして見たけれど、色分け違いが発生したりして、脳内は一層すかすか。

なお、直近の診察で、内科医先生は1錠減らしてくれた。しかし、どの薬を減らしたのかを覚えていない。
こんなことでは、内科医先生の処方箋をそのまんま、歯科医先生に手渡すしかないや。

  頭がへちまたわしになったのは、大量に服用している薬の副作用にちがいない。
  あるいは加齢による経年劣化かな? ........ 両方だろうな

  

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歯医者通い

2018-01-11 | 病院巡り

歯茎の腫れが退かない。疼痛が始まってから2週間も経った。
数日前からは、何年も前に抜歯した跡まで痛みはじめ、閉口している。

きのう、とうとう近所の歯医者へ行った。
予約をしてなかったので、1時間以上も混み合う待合室で待ったが、新任の若先生は大当りだった。

以前の先生は30年余り頼りにしていたが、寄る年波の所為か、顔の上で呟く独り言が失礼かつ不適切に。
治療も投げやりになったので、遂に見限って、あちこちの歯医者や大学病院を転々とした。
しかし先生たち、帯にも襷にも短く、ここ2年近く歯医者にご無沙汰だった。

お医者さんは、大学病院のようにあんまり若いのは頼りない。
かといって60代後半になると、経験はともかく、抜歯などは危なっかしくて敬遠したい。

新任の先生は30代後半から40の始め。髪は漆黒でまさに働き盛りである。
治療はテキパキと、説明と解説をしながらやってくれた。
そして「いずれこことこことここは抜歯しなければ」とのご宣告。
春から縁起が悪いね、とほほ。

抜歯した跡の痛みは、いわば口腔内擦過傷の由。固いものを歯茎で噛んだのが原因のようだ。
先生の方から「経過を診たいから」と1週間後の予約を入れてくれ、先ずは一安心。
いい歯医者に巡り合えた。林檎の丸齧りは諦めているけどね。

 

  虫歯は80歳になるまで1本も無いが、歯茎が高校生の頃から弱く、いま残っている歯は17本。
  部分入歯は何度も作ったけれど、2年で合わなくなり、現在は使っていない。
  歯ブラシ、歯磨きは一番高価なものを、モンダミンも常用している。
  しかし腫れはまだ退かず、痛む

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検査は済んだ

2017-12-08 | 病院巡り

検査は簡単だった。無料だったからかもしれない。

身長測定
  姿勢は平均より良いと思ってたのに、背骨が支柱にくっ付かないのね。
  また1cm縮んだ。

体重測定
  この冬一番の寒さで股引を穿いてったのは失敗だった。
  もう見栄を張る必要はなかったんだ。

血圧測定
  正常値。じじぃは病院で測ると正常値が出る。美しいナースばっかりなのに、きっと不感症だわぃ。
  全館暖房の待合席で、長時間安静にしている効果かも。

尿を溜める
  溜めようとしても堪らないから、しょっちゅう排出するので、紙コップに溜めた水深は1cmちょっと。
  割合澄んでたので、試験紙を入れなくても糖は出ていないはずだ。膀胱は明らかに縮んでいる。

若先生の診察
  眼底観察=貧血なし/聴診器で診察=雑音なし/腹部触診=膨れてるが腫れはなし/足首触診=むくみなし。
  謙虚な若先生によると「異常はない」由。本当は前の記事のように、一杯あるんだけど見破ってくれなかった。

左腕から採血
  無理して半袖肌着にしていたのは正解だった。
  静脈は厚い皮下脂肪に隠れているが、ナースは一発で探り出し、採血。

以上、小1時間で終了。
現役父さんなら人間ドックが必要だろうが、末期高齢者には、この程度の軽い検査で充分。

自覚している不具合の2割程度を訴えた。
若先生は謙虚に聞いてくれたけど「普段かかっている先生に相談して下さいね」。無料だからしょうがない。

この簡単な検査で異常が見つかったら、いよいよ年貢の納め時だよね。

  

  丁度昼時だったので、最上階にある、眺めがいい三ツ星職員食堂で昼食。

  贅沢な昼食。初冬の山並み。暖かな病院。

  夜になるまで過ごしていたかった。

  チキンライスはイメージです。

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無料健康診査へ

2017-12-08 | 病院巡り

頭痛がする。目が霞む。鼻がジンジンする。痰が多い。サプリメントが喉がつかえる。歯茎が疼く。
肩が凝る。息切れする。背中が痒い。雲古が出ない。お叱呼が近い。足指の関節が痛む。
ふらつく・高血圧・内臓脂肪に中性脂肪・BMI・・・・etc。

それでも眠く、腹は減る。

  

期限切れになりそうだ。
これから無料健康診査に行きます。

若い先生、目を回すだろうな、いひひ。
笑いごとじゃないよね。

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飲む目薬

2017-10-05 | 病院巡り

眼科に行かなければならないが、団地内の病院は眼科を廃止し、近所に眼科医院がない。
仮に、眼医者の先生に診てもらっても、黄班変性症には治療方法がない。

それで2年放っておいたら、視力がさらに落ちた。近眼・老眼・乱視に加え、直線が歪み、視野が欠落する状態だ。
加齢の所為と思うけれど、毎日のブログがいけないのかもしれない。

  

医者に行かない代わりに、目薬を奮発した。
売場で発見した高田純次クンの殺し文句をそのままお伝えします。

  

  参天史上最高峰 かすみ目に、原因からアプローチ     

ね、効きそうでしょ?

これまでの目薬は見た目に清涼感を与えるものばかりだったが、この「サンテメディカルアクティブA」は黄金色。
値段は、もちろん史上最高である。

  

目薬を目に注すのが苦手だ。
目をシッカリ開けておくには、どういう関係か、口をパックリ開けていなければならない。
いざ目薬を目に注す瞬間、瞼が閉じ、開いた口に目薬は流れ落ちる。

高い目薬だから零してしまうより、口から飲んだ方がまだいいのかもしれない。
味はモンダミンを苦くした感じで、どうせ飲むなら、爽やかな甘さにしてくれれば有難いのだが。

効き目ですか? 
.......う~む、末期高齢者には効かないようですね

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                                            171005


横浜市大病院で

2017-09-07 | 病院巡り

市大病院は巨大な病院だった。
正しくは「横浜市立大學付属総合医療センター」なんですね。

市営地下鉄「阪東橋駅」から徒歩五分。
街角に突如現れた病院は、圧倒的な存在感があった。

出入りする人が多く、入口で入館手続きの行列ができていた。
日曜日なので院内は灯りが消え、売店は閉まり、暗い気分になった。

6階の食堂で休日勤務の病院職員に混じり昼食。

1時半に姉の病室に入った。

姪の話では落ち込んでいるそうだったが、意外にけろりとしていた。

  あたし、肛門を取られちゃったよ。  
  癌は取り切れなかったんだって。

  ふ~ん、見える場所に肛門が移動したら、却って便利かもよ。
  残した癌とは、この先ず~っと仲良くやってけばいいさ。

きょうだいの情報センターである姉に、親戚の消息を尋ねた。
古い一族には、大河小説が2~3本書けるほどのどろどろがある。
少女の頃から行動派だった姉を励ますには、知り合いの消息を尋ねるのがいちばんだ。

手術後3日目から食事が出ていて、メニューでは、森生よりいい食事をしている。
しっかり者の姪が、万端を差配した。
姉は担当医にも、景色が良く快適な病室にも満足していた。

ただ病院食の薄味には閉口している。
次に行く時には、ふりかけか梅干しをこっそり差し入れようと思う。

病院の15階には展望室があり、山下公園からみなとみらい地区まで一望できる。
まだ日が高いので歩いて行ってみるつもりになった。

しかし病院から出ると、真夏の猛烈な日差しにくらくら。
ヨコハマ港の見物は、またの機会に先送りした。

 

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古い医院で

2017-03-28 | 病院巡り

きのうから冷たい雨が降り続いている。
背中の痒さがだんだん酷くなってきた。両脚の脛も痒い。

地元の古い皮膚科医院へ行き、老先生に診てもらったら「老人性乾皮症」だった。
空気が乾燥すると、年齢肌も乾燥し、痒くなるんだそうだ。
少しくらいの雨では追い付かないようだ。

毎食後服用する錠剤が7日分出た。痒みを抑える薬だそうだ。
他に軟膏が2種類。これは就寝前と起床後、背中に塗らなければならない。

あ~あ、また薬が増えた。生きてゆくのは大変だなぁ。

そうはいっても、この医院、結構暇つぶしができる。
建物や什器備品すべてが古色蒼然。昭和初めか戦後直ぐかの風情をたたえ、文化遺産化している。
待合室は4畳半くらいの畳敷き。玄関には下駄箱とスリッパ棚がずらりだ。

昨年から、請求しなくても領収書をくれるようになった。
今回から、診察券や「お薬の説明書」やお薬手帖に貼付するメモをくれるようになった。
だけど説明書は難解である。

患者は地元のじいさんばあさんと幼児たちである。
1時間あまり、ママに内緒で幼児にウインクし、患者と病院職員を観察し、色々勝手に想像するだけでも面白い。

今、駐車場を拡張工事中である。
医院を改築する噂もあり、ちょっと勿体ない気がする。

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薬漬け

2017-03-23 | 病院巡り

薬を一カ月分貰ってきた。いや、正しくは買ってきた、だ。

このところ毎日飲む薬は、朝食後5種類、昼食後1種類、夕食後6種類、就寝前2種類である。
オルメテックは朝食と夕食後、イコサペント酸エチル粒状カプセルは3食後、オロパタジン塩酸塩OD錠は朝食と就寝前に飲む。
だから1日に飲む薬は何種類かと問われれば、答えは「分かりまへん」ですな。お暇な方、教えて下さい。
何錠飲むかは合計でよく、14錠になると思う。違うかな?

薬の目的は、高血圧を下げる、血液をサラサラにする、中性脂肪を下げる、アレルギー性鼻炎を抑える、痰を切るだったはずだ。

種類が多過ぎて、今や何のために飲んでるのか、わけが分からなくなっている。
いくら薬を飲んでも、坂道では心臓が苦しく、朝起きるのが辛く、日中は眠く、最近は背中が痒い。
これらの諸症状は薬の所為ではなかろうか。

本当は他にも軽い脳梗塞の疑い、頻尿や眼病、歯周病などがあるけれど、医者には行かない。
これ以上薬を飲んだら腹が膨れて、死ぬと思っているからだ。

種類があまりにも多く、錠剤のままではとても管理ができません。
それで薬局に「一包化」をお願いしています。

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失敗した作戦

2016-11-16 | 病院巡り

朝から冷たい雨が降り続いていた。
特にすることはなく、こういう日に猫額亭に閉じ篭っていては電気代が嵩む。

あと何日かで心臓と血圧の薬が切れるので、医者へ行くことにした。
この雨なら、多分、いつもより空いていてあまり待たないで済むだろう。
1、2時間くらいなら、暖かい待合室で居眠りするのもいいもんだ。うふふふふ。

ところが、あにはからんやだった。
待合室に入ったら、ぎょぎょぎょぎょ!
じじばばじじじばばばばじじばばじじじばばばばばばばば・・・・・である。空席はゼロだわ!
馬ではないので、立ったままでは居眠りもできない。

あぁ誰も、考えることは同じなんですなぁ。
中には何にも考えていないようなじじばばもいる。
きっと、嫁か娘の作戦で、ここへ運ばれて来たのだろう。

毎回、大量に出される薬を毎日飲んでも、効いているとは思えない。
1回や2回飲まなくてもいいわぃ、と医者は止めにして、隣の空いているスーパーへ行った。

スーパーには、じじが2人しかいなかった。

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筋力強化

2016-10-26 | 病院巡り

また1週間過ぎ、きのう病院へ行った。これが7回目である。
整形外科のクールな先生に「大分良くなりました」と一言。嬉しかった。

まだ薬指の爪の根に紫痣が僅かに残り、足の甲は全体に土色をしている。
だが血管が見えてきて、腫れは殆ど退いたようだ。

岩を蹴飛ばした脛には瘤がりあり不気味。
先生は「2週間後にエコー検査をします」と。


皮が剥け始めた右脚に塗るワセリン。
痺れ対策としてメチコバール錠(ビタミンB12)を2週間分を出してくれた。

今後の問題はこの凡そ2カ月で、両脚の筋力がめっきり衰えたことである。
また、カラダが激しい痛みを覚えていて右足を庇ってしまう。
右脚の指先で地面をシッカリ掴めず、上体がぐらぐらする。
階段の、特に下りが難しく、恐怖を感じるほどだ。

先生は、実際に長く歩くことはない。
椅子に腰かけて足首を回したり、足指でグーチョキパーをして血行を促せ、と言う。

11月は旧友に会うために、東京や大船へ行く約束がある。
話題の「シン・ゴジラ」を観たいし、「吉野屋」は鋤焼き御膳を復活しただろうか。
それから「セブン・イレブン」の肉豆腐にもお目にかかりたい。

残された日々は少ないのだ。悠長なことはしていられない。
自然の回復を待っていたのでは、じり貧に向かうだけだ。
自分のカラダは自分が分かっている。

きょうからは自主的にリハビリを開始し、筋力強化を図るつもりだ。

その記念すべき第一日目。これから高麗駅まで坂道を下り、電車で飯能へ行こう。
昼飯には「餃子の満州」で味噌らーめんを食ってやるぞ。
とりあえずの目標は、ささやかなもんだねぇ

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大きな秋の小さな幸せ

2016-10-17 | 病院巡り

万年床を上げ、およそ2カ月ぶりに天日で布団を干せた。
タオルケットを2枚、洗濯できた。

腫れが大分退き、靴が履けるようになった。
車で郵便局と信金に行き、底をつきかけた生活費を補充することができた。

高麗駅近くにある馴染みの饂飩屋に寄り、具だくさんの暖かい天麩羅饂飩を口にした。
山向こうのスーパーに足を伸ばし、食品を補充。空っぽの冷蔵庫が一杯になった。

まだ電車には乗れないので、所沢で行われた歌声喫茶は欠席した。

この秋初めての正真正銘の晴天だった。
大きな秋に包まれて、小さな幸せを感じた。

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