オアゾ7階屋上庭園
「丸善オアゾ店」はでかい。でか過ぎる。
しかも、平面配置が複雑なので、自分は誰?ここはどこ?状態に陥る。大地震が来たら、阿鼻叫喚本地獄になりそうで、何度行っても好かないね。
だいたい、オアゾ、とはなんだい。
前から捜していたが、どこにも売っていない芥川比呂志の「ハムレット役者」が、ここならあるだろうと、行ってみた。
未開の大河「アマゾン」にはあるのだろうが、この手の本は手にとって、中味を確かめてから買いたい。
だが、この店はでか過ぎる。足で探すわけにはゆかないし、店員はレジに大勢いる以外は全然いない。丸の内には万引きは無いのかな。
検索端末があった。
試してみた。......あった。3階M13棚だ。残部僅少だ。
そこまでは良かった。
それから先のM13棚は一体どこにある? これが分からない。
彼を尋ねて3000歩。ようやく見つけたM13棚に、3冊あった。
芥川比呂志は龍之介の血を引いて名文家らしい。しかも、丸谷才一先生の御編集だ。雨の日にゆっくり楽しもう。
それにしても、文庫本で僅か350頁なのに、税込み1470円は高いんじゃないかい、講談社さん。
隣の「新丸ビル」で昼食を、と行ってみたが、1時過ぎなのにどこもかしこもオバサンの大行列。
隣の「丸ビル」の「ななは」という店で、「十穀とろろご飯具沢山味噌汁定食1050円」の贅沢をした。ここは、割合安い所為かオバサンたちは来ないので空いていた。美味かった。
食後、隣の「東京中央郵便局」へ。