林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

墓参代わりの草毟り

2006-08-12 | お節介
曇り空。別院へ、草毟りに行った。
腰が心配なのに、無理な姿勢が必要な草毟りをする理由は以下の三つ。

1.腰痛と暑さで、家の中でブログばかりしていたら、体重が70.8キロになってしまった。運動が必要だ。
2.梅雨の晴れ間に移植した花木や山野草が、雑草に埋もれているだろう。
  盆明けに、シルバーの無神経な爺さん達に、刈払機で刈り取られる恐れがある。
3.父とご先祖さまの墓参りをしていない。
  長い間行った事は無かったが、今春、初めて墓参した。
  寝たきりの母を見かねて、もうお迎えに来たっていいじゃなかと、頼みに行ったきりだ。
  今年は何度も実家に行っている。交通費・手土産代で最低5,000円はかかる。年金生活者には辛い。
  十二分に介護してくれている兄嫁は、手土産不要と言うが、母を任せっきりにして、手ぶらでは行けない。
  兄は、暗に非難しているようだが、こっちだって気を使ってるのだ。
  別院と実家の旦那寺とは宗派が違うが、同じ仏教だ。ここで墓参代わりの奉仕作業をしよう。

腰を慮って、作業を1時間で切り上げようと、鋸鎌だけを持っていった。草毟りはこれに限る。

雷鳴と共に雨が降ってきて、時計を見たら午後1時。
草ぼうぼうで、手の届く所だけでも、3時間の草毟りになってしまった。

シャワーの後の体重は、68.9キロ。
ご本尊の不動明王のご利益はあった。
腰の方は、側で弘法大師がご覧になっていたから、ご加護があるだろう。
母の方は、丘の上の釈迦如来と大日如来にお任せするしかない。  

高齢者ブロガー

2006-08-11 | 林住期
もう止めてしまったが、gooブログのサービスに、属性別ブロガー検索があった。
年代・性別・県別・趣味別ブロガーを検索出来た。

どんな人がどういうブログを作っているのかを知りたくて、70歳・男・埼玉県・趣味指定せず、で検索したら、結果は約30人強だったか。
こんなに少ないのかと、驚いた。
少ないから、片っ端から中味を閲覧したら、殆どが数回の投稿でお仕舞い。
これにはガッガリしました。

ブログは小学生より、高齢者に必要と思う。
その効用は、

1.ストレス発散効果
  高齢者は、誰もまともに相手をしてくれない。積もる思いを聞いて欲しい。 
  提案・不満・意見・賞賛・悪口を匿名性に隠れて、遠慮なく書込める。
  読んだ人には不愉快かも知れませんが、殆ど読まれないから大丈夫。
  カテゴリーの「高麗便り」・「重箱の隅」・「傍目八目」・「歌の翼に」がこれに相当。
2.呆け防止効果
  思い出したり、調べたり、整理したり、纏めたり.......と弱くなった頭を意外に酷使する。
  新聞やTVなど良く読み、見て聞いて、材料を集め、連想する。
  頭は身体の一部。使わないと衰える。
  「目の薬」・「遠い雲」ほか全てのカテゴリーに、この効果がある。
3.パソコン操作知識向上効果
  いちいち問題が発生して、調べたり、問合せたりして、解決する。
  覚えちゃいませんがね。
4.知人獲得効果
  歳を取ると好々爺になるか。ならない。偏屈が進んで、友人知人を失う。
  死なれたりする場合も増える。
  ブログ開始以降の惨憺たる閲覧数では、あてにはならないが、気の合う知人が作れるかもしれない。
5.日記代用効果
  「林住期」・「風に吹かれて」がこれに当る。
6.備忘録効果
  NHKの佐々木講師が勧めていたのがこれで、「じゃじゃ馬馴らし」を、備忘録として使っている。
  なお、今日付けで「新婚さんいらっしゃい」(7/17)に重要な"その後の新知識"を、備忘録として、付記しました。

等々です。ま、小学生ブロガーと同じ、気取って言えば「自己表現」ですね。

しかし、悪いこともある。

目が霞む。運動不足で腰が痛く、体重が増える。現実の世界は狭くなる。
パソコンめが言う事を聞かず、イライラする。
自分の事は棚に上げて、勝手気儘で偉そうな事を書いてるから、道をこそこそ歩いてしまう。愉快犯の気持ですね。

まぁ、ほどほどにやってれば、良いのです。
70歳以上のご同輩、小学生に負けずに、ブログを始めましょう。

小学生ブロガー

2006-08-11 | 床屋放談

小学生のブロガーが増えているそうだ。
ブログで「自己表現を楽しむ」んだそうだ。

気味悪いね。
小学生なら、他にすることがあるんじゃないの。

定年まで小学校の先生をやっていた叔母が言っていた。

  小学生に必要なのは、国語と算数。他は本当は要らない。
  子供は身体を使って遊んでいる方が、大人になって伸びるよ。

と。


ニセアカシア

2006-08-11 | 高麗便り

ニセアカシアの細かい花が散って、道路が白くなっている。

市はニセアカシアの街路樹を、1本おきに伐採し、残った木は強剪定する由。

ニセアカシアは成長力が旺盛で、根は舗装を持ち上げてしまう。
市が毎年の剪定作業と、舗装の修理費用の捻出に困った挙句の措置だ。

街路樹は、造成工事をして建売住宅を販売した東急不動産が、約40年前に植えたもの。殺風景な造成地を、引き立たせる為に、強健で、価格が安い樹種を狭い歩道に植えた。
それが、今は邪魔者だ。

各個人宅の庭木も成長して、道路にせり出し、街路樹と込み合って、通行の邪魔になるほどになった。夏から冬まで落葉も多い。
自分の庭は綺麗にしても、道路まで掃除するお宅は少ない。

だから、街路樹の伐採と強剪定という市の方針はやむを得ない。

多分、大半の住民は、自分の敷地内の事ではないから、無関心だろう。
ごく一部の感情的な環境派が、騒ぎ立てるかもしれないが。

しかし、市の説明は、自治会の回覧を通じて、あっさりしたものだ。自治会を防波堤にして、説明責任から逃げている。
伐採した後の跡地についても、言及していない。
街路樹の他に、公園の樹木が茂って、視線を遮り、防犯上の問題もある。

ここは、民間が造成した土地だが、市内では道路拡幅や新設箇所も多く、夫々に街路樹が植わっている。

自然の樹木や、宅地内の樹木が多い日高市には、街路樹は始めから必要ないのではないか。それでも植樹するなら、周辺住民が手入が出来て、落葉も気にならない躑躅や雪柳などの潅木が適切なのではないか。

東急団地と西武団地を結ぶ道路は八重桜が街路樹だ。
桜は枝を切られたり、根を踏まれたりするのを嫌う。
だから、ここの桜並木は気息奄々だ。

市は直ぐ、予算が無い、と言う。
始めから、将来の維持管理経費を考慮して、業者の指導も含めて、事に当って欲しい。
また、住民の力を引き出す工夫をしてもいいのではないかと思う。
先ず、説明すべきだ。


高島礼子讃江

2006-08-10 | 拍手

高島礼子さまの大ファンであることを告白します。
なんてお美しい!しかも元気溌剌。才気煥発。絢爛豪華...........。

 「御宿かわせみ」のるいで痺れ、「お美也」でいかれました。

チオビタドリンクの、亭主を地面にめり込ませ、引っ張り上げ、会社まで投げ飛ばす、元気な美人奥様も、亭主を家に残して、友達とオートバイツアーに出かけて、これから温泉に行く元気印妻も素敵だ。

黄桜酒造の、同窓会で昔の恋人と密着写真を撮り、旦那に妬かせる、色っぽい和服美人も悩ましい。

高島礼子さまの経歴は、何と魅力的で多彩な事か!
旦那が居るらしいが、さっさと分かれて下さい。

大鵬薬品は、あんな素晴らしい高島さんのCMを作っていながら、資料を残していない。ダメだ。
黄桜酒造は、ズバリではないが、一応資料を残していて、偉い。


騎馬戦

2006-08-10 | 床屋放談

既に総理大臣の資質を無くしている小泉さんが、モンゴル建国800年を祝賀する為に、遊びに出発した。
資源外交の狙いもあると、外野は言ってるが、多分、馬に乗りたいからだろう。
中東訪問では、駱駝賃を何億も持ってったから、モンゴルへも乗馬賃を沢山持っていくだろう。歓迎されるはずである。

 TVニュースに拠ると、モンゴルでは外貨獲得のために、古式に則った騎馬軍団の騎馬戦を見せようと、猛訓練中だそうだ。 出演は、全部新兵。指揮は退役の将軍。
ただ古式に則って駆け回るだけでは面白くないと、日本人が演出を担当している由。

新兵は、モンゴルと言えども現代っ子。馬に乗れないのもいれば、ケータイで家族に泣き言を言ってるのもいる。

退役将軍は東大寺戒壇院の国宝広目天立像のような、いかつい顔の頑固親父。

日本人の演出家は神経質そうな初老の男。

演出家は、将軍が頑固で敵わない、でも最近やっと演出家の意図を分かってくれるようになった、と話していた。

暑気払いに、色々空想した。
これ、日蒙合作のスペクタクル映画になるんじゃないかと。

広大な蒙古平原、美しい民族衣装、傍から見れば可笑しい文化摩擦、血が流れない戦闘、珍しい蒙古の旋律.......。
映画に必要な魅力が一杯だ。

脚本は、三谷幸喜。「みんなの家」の焼き直しだが、スケールは遥かに大きい。
将軍は、伊東四朗か、広目天に似た蒙古の俳優を探す。
演出家は、劇団四季の津嘉山正種。この人は、仕事熱心で、女房に逃げられた初老紳士としよう。NHKドラマ「夏の日の恋」で、いい味出してた。
将軍と演出家の間の通訳は、絶対に高島礼子。蒙古語を覚えて貰うのは気の毒だが、彼女なら十分可能だろうし、普段乗ってるオートバイを馬に変えただけだ。
顧客動員のために、人気の若手タレントを新兵に張りつける。
横綱朝青龍に特別出演してもらうのもいい。
音楽は、名旋律家の池辺晋一郎か、富田勲
監督は井筒和幸。群集の捌きかたが上手く、今、油が乗っている。

仕事を通じて、演出家と美女、それに猛獣のような将軍が信頼関係を作ってゆく。
通訳と演出家は結ばれ、将軍は祝福する。

資金は、小泉さんが手土産に持ってゆく、無償供与資金から捻出すればいいし、ダメなら、援助に便乗している商社に、協賛させればいい。

芸能に執着の小泉さんだから、この位の資金の流用は、認めないはずは無い。
何なら、小泉さんが、馬に乗るシーンをサービスしてもいい。

と、お馬鹿な真夏の夜の夢でした。


騒音・騒色

2006-08-10 | 高麗便り

幼稚園がやけに静かなのは、夏休みだから。
園児のひよこの出荷のような賑やかさは、むしろ微笑ましい。
喧しいのは、おばさん先生の、拡声器による号令とお説教だ。
常日頃から、辺りを圧する大音量で、がなりたてている。

下園時間になると「カントリー・ロード」なんかを、調子っぱずれだが、気持良さそうに歌ってる。
何人かの園児にマイクを持たせて、さよならの挨拶をさせる。

  さよ・オ・ナ・ラ

なんて、ふざける子もいる。

最近、チャイムや拡声器を使わない幼稚園が増えてるそうだ。
その効果は、

  注意力・集中力が向上する

事だそうだ。
この幼稚園は、そんなことは、どこ吹く風。

この幼稚園は、最近外壁のペンキを塗り替えた。
目も覚める鮮やかなオレンジ色は、ドン・キホーテも逃げ出すケバケバしさだ。

果たして、どんな子供に育ってゆくのか。
それにしても、何時もの雛の声が聞こえないのは、寂しい。

ひよこの入荷が待ち遠しい。

追記(060922)。
東京都、景観条例改正。建物の色、罰金付け制限。朝日新聞朝刊記事(060920)。


怠け心

2006-08-10 | 庭いじり

こう暑いと、庭弄りをする気が起きません。

爺が尊敬する、本職庭師のMONKさんも、涼しい山の上に行きたいと、弱音を吐いておられる。(逃亡願望 8/7)

新聞紙上で、新規事業に成功した若社長が

「好きな事を仕事にすれば、一生遊んでいられる」

と言っていた。
その時は、全くそのとおり、と感心して、まだウロウロしている親戚の若いのに、教えてやろうと思ってたが、この暑さに、余計な意見は止めることにした。

爺は昔から、庭師になりたかった。

あちこちで、炎天下でも本職さんは、せっせと庭木の手入をしている。
それを見ると、植木屋にならなくて良かったと思います。
あの若社長だって、資金繰りに行き詰まったら、後悔するぞ。


2006-08-10 | 庭いじり
朝夕2回、水遣りをしないと、鉢植えはしおれてしまう。

炎天下では薮蚊たちも、葉っぱの裏で昼寝をしているが、朝夕は猛攻を始める。
一寸位の血液は、くれてやってもいいのだが、後が痒くて敵わない。
薮蚊にも事情があるのだろうが、平和共存のために、痒くないよう進化してもらいたい。
痒み止めの薬は色々あるが、全く効かないのは、爺が特異体質なのか。

日本の薮蚊が米国に進出して、猛威をふるっているそうだ。
牛肉、サッカー、竹島尖閣列島......。何かと押されっぱなしの日本人としては、たとえ薮蚊だろうと、日本産が外国で猛威を振るうとは、喜ばしい事だ。

日本の薮蚊は渡米して、「アジアの虎」と名を変えた。日本での旧名は「一筋縞蚊]。火消し装束を着て、稲瀬ですね。
このアジアの虎が、恐ろしい「西ナイル熱」のウィルスを媒介して、99年には、ニューヨークを恐慌に陥れたそうで、ざまぁみろ。
いま、日本の国際空港は、この蚊の逆上陸を厳重警戒している由。

人血を吸うのは雌。産卵する為には栄養豊富な血が必要だという事は、以前から承知していた。
だが、雑木林の奥にいる、雌蚊たちの食料事情が気になっていた。餓死しないのか、子孫を残せるのかと。
蚊族が心配だ。

ところが驚いたことに、彼女たちは、烏や蛇、カタツムリまで手当たり次第に吸血する。従って餓死はせず、目出度く子孫を残せる由。

信じられますか、この話。
あの細い針で、烏や蛇のどこを射すのか。
爺の庭には、蝸牛が裸になった蛞蝓(なめくじ)が、大勢住んでいる。しかし、蛞蝓が蚊に刺されて、痒がってるのは、見たことが無い。
蝸牛や蛞蝓に血があったのか。

一筋縞蚊が、米国初上陸したのは85年。テキサス州ヒューストンで、日本から輸出した古タイヤに潜んで行ったそうだ。
そんなに細かいことが、本当に分かるのか。日本を陥れるための、米国の謀略じゃないか。

蛞蝓とヒューストンの件は、水遣りをする度に、気になっています。

蝉時雨

2006-08-10 | 高麗便り
朝早く、蜩の声で目が覚める。
雑木林に近いから、天気が良ければ、蝉時雨に包まれる。
油蝉やみんみん蝉は暑苦しくて、騒音だが、蜩は哀切な響きがあって好きだ。

大昔は、蜩は夕方に鳴くものと思っていたら、この辺では朝早くにも、一斉に鳴き出す。
高麗の蜩が特別なのではなく、眠りが浅くなったのだろう。

最近は、夜中でも、油蝉やみんみん蝉は網戸にしがみついて、騒々しく鳴き出す。
少しずつ、生態が都市化しているのか。

蝉時雨の中に、つくつく法師の声を聞いた。
つくつく法師は、夏休みの終わりの頃、宿題の消化に四苦八苦しながら、追いかけられる気持で聞いた。
8月10日では、一寸早いのかも知れ無いが、これも温暖化の影響だろうか。

九州地方で生息していた熊蝉が、関東地方に進出しているそうだが、高麗ではまだ鳴き声を聞いていない。

夏休み

2006-08-09 | 重箱の隅
TBSTVの「朝ズバッ」は、みの・もんたさんが夏休みで静か。
近くの幼稚園も、夏休みで、おばさん先生の、カラオケ放送が聞こえなくて静か。

今日は、長崎の原爆忌。
長崎市民は、全員キリスト教徒か?
仏教界は、世界平和に関心が無いのか?

核兵器廃絶、高校野球、日光ジャンボ機墜落事故、帰省渋滞.....。
毎年、同じ内容。予定原稿。

マスコミ各社も、みんな夏休み、消化報道。
お盆の期間中、大事故がなけりゃいいけどね。

昭和記念公園見学

2006-08-08 | 風に吹かれて

昨日、国営昭和記念公園へ行った。物見遊山でなく、見学です。

国営武蔵丘陵森林公園の募集に約40人が参加。
立川門から入り、ハーブ園、花木園展示棟、鷺草圃場、同展示場、地底の泉、霧の森、木工房、ボランティア集会小屋、こもれ日の丘頂上、日本庭園、盆栽苑、みんなの原っぱ、立川門という経路で見学した。

始めに総合案内所で簡単な講習があり、ハーブ園や鷺草圃場では、ボランティアの方々の丁寧な説明があり、盆栽苑の讃樹亭では、作務衣に紺足袋姿の職員の、専門的な説明もあった。
園内は、台風前の怪しい雲行きで、入場客は殆ど無く、我々一行が独り占めした格好だった。

ここは、森林公園の、面積では半分強の180ha、入場客は5倍の2,536,000人。
森林公園が、既存の雑木林を生かした里山保全自然公園であるのに対し、米軍基地を生かし、造成工事で出来た平地の都市公園だ。樹木の大半は移植で、明治神宮の森と同じ。違うのは、樹林がまだ明るいこと。
施設や構築物も、森林公園の地味で控えめに対して、豪華で瀟洒で多彩だ。
昼食は池畔亭で済ませたが、景色がいいし、野菜カレー680円は旨かった。

森林公園の建設動機は、明治百年記念であるのに対し、昭和天皇在位50年記念。

驚いたことは、ボランティアの数。
ここでは、農林作業型ボランティア組織が4つで305人、催事支援型が14で768人。合計18組織1,073人と、森林公園の4組織約200人(?)に大きく差をつけている。

しかも、活動方針を公園側と合意した後は、完全にボランティア側の自主性に任せている。

住民意識、自然環境、面積といった違いが大きいので、一概に言えないが、昭和記念公園方式を、森林公園はもっと取り入れてもいいのではないかと思った。職員の方も、ボランティアの支援が無ければ、この公園は成り立たない、と言っていたほどだ。

素晴らしい景色は、水鳥の池、木漏れ日の丘頂上(立川市最高地点)、日本庭園、みんなの原っぱ、カナールであいの広場等々。
日本庭園は大変趣味が良く、建物は全て数奇屋造り。池畔の四阿の[昌陽]は素朴なのに贅沢。(ここの植木職人になりたい)
広々とした[みんなの原っぱ]の中央の大欅は見事。
どこも、広々と伸びやかで、気分爽快になる。

台風前の物凄い蒸し暑さの中、10時から4時過ぎまで、昼食を除いて、歩きずめで、雨靴が痛く、腰は重く、へとへとになったが、有意義な見学だった。

森林公園のS氏と、昭和記念公園の職員やボランティアの方々に感謝します。

雲行きが怪しいので、直ぐ帰るつもりが、毎日が日曜日。仲間と立川駅前の[天狗]で一寸一杯が二杯......。胃袋に余地があって、立川駅[グランデュオ]の蕎麦屋で一寸で、夜8時までうろうろ。

帰ったら、草臥れ果てて、夕刊も読まず、就寝。

以下、おまけです。

今日の経費。
交通費1,290円、昼食680円、交際費2,800円、合計4,770円。入園料は、無料扱いでした。

立川駅周辺は、見違えるほど充実。駅周辺だけで一見の価値あり。
街角彫刻群が面白いし、立派な店舗が沢山ある。立川市は立派・立派。

[天狗]。小手指の店同様、いい店だが、福島直送の「だだちゃ」と称する枝豆は酷い。
莢ばかりじゃないか。豆が発育不良だ。昭和記念公園で、ボランティアに栽培してもらったらどうか。

仲間が持ってきたシャープの電子辞書が羨ましい。欲しいなぁ。
色つき、図版、写真入りで、植物を同定するのに、実に便利。


老人苛め

2006-08-07 | 林住期
企業年金が解散したりで、年金収入は毎年確実に減っている。
にも拘らず、この大増税は何だ。

所得税前期比50,814円増(204.5%)
住民税前年比34,300円増(237.8%)
介護保険料同58,500円増(134.8%)
健康保険税同 6,700円増(104.9%)  合計106,914円増(142.3%)

という有様だ。
金額の大きいのは、国民健康保険税で、年額142,400円。
初回納付期限は7月末だったが、納付する気にならず、今日になった。

市は、以前から銀行口座自動引落が便利と勧めるが、冗談じゃない、便利は手前たちだろ。
易々と引き落とされてたまるか。
値引きするなら、応じてもいいが、それも無い。

納付したくないが、未納を続けると、更に苛められる恐れがあるので、今日、一括納付した。
蚊の涙ほどの利息では、一括納付の方がいい。

憎い奴は、小泉・安部以下自民党と公明党の奴らだ。
全ての元は、老人控除を止め、所得計算式を変えたことにある。
報道は、瑣末な定率減税を問題にしたが、上記は報道しなかった。少なくとも朝日新聞は。全くふざけている。

消費税も、数年前に、いつの間にか内税表示になった。
税率を上げても、気付き難くする布石だった。
これも、気付かなかった。
源泉徴収方式も、所得税の痛みを感じ難くするずるい制度だ。

今年は更に、

老年者控除480,000円の廃止
住民税の公的年金等控除額大幅減少
70歳以上の医療費自己負担額上昇
住民税の定率減税の半減

があり、来年は

所得税・住民税の定率減税廃止

再来年は

70~75歳の医療費自己負担額の上昇
75歳以上に新たに医療保険料賦課

等々だ。

こんなに酷い老人苛めにも拘らず、小泉・安部の人気が高いのは、何故か。
国民が馬鹿だからだ。

怒りを活力の源泉にする爺は、次の選挙まで忘れまいと思う。
昼間から、福祉センターで風呂につかり、カラオケをがなり、ゲートボールに熱中している呆け老人にはなるまい、と思う。

話は突然変わります。

国民健康保険税の一括納付に当って、資金計画を立てた。

1.みずほ銀行から34,000円引き出す。
2.残高が殆ど無くなったりそな銀行から110,000引き出して、口座解約する。
3.142,400円はりそなで、一括納付する。
4.余った金で、たまにはご馳走を食べよう。

リテイリングバンクなんて気取ってたりそなが、近くの団地にあったATMを撤去した。
全く不便になった上、何かと悪い噂があった。埼玉は別銀行と言っても信じない。
生活が年々縮小するのに合わせて、リストラをしよう。
みずほをメインバンク(大袈裟だね)に、一本化しようと考えた次第。

死にそうに暑い中、カッカとしながら銀行に行った。

みずほでは、カードを忘れて引き出せず、りそなでは、登録印を忘れて口座解約出来ず、結局、1~6期の納付しか出来なかった。
ご馳走は止めて、[餃子の満洲]で定食を食った。720円だ。

りそなの残高は、246円しかない。
これみな、小泉・安部と自民公明の所為である。

成年後見人

2006-08-07 | 林住期
母が生きてるだけになってから、周りが慌しい。
また、治療費が高額になって、母の預金が底をつく恐れが出てきた。

もう80年以上も貸してある母の土地を、借主二世が売ってくれと言い、谷戸の奥で宅地造成中の業者は、道路拡張の為に母の土地を売ってくれ、と言って来てるそうだ。

借主も業者も、遺産相続のごたごたを慮っての事だと思う。
母と同居している兄は、売却を決意した。きょうだいも全員同意した。

構わず売ってしまえばいいのだが、入院が周囲に知れ渡っており、ややこしい手続きが必要になった。
兄を母の後見人にする審判申立てと、それに対する同意書の提出だ。

後見人就任を法的に認められる前に、死んでしまう恐れが多分にあるが、その場合は、また頭を捻る事になる。

この前亡くなった叔母は、音信不通だった養女が、弁護士を立ててきたそうだ。
施設に入っている高齢の叔母が、あと二人いる。身内は無く、二人とも壊れている。

聞きたくも無いが、兄のしつこい泣き言は、無理も無いと思う。
林住期は、全てが壊れてゆく時期だ。

骨が鳴る

2006-08-07 | 林住期
今度の腰痛は比較的軽くて済みそうだ。
椅子に腰掛けていると、腰が固まってしまうが、平らな床に寝そべったり、立っていたりするのは、何ともない。

今朝は一番で速達を出さなければならない。
昨夜、体重は70.4キロになってしまった。
明日は一日外歩きだ。身体を慣らさねば。

と、郵便局まで炎天下を歩いて行った。
途中、腰骨がカクッカクッと、歩調に合わせて鳴るんですね。
バラバラになるんじゃないかと、恐ろしい。

郵便局の帰りに接骨院に寄って、先生に尋ねたら、筋肉が固くなっていて、擦れる音だ、と言われた。
少し安心した。

接骨院の治療は、電極の着いた蛸の吸盤の大きいのを、腰に吸い付けて、電気振動を与えるだけ。終ってから、湿布を貼ってくれる。時間は締めて20分。
病院の整形外科の医師は、気持が良ければ、やってもいいでしょ、と懐疑的。

でも、気分的に効くから、腰痛再発の度に通っている。
お婆さんたちの世間話も面白い。