朝起きると一寸体調不良。
元気を貰おうと、多峰主山、天覧山に登った。
山は既に冬景色である。
多峰主山山頂は「目■滅法」に樹木を伐採したから、遠くが見晴らせるようになったが、足元に目をやれば、山頂の周りの急斜面には、切り倒した木々が散乱している。
山頂から御岳八幡社を経由して常盤平へ行った。
狭い山道にブル-シートを広げて宴会をしてる爺さん婆さんたちがいた。
仕方が無いから土足でシートの上を歩いて、注意してやったが、みなさん「つ●ぼ」を装って、平気の平左。
先月の休日には、ここで火の接吻をしている爺婆がいた。
脇を通っても、犬のように離れなかった。
能仁寺脇の坂道をよたよた登っていたら、
「こらっ、もたもた歩くな、さっさと走れっ」、
と怒鳴られた。
吃驚して声のする方を見ると、防寒着で膨らんだ男が折りたたみ椅子にでんと座って、野球着の中学生たちを叱咤激励しているのだ。
高校野球もそうだが、野球の監督はどうしていつも怒っているのだろうか。
きっと戦争になると、こういう男が住民を迫害するのだろう。
山は休日に行かない方がいい。
街の中で見る不愉快なことを、見たり聞いたりする。
少し腹が立ったら元気になった。
ヤな性格である。