林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

一心不乱

2017-05-08 | 庭いじり

  

大型連休中は何処へも行かなかった。
永久連休中のじじぃは猫額亭に閉じ篭り、庭の手入れに一心不乱だった。

毎日、朝から薄暗くなるまで庭で働き、夕食を済ませ、朝刊を読み始めると、意識が遠くなる。
風呂から出ると朦朧とし、日課の体操をする力はもうなかった。
手摺に縋り、2階の寝室に着くと、バタンキュー。

パソコンは日記と家計簿だけ。後は野となれ山となれ。だから、書き置きブログ記事の在庫は全然ありません。

しかし庭はサッパリした。
以前、シャモじぃが「野趣に富み、結構ですなぁ」と貶してくれた庭園は、見違えるほど整備された。
部分的には、足立美術館の名園に負けてないと思う。

鉢植えの皐月は庭に植え、余った鉢花は通り縋りの人に差し上げ、高くなった花木はぐんと低く切り、弱った木は伐採した。
狭い通路は広く、霜で浮き上がった石組みは組み直し、シンビジウムは捨て・・・・・・(以下省略)。

もうこの辺で終わりたいところだが、植物の生命力は逞しい。
生垣の正木や満天星は新芽で膨れ上がり、ぎぼうしや杜鵑や蛍袋は密かに勢力を拡大する。
高砂百合は所かまわず生えてくる。

梅と木瓜にはアブラムシが付き、葉が縮れてきた。

まだまだ休めない日々が続きそうです。

あ、そうそう。大型連休中は自治会費の集金のため、受け持ちのお宅15軒に夜討ち朝駆けもしました。
結果、年会費を集金し終わりましたが、その先が上手く運ばない。その辺のことはまた後でね。

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庭自慢

2017-05-02 | 庭いじり

4月の始めからの庭仕事は、飽きずにまだ続けている。
こうなると愉しむよりも、植物の成長に追いかけられて、あたふたしている感じがいないでもない。

作業の内容は、

 ・脚立なしでも手入れができるように、花木類の大幅な刈込・枝透かし・切り詰め。

 ・大量の落葉の清掃・雑草毟り・玉龍や竜の髭の除去。

 ・都忘れ・ぎぼうし・つわぶきなどの株分けと移植。

 ・植替えと水遣りを止めるために、鉢植えの皐月や草花を地面に植え付け。

 ・霜で浮き上がった石組みのやり直し。

 ・百合や桔梗の支柱づくり。

等々キリがない。

躑躅が咲き始めた。
根津神社や塩船観音や五大尊に較べれば、大分チマチマしているが、われながら見事な庭園でアルナ。

きのうは午後から少し雨が降り、今朝は地面が濡れているので、午前中は自治会費の集金だ。
午後から躑躅皐月の配置換えを検討しよう。

いやその前に、正木の生垣を刈込もう。
黒い小さな毛虫の発生前に済ませると、ごみの分量が少なくなるからね。

というわけで、娑婆は連休中であっても、じじいはシャカリキでありまする。

 

 皐月自慢は後日としますね。

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よっこらしょ

2017-04-05 | 庭いじり

 

今まではどっこいしょの掛け声で立ち上がることができた。
ところが連日の庭の手入れで、掛け声だけでは立ち上がれなくなってしまった。
何かに摑まり腕の力を借りて、よっこらしょと立ち上がるのである。

今日は山茶花の大株を徹底的に刈込み、枝透かしをした。
朝、円筒形をしていた大株は、夕方には見る影もなく、茂っていた枝葉は2つのごみ袋になった。

じじぃもよれよれであります。

次に手入れをするのは4、5年先になるだろう。
その時は、シルバー人材センターの若いおじぃさんたちに頼むしかないね。

よっこらしょ。

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差し引き増加

2017-04-04 | 庭いじり

 岩根絞り

以前から、盆栽をお寺の境内に移植させてもらったり、知人に差し上げたり、猫額亭の庭に地植えしたりして、減らしてきた。
今日は最後まで残しておいた皐月の小品盆栽6鉢を開放し、すべて庭に植えた。

これで毎日の水遣りや、数年毎の植替えから、じじぃも解放されるはずだった。
鉢の世話が無くなり、夏場、旅行にも行ける。

ところが現実は、そうはいかないんですね。
根が伸び、根先から生えてきた椿・木瓜・雪柳に、実が落ちて生えた辛夷・梔子などを引き抜き、鉢に植えたからだ
結果、鉢数は減らず、かえって増えたというわけ。

これで、この先も鉢植えに縛られることになった。嬉しいような困ったような.....。(困りますがな)

写真の椿の品種は「岩根絞り」です。花は多く付きますが開花時期が4月後半と遅い。
移植が難しく、挿し木は簡単。猫額亭自慢の品種なので、大刈込の後、挿し木をしたくなりましたが、全部捨てました。
じじぃの友人知人はみんな高齢なので、苗木を引き取ってくれないのです。

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雨よ降れ

2017-03-31 | 庭いじり

庭仕事は6日目の朝を迎えた。
きのうは刈込んだ枝葉と枯葉は6個のごみ袋にまとめて、ごみに出した。

今朝は脚に力が入らず、ものにつかまらないと立ち上がれない。
腰は固まり、棒立ちで顔を洗う状態である。

この辺で作業を一旦終えないと、拙いことになりそうだ。
しかし、山茶花の大株ほか柘榴や杉など、手強い大物がまだ手つかずである。

空はどんよりと曇り、秩父奥多摩地方は夕方から雪になるらしい。
雨で済むなら、一雨欲しいところだ。

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多忙

2017-03-29 | 庭いじり

雨が降らなければ、連日、庭仕事に没頭しております。
降り積もった落葉を片付け、徒長枝を大胆に刈り込み、混み合った枝を透かしております。
時期も花も蕾も見境なく、バッサバッサと切り捨てるのは、一種爽快でもあります。

これは玄人の植木職人にはできないことだ。

しかし、全身の筋肉と関節は悲鳴をあげている。
ブログなんか、やってるヒマがない。
冷蔵庫は空っぽだ。

今朝も寒かった。
予報士は晴れるといってるけど、雲行きが怪しい。植物は待ってはくれない。

そういうわけで、今日もこれからまた作業を始めます。
顧みれば、これって毎年同じですな。

刈込んだ枝葉は、大型ごみ袋5個になりました。ふぅ。

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最後の作業

2017-03-21 | 庭いじり

朝から雨が降っている。
年齢肌が少し潤ってきたような気がする。

この3日間は連休だというのに、362日連休だったおじぃさんは、朝から晩まで庭作業に明け暮れていた。
作業は、椿や山茶花や沈丁花など常緑樹の刈込と枝透かしと、降り積もった枯葉の清掃だった。
成果は大型ごみ袋8個にもなった大量の枝切れや枯葉。
もぅくたくたであります。

昨年の秋のはじめに、怪我をして動けなくなった時には、庭の作業はもぅ止めようと思っていた。
しかしまた春が来て、花が咲き、若芽が動き出すと、老骨もそわそわし始め、季節外れの作業になった次第た。

そして、これが最後の刈込や枝透かしになるだろうと思うと、つい作業に熱中してしまった。
今朝は予想どおり腰が痛く、股が張り、動作がギクシャクする。

そこにお誂えの雨降りだ。

   ・雨の日はひねもすのそりのそりかな・
                        ..........森生

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梅雨が明けて

2016-07-29 | 庭いじり

長い梅雨が、ようやく明けたようだ。気象庁の発表では「とみられる」そうで、プロなのに自信がないね。
確かに梅雨明けしたといっても雲が多く、梅雨明けの号砲としての雷も鳴らず、句読点がはっきりしない梅雨明けである。

それでも群雲の間から刺してくる日射しはギラギラして物凄く、蒸し暑さがどっと降ってきた。
昨日までは「夏は暑い方がいい」なんて書いていたけれど、こう急に暑くなっちゃぁじじぃは敵わんよ。

本格的な夏が来たら、庭仕事だけでも、することが沢山あるはずだった。
草毟り、薬剤散布、徒長枝剪定、百合の支柱立て、桔梗の花殻摘み、黒椿の挿し木・・・・・・。
だけど、こう蒸暑くてはなぁ。

......で、ぐだぐだ考えた挙句、気象予報士クンの熱中症厳重注意の声もあるし、この夏は長いそうだ。
庭仕事はカラダが蒸し暑さに慣れるまで、延期しようと思う。

午後は、エアコンで冷やした軽を駆って、涼しいスーパー巡りをしよう。特売ウィンナの試食をつまみ食いしながら。

ウィンナって、何故か買ったものより、試食の方が旨いですね。

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いい天気

2016-06-03 | 庭いじり

素晴らしくいい天気が続いている。
雷も通り雨も、ましてや梅雨なんか、気配もない。
本来はそれで何の不平は無いんだけれど、この上々天気には困っている。
1週間前に、梅雨入りを見越し、土手に椿の苗を移植したからだ。

鉢植えだったので根がしっかりあり、移植の成功は間違え無し、のはずだったんだけど、こうカラカラ天気がつづいたんじゃぁねぇ。
夕方、移植した苗の安否を確認すると、毎日うな垂れておりますな。
その都度、水遣りに出動しなければならない。

土手は足場が悪いのよ。
きのうは、まだ細身の縞蛇が道路に這い出してきた。

いい天気は、悪い天気だ。

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思いっきり刈込む

2016-04-13 | 庭いじり

時期的には少し早いが、生垣の刈込を済ませた。
3日も要した大仕事、大刈込だった。樹高を30センチも低くし、向こうが透けて見えるほどの徹底的な枝透かしをした。

背丈を低くしたのは、次からは脚立を使わないため。
強い枝透かしは、道路から庭を覗けるようにしたためと、風通しを良くするため。
早い時期の刈込は、出るごみの分量を少なくするため。

だったけど、本当の理由は、ブログが低調なので、暇潰しと身体を動かすためだった。

生垣にしたマサキの新緑は、桜の花に負けないほど瑞々しく美しい。
それを惜しげもなく刈り込むのは可哀想だけど、延びきるまで伸ばしたら、刈込む時の手間暇とごみになる新芽が半端ではない。
それにわが猫額亭のマサキときたら、うどんこ病という病気を持っている。

初夏から真夏まで、時々サプロール乳剤を噴霧しているけど全く効かないんですね。
東側の生垣でやったように、マサキを全て伐り払い、見通しをもっと良くする方法もあるけどなぁ........。

さぁご同輩、どうしたらいいんでしょうか。

出たごみは、市指定大型ごみ袋4個にもなりました。
歩数では一日あたり4~500歩しか。

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剪定鋏

2016-04-12 | 庭いじり

たまたまTVで見た桐谷広人さんの室内は、物凄いごみ屋敷状態だった。
もう片付けようがないので、心機一転するために、新しいマンションへ引っ越したが、ここも間もなくごみ屋敷になる兆候ははっきり見えていた。

実際は探しものばかりしているけれどわが猫額亭は、桐谷さんちに較べれば茶室のように端然として、よく整理整頓してあるように見える。
だが屋外にある1坪大の物置は違う。桐谷さんちに負けずにモノがあふれかえっているのだ。
うっかり身体を入れたら、鉈や刈込鋏が襲ってきそうで、中には入れない。

昨日は急に成長し始めた生垣の刈込をするつもりだった。
しかし朝から猛烈な北風が吹き荒れ、刈り取った新芽部分はお隣さんちに飛んで行く。
早々に刈込は諦めて、入口付近だけでもと物置の整理整頓を試みた。

その結果あちこちの隙間から出て来たのが剪定鋏である。
何でこれだけ剪定鋏が溜まったのか。

作業が終わると草臥れ果てていてとりあえず仕舞う。
次に使う時は見つからないので、とりあえずホームセンターに駆け付け、新品を買ってくる。
作業がおわるととりあえず・・・・・・・・・・・・・・。以後、この繰り返しで30年。

錆びついた鋏は研げば使えそうだし、新品もある。
とりあえずは無駄遣いだったけど、なんかトクしたような気分になるのが不思議だ。
物置には宝物がありそうだ。

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最後の脚立乗り

2016-03-30 | 庭いじり

狭い庭なので、庭木が大きくならないように、3年に1回は大刈込をする。
この春は、山茶花3本をバッサバッサと刈込んでやった。

樹形は大分小さくなった。
山茶花が「ナニクソッ」と頑張って、新しい枝を茂らせるので、再来年の花付きが良くなるはずだ。


刈込は脚立に乗って行うが、脚立が怖くなってきた。
以前は下から3段目までは平気で乗ったものだが、最近は2段目で、もうハラハラする。

足元が4カ所になる脚立よりも、3脚梯子の方が安定性が勝ると思うが、そう何度も使わない道具を、今更新しく買うわけにはゆかない。

花が咲いていても、山茶花の次は椿を刈り込むつもりだ。
早く刈り込めば、来年の花芽が夏の間に育つから。
それはじじぃの体調よりも確実なことだ。

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嬉し悩まし山野草

2016-03-24 | 庭いじり

 

団地内を徘徊中、庭先で山野草博士夫妻が土づくりをしているのを見て、森生にも火がついた。
いまこそ、鉢植え山野草の植替え時、なのである。

鉢替え、株分け。地面への植え付け。逆に地植えから鉢揚げ.........。
若芽が伸びる前に、こういった作業を急いでやらなければならず、目が回り、腰が痛くなる日々が続いている。

 

思えば、この山草たちにはこの30年あまり、随分楽しませてもらった。夏、家を空けられないという難点はあるが、得たものは大きかった。
しかし体力気力は順調に下り坂だ。悲しいけれど、そろそろ年貢の納め時である。

今年は、今まで鉢に閉じ込めておいた山野草を、猫額亭の庭や土手、山野草博士夫妻たちが作った「ひろば」に、開放してやるつもりだった。
枯れるか生き延びるかは、草たちの自助努力に任せることにして。

 

しかし、しかしである。
わが猫額亭の庭は造成地のためガリガリで、移植ごては歯が立たない。ひろばや土手は手強い先住者が、既にしっかり根を張っている。
やはり、今年も棚の上の鉢の中で、保護するしかあるまい。

で、結局、育ち過ぎた山野草は株分けをしたので鉢が増え、鉢揚げで更に鉢が増え、以前よりも合計鉢数が増えてしまった。
林住期を過ぎ、そろそろ遊行期に入ろうとする今、相変わらず鉢植えの山草に縛られている。ふぅ。


       鉢植えの山野草を引き取って下さる方、おられませんかぁ~。

  

手元にありお分けできる鉢植えの山野草は、以下のとおりです。
姫綿菅・深山苧環・日本桜草・桜蓼・大文字草・白花碇草・筑紫落葉松・みせばやなど。なお、素敵な花を付ける椿・山茶花・白山吹・木瓜そのほかのご相談に応じます。

写真は上から、翁草・碇草・深山苧環・日本桜草です。

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梅雨で中休み

2015-06-11 | 庭いじり

4月はじめから、天気が良ければ、延々と花木の剪定や枝透かしをしている。
庭に積もった大量の枯葉の掃除と、続々と目を出す鞍馬羊歯の毟り取りも一緒にしていて、もうキリがない。

梅雨入りしたと思われた梅雨も、梅雨入り翌日には晴天となり、雨が降らない。
切株じぃさんのように、外へ連れ出してくれる親切な人が来れば、ホイホイ出かけるところだが、
人徳もお金も無いへそ曲りじじぃを構ってくれる人は、そうそういない。

だから延々と庭仕事が続き、いささかうんざりしている。
新聞TVは見ず、買い物も、部屋の片付けもせず、従ってブログネタも枯渇した。

玄関脇の椿が大きくなり、通り抜けの邪魔をする。
生垣は、また勝手に伸び始めた。

これらを剪定し、枝透かしもしなくちゃ、と思うが思うだけ。そろそろ中休みが必要だ。

雨よ降れ。

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捗らない庭いじり

2015-05-27 | 庭いじり

今年は4月の始めから庭弄りを始めているのに、一向に終わりが見えてこない。

その理由は、「猫額亭」などとケンソンしていても、わが庭園は結構広大で、じじぃ親方の手に余ること。
それに後期高齢者に分類されてから、体力・気力が急速に衰えてきたことである。

 ・脚立の上の段に足を掛けるとこむら返りが起きる。

 ・しゃがんで草毟りをした後、地面に手をついてやっとこさ立ち上がる。

 ・高さ1mのブロック塀の上が歩けない。

   ・剪定鋏・刈込鋏・草刈鎌・箒など道具類を何度も見失い、庭中を探さねばならない。

 ・地下足袋に履き替えるのが面倒になった。

その他、自覚する老衰症状を挙げればきりがない。

一方、花木・草花・雑草どもの成長力は、亭主の衰えを尻目に一向に衰えない。
4月に刈込んだ生垣は、またもや凸凹に成長し始めたのであります。

 

今日もまた真夏日だった。そろそろ雨が欲しね。
....... ふぅ。

写真はイメージです。

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