林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

へとへと

2019-06-06 | 庭いじり

このところ連日、植木の刈込と伐採に没頭している。
徒長枝剪定や刈込などという穏やかな作業ではなく、伐採に近い荒療治です

既にへとへとで、夜中にお叱呼に起きない爆睡ぶりだ。
梅雨入り前には、何とか目途を付けたい。

今日はまた真夏日とか。
予報士は熱中症注意と言ってるけど、もぅ4日も作業に熱中している。
低く切り詰めた花木は枝葉を失くし、いま、無残な姿を晒してる。

さぁ、きょうも一日、屁っぴり腰で脚立に乗ったり下りたりだ。

鋸が切れなくなった。
新しいの買おうかなぁ。

これも終活の一環であります。
今年が最後の作業かなぁ。

  

  写真は山茶花一本分です。
  細かく切り刻んだ葉っぱは別にし、大型ごみ袋1枚分。

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恵みの雨

2019-05-21 | 庭いじり

珍しく雨が降っている。予報・警報のような大雨ではない。
この程度なら、植物たちへの水遣りが省けるので、恵みの雨といえる。

猫額亭には鉢植えの椿や山桜の苗が売るほどある。挿木や種子で増やしたものだ。
鉢植えの苗は毎日の水遣りが欠かせない。また成長したため一回り大きな鉢に植え替える時期になった。
数年前までは愉しい作業だったけど、近頃はこの作業が大変で鉢の苗が弱る前にじじいが弱っている。
近所の方々に差し上げると言っても、どちらも鉢や植木を持て余し引き取ってはくれない。

そこで今年は春先から、土手の藪を切り拓き苗を移植し始めた。
地植えにしたので鉢を替えずに済むが、根がまだ張っていないので水遣りが必要だった。
高麗の里は雨が少ない。降ってもお湿り程度。今度は急傾斜地の水遣りに往生していたという次第である。

この雨で水遣りは一息ついたけど、次の気掛かりは雑草や蔓草がまたぐんぐん伸び始めていることだ。
明日からまた暑い日が続くそうで、土手はあっという間に薮に戻るだろう。

  まぁしょうがないね。諦めることにしよう。
  この先は自力で生き延びておくれ、と。

  

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別名コキア

2018-10-18 | 庭いじり

台風で傾いた箒草(ほうきぐさ)が、赤く色づいてきた。
天声人語は「コキアの別名は箒草」と書いている(10月8日)が、コキアが別名で箒草が本名である。

ジニアは百日草、ホスタはぎぼうし、ハイドランジアは紫陽花、マムは菊、が本名だ。

すべてがカタカナ・ファーストのジャパンになった。
植物の名前は、形状や性質が分かる漢字にふりがながにしてもらいたい。
例えばファレノプシスより、胡蝶蘭(こちょうらん)の方が分かり易く覚えやすいでしょ?
カタカナでは単なる記号に過ぎず、覚えられないよ。

  

  箒草は枯れた後、紐で縛り、庭箒にした。
  実を塩漬けにしたのが秋田名物「とんぶり」で、畑のキャビアだそうだが、食べたことがない。
  利尿・強壮効果もあるらしい。お求めはこちらにどうぞ。

  コスモスは秋桜(あきざくら)、ダリアは天竺牡丹(てんじくぼたん)だけれど、このままでいいよ。

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ながみひなげし

2018-06-01 | 庭いじり

この花は「ながみひなげし」という名前のケシ科の植物だ。
道路際で、風に揺られている可憐な立ち姿に気付いたのは数年前だった。

新聞によると、この花は猛烈な繁殖力で、在来の植物を駆逐してしまう。
根や葉から他の植物の成長を抑える物質を出し、花一つに1500粒もの種を付け、発芽力が強い。
栽培を禁止する「特定外来生物」にはまだ指定されていないが、埼玉県は駆除を指導し始めた。
わが日高市も隣の飯能市と同様に、今春から駆除を呼びかけている。

そんなことは露知らず、昨年の6月、この花を気に入った森生は種を大量に集め、庭や近所の空地に撒いた。
ところが何故か、全く芽生えなかった。どういうことなんだろうか。

  

  普通、ケシ類の種子は丸い実に入っているが、この花だけは長い実に入っている。
  なお、環境省外来生物対策室は「今は注視している段階」としているそうです。

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待望の雨

2018-05-24 | 庭いじり

夜、雨が降り、庭は濡れている。
4日間続けた庭弄りは、これで一休みである。

作業は徒長枝の刈込、草毟り、散り積もった枯葉掃除だった。

背伸びはまだできるが、右目が効かないため剪定鋏が上手く使えない。
草毟りでしゃがむのが苦痛になった。両手を地面に着くか何かに摑まらないと立ち上がれなくなった。

あと少しで100だから、しょうょうがないよね。

作業をし易くするために、万両・柘植・雪柳は地面から切り払い、矢鱈に拡がる紫蘭・杜鵑・蛍袋は毟り取った。
咲き始めた皐月の整姿刈込を始め、うっかりと、都忘れや山百合の実生苗は踏みつぶしてしまった。

なかなか始めないのに、始めると熱中し徹底してしまう。
庭は大分サッパリスッキリしたけれど、身体のあちこちが軋んでいる。
倒れる前に雨が降ってくれ、助かった。

  サンデーモーニングで、日大側の緊急記者会見を視た。
  情けなくなるほど愚劣な連中だった。

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五月の空の下で

2018-05-21 | 庭いじり

障子を開けると、眩い5月の日差し。
空気はからりと乾き、気持ちのいい朝だった。

病室にいるしゃもじぃに知らせてもらったマンドリン演奏会は、行かなかった。
写真を撮り溜めするつもりだった飯能ものづくりフェアにも行かなかった。

代わりにしたのは庭仕事だった。
徒長枝剪定、草毟り、昨年秋以来の枯葉掃除ほかあれもこれも。

夕方、よろめくほど一心不乱に働いた。
愉しかった。

  

  しゃもじぃには演奏会の報告ができない。でも、お互いに残る日々は多くない。
  いいじゃないかその日その日が愉しければ。

  作業用手袋は、よく使う右手がすぐ破れる。
  右手だけ売ってくれないかなぁ。

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いちはつ

2018-05-15 | 庭いじり

  

  いちはつ(多分)が咲いた▲

いちはつはあやめ類では一番初めに咲くので「一初」という名になった、と聞いた。
しかし、わが猫額亭の庭は土が痩せているのか、いちはつが一番遅く開花した。

滝不動通りででろりと咲いたジャーマンアイリス(多分)が散り、次いで庭のあやめが咲いた。
そうしてようやく、今、いちはつの開花である。

かきつばた、花菖蒲、あやめ、ジャーマンアイリス・・・・・。
適地は水辺から茅葺屋根の天辺まで、と幅広い。

しかしあやめ類は、花の区別がつきませんなぁ。
この花の名前は、頂いた時の言い違いか聞き違いで、本当は違う名前かもしれない。

庭の紫蘭は、いつの間にか白蘭が混じり、薄紫の蛍袋も、白花が増えた。
黒かったじじぃの頭は、真っ白けになりました。

挿絵は河合玉堂「屋根草を刈る」です。

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炎天でくらくら

2018-04-23 | 庭いじり

寒い日が続き、屋内に引き籠っていた。
次は晴天の日々。庭いじりには絶好の日和のはずだったが、とにかく暑過ぎた。

今、しなければいけない園芸作業はいろいろあるが、炎天下の作業は、頭がクラクラする。
天気がじじぃを追い越し、ドリンク剤も効きまへん。

結局、朝夕、鉢に水を撒いただけで、退却。
おでこのシミが濃くなるし、ね。

今からこの暑さでは、真夏が思いやられますな。
ふ~ぅ。

日本桜草は暑さでぐったり。
深山苧環は紫色が撮れず、こちらさまから写真をお借りしました。

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2日間の成果

2017-09-13 | 庭いじり

8月の長雨で勢力を拡げた雑草は、早くも種を付け、来年を狙っている。

珍しく晴天が続いたので、草毟りをした。
蒸暑く、狭い庭でしゃがんで行う草毟りは、相当キツイ。

それでも2日間で合計9時間あまり作業をし、大型のごみ袋2枚分の雑草が集まった。

3日目の今朝、腿の筋肉がパンパンに張り、立ったりしゃがんだりができない。
残念ながら数日の間、作業を中断せざるをえない状態である。

物事を最後まで成し遂げるということがなくなった今日この頃。
今日はごみ出しをする日だけれど、このごみ袋は来週まで玄関先に置いたままにしよう。
そうして「我ながらよくやった」と眺めているつもりだ。

新聞配達や宅急便のお兄さんへ。
気が付いたら、じじぃを褒めて下さいね。

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草ぼうぼう

2017-08-28 | 庭いじり

春から空梅入りまでの2カ月あまり。
懸命に草毟りをし、きれいになった庭を訪れて褒めてくれる人は誰もいなかった。

その庭も、8月梅雨の3週間で元の木阿弥、草ぼうぼうに。

いま、草毟りをすれば新しい種がこぼれず、来春の作業が楽になる。
それは分かってるけど、日差しが戻った時の蒸暑さには降参で、直ちに亭内に退却した。
オホーツク海高気圧とやらは、どこにいるんだ。

......というわけで、今日もひねもす引き籠り。

ぐ~たらしていたら、やまじぃから電話あり。
何と、裏山・多峯主山の山頂手前からケータイをかけてるとか。

きょうは体調がイマイチのため途中で引き返し、猫額亭には立ち寄らぬ由。
山登りは八十翁には無茶な健康法である。無理しないでもう止めたほうがいいと思うよ。
                                    
                                        
そういえば、鳴りを潜めていたツクツクホウシが、全山一斉に喚きだした。
夜、急に涼しくなり、秋の虫がすだく猫額亭でござりまする。

この蒸暑さ、いつまで続くのですかね。
                                                                        

 

作業用の手袋は右手はぼろぼろで捨て、左手だけが綺麗に残っている。
右手だけ半額で売ってる店はないものでせうか?

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雑草

2017-07-31 | 庭いじり

地球上でいちばん繁栄している生き物は昆虫でアル、という説がある。
そうだろうか。

4月の始めから開始した猫額亭庭園の草毟りは、梅雨入り寸前に、ほぼ完璧に終了した。

しかし雨が続いた今、庭は元の木阿弥になりつつあり、昆虫よりも雑草の方が繁栄しているようだ。

雑草との戦いは後半戦に入らなければならないが、この猛烈な蒸し暑さじゃなぁ。

7月も今日でお終いだ。朝のラジオ体操にも行かなきゃなぁ。

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梅雨入り前に

2017-06-06 | 庭いじり

ほととぎす、かくとらのを、しらん、いかりそう、みやこわすれ、りんどう、ぎぼうし、ほたるぶくろ。
いずれも洋花のような派手さはないが、可憐な花を咲かせる日本の花々である。

これらが猫額亭の東側の掃き出し窓の下で雑草化。
ごちゃごちゃとジャングルをつくり、見苦しく、手に負えない状況になった。
いったん根付くと、可憐か獰猛に変身する。その逞しさは、洋花以上かもしれない。
これって、大きな声では言えませんが、お宅の奥方さまと、同じではありませんか?)

明日から、いよいよ梅雨入りらしい。
今日中に刈り取ってしまおう。

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姫うつぎ

2017-05-09 | 庭いじり

まだ5月だというのに、真夏なみの暑さになった。
しゃがんで作業をしていると、背中や後頭部が焼けるように熱くなり、やがてふらふらよろよろしてきた。
これは熱中症の前ぶれか、軽い脳梗塞ではないだろうか.........。

作業は30分で切り上げ、亭内へ退避。

午後は、団地の外れに住むハンモックじぃさん宅を訪問した。
手土産は、丁度咲き始めた鉢植えの姫空木である。

玄関先の路上に折畳椅子を持ち出し、しばし閑談、道端会議。

  栃木県鹿沼市の山奥にあり、東照宮より古く、庭園が有名な神社の名前、何だっけ?

ほか、あれ誰だっけ?どこだっけ?何時だっけ?、が多いのは合計160歳になるのだから致し方あるまい。

持って来た姫空木の鉢をどうするかが問題になった。
敵もさるもの引っ掻くもの、森生じじぃと同じで「毎日の水遣りは御免蒙りたい」のだそうだ。

議論の結果は、「他人の土地だが、隣の林の木漏れ日が当たる斜面に、植え付ける」ことにした。
水遣りは基本、植え付けた今日の1回だけで済むからね。

  しめしめ、鉢数を減らすにはこういう手もあるナ。

話変わって、帰宅後の夕方である。
散歩帰りの風墨画先生に、椿(千代姫)の鉢を勧めてみたら、喜んで引き取ってくれた。
今日は外交努力により、2鉢減ったわぃ。

姫空木の写真は「道草の時間」さまからお借りしました。
神社の名前は栃木県在住の、ハンモックじぃの妹さんに電話した結果、古峰ヶ原(こぶがはら)の「古峰(ふるみね)神社」でした。

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