林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

彼岸花は森林公園だ

2007-09-12 | お節介

 

西武電車の高麗駅や巾着田辺りでは、観光客からしっかりカネを吸い上げるべえ、と準備を始めている。
確かに巾着田の彼岸花は素晴らしい。
でも、お勧め出来ませんね。

理由は昨年の9月に「巾着」シリーズで詳しくご報告したとおり、巾着田の環境や景観が無神経な金儲け主義に侵されて滅茶苦茶になっているからだ。
何度も書いているが、彼岸花だけをマクロ撮影するなら、お近くの墓地へどうぞ、です。

  運動広場の彼岸花

そこへゆくと森林公園の彼岸花は素晴らしい。
巾着田に較べれば、断然空いているし、環境が素晴らしい。
更に、この秋はお弁当が素晴らしい。

  運動広場のコスモス

返す返すも惜しいことをした小川町老舗割烹旅館「二葉」の「紅葉見弁当」を予約限定販売をするそうだ!!!

これで8月の研修会に「二葉」の懐石弁当が出されたわけが分かった。
二葉さんはやるねぇ。こういう販促は大賛成です。
花の時期や詳しいことは、下の新聞記事(9/11朝日)を読んでから、森林公園HPで確認し、管理センター(0493・57・2111)へお問い合わせ下さいね。

 

▼お詫び▼▼▼
過日、コリウスガーデンTV中継記事で、な~んにもくれなかった、
と書いてしまいましたが、実は職員さんからTV局の記念品を送付して下さいました。
意地汚しの森男は深く反省し、御礼申し上げます次第です。


浜美枝さんに感謝

2007-09-11 | 先輩のお言葉

  

浜美枝さんにはお礼を言わなければならない。

あれは40年も前のことだった。
静岡市呉服町で開業準備中に、浜さんから珈琲の陣中見舞いがあったのだ。
当時事務所にいたのは3~40人。その全員への差し入れだった。

浜さんの喫茶店が開店したばかりで、その気配りに感動したものである。
遅ればせながら本当に有り難うございました。

浜さんは元ボンドガール。
毛唐に貼りついてヤなヤツだと思った森男はアサハカだった。

その後の浜さんはご存知の通りの大活躍大発展。
今や審議委員多数を兼職し、押しも押されぬお立場を確保された。
そして更に美しくなられた。

大分前にNHKの日曜美術館の司会をご担当。
並々ならぬご見識をご披露された。

その浜さんが我われ団子世代の男共を力づけるお言葉を発せられた。
朝日新聞紙上のお言葉ではあるけれど、有難く頂戴します。
お言葉は優しく、あのナマイキYOU(→8/24「YOUの言葉」)とは大違いだ。

  自然な様子でたった一人で時間を過ごせる男性はチャーミング。
  喫茶店で文庫本を読みふける男性の佇まいは美しい。
  一人の時、肩の力を抜いて、少年のような無防備な雰囲気の男性が好き。
  装いも話し方も力をちょっと抜いた感じが、大人の男性をより魅力的にする。

と。
 (8/27記事)

森男はもう「大人の男性」を超越し、お化けのような気もする。
でも、浜さんのお言葉を励みにして、ブログで頑張るなんてことはもう止そう。

今夜はあんまり蒸し暑いから、無防備な裸になり、秋の虫の音を楽しむことにしました。
残された僅かな時間をいとおしみながら......。

浜美枝さん有り難う。こういう佇まいでもいいですよね。

 始めの画像は株式会社サニックス様のHPから。こちらでのお言葉も素敵です。
虫の音は静岡県藤枝市の橋本和幸氏作「虫の音WORLD」から。


あべこべテロ特措法

2007-09-10 | 床屋放談

「テロ特措法」とはイラクの戦争でアメリカにゴマをするための海上無料ガソリンスタンドを特設するための期限付きの法律と思っていたら誤解なんで実はアフガニスタンのテロリストをやっつけるための法律だそうだが実はイラク戦争でアメリカの役に立ったとアメリカ軍が言ってるのは間違いだった、だなんてわけの分からない森男の床屋政談です。
......ふぅ。

安倍こべ氏は対外的な約束と言うけれど、この場合11月までという期限付きの約束ではないのかい?
ジョージ君に凄まれて延長を約束するのは支持率から見て、越権行為じゃないのかい?

約束が守れなければ責任を取る、と言うけれど、ジョージ君に対して責任を取るよりも、日本国民に対して責任を取るのが先じやないのかい?安倍こべだねぇ。
断末魔のジョージ君から迫られたら、北朝鮮のことを思い出させて、特措法を高く売り付けるという気がどうして廻らないの?やっぱり3代目だな。

アフガンにしても、イラクにしても、いくらガソリンを無料奉仕しても全く事態は収まらない。むしろ火にガソリンを注いでいるのではないのかい?
噂ではパキスタン軍が横流ししてボロ儲けをしている由。
いつまでも馬鹿の一つ覚えのガソリン提供よりも、他にテロ対策は無いのかねぇ。

安倍こべ氏は職を賭す、責任を取る、と明言した。辞職するのか?、と糾した記者への回答では辞職する、とは明言しなかった。後はいつもどおりのぺらぺら。
安倍こべ氏の国語辞典は世間の常識とは安倍こべ。マスコミは重大発言と言うけれど、APECの雰囲気に呑まれたいつもどおりの軽いパフォーマンスですよ。

なおジョージ君は「APECをOPEC」と、「オーストラリアをオーストリア」と間違えた。
そんなお馬鹿ちゃんと仲良くするから、ものごとあべこべになるんだよ。


同窓会

2007-09-10 | 林住期

 

鎌倉芸術館」で行われた高校の同窓会に出席した。
実に52年ぶりの再会である。

時々開催されていたようだが、内陸埼玉の果てに移住し、土日に休みが取れない会社に勤めていたので、すっかり縁遠くなっていた。
成績に関わる辛い思い出や、時々連絡をする友人たちが、ありゃぁ運動部員の独りよがり大会だぜ、という言葉も出席を思い止まらせていた。

    

案の定、親しくしていた友人達は出席せず、受付の1人以外は記憶が無い同級生だった。その1人とは同じグループ会社に勤務していたので覚えていたのである。
全員に名札が配られて、名札を見てようやく思い出し、こちらから話しかけて互いに相手を確認するというややこしい同窓会だった。

それでも、森男のことを覚えていた同級生がいて、同じ中学からこの高校に進学した同級生2人を紹介してくれた。
名前を聞いたような気がするだけで、顔もその頃のことも全く記憶が無い、と正直に伝えたが、3人とも気持ちよく受け容れてくれ、それなりに会話は弾んだ。

今回出席したわけは、日本史を教えてくれた先生が講演をする、という内容に惹かれたからだ。
総合的に成績は「下」だったが、この先生の授業が面白くて、日本史だけは学級で最高点を取り続けたからだ。
他に、同級生による「日本歴史唱歌」の発表がある、という内容にも期待した。

    

先生の講演は夏目漱石とその門下生に関する話だった。
先生は最近「漱石先生からの手紙」という本を岩波書店から出版し、更にあと2冊漱石ものを出す予定だそうだ。
この本には気付いていたが、まさかあの日本史の先生が著者だったとは.....。

見事に禿げた先生は当時同様余裕綽々。皮肉、ブラックユーモアをたっぷり交えて実に面白く、風貌、語り口とも三遊亭志ん生風。ここでご報告するのは勿体無い。別項にして、後日に乞うご期待。

「歴史唱歌」は全40番もあり、申し訳ないが古色蒼然.........。
有名歌手を何人も出した音楽事務所での実績を後ろ盾に、さだまさしに作曲を依頼した。しかし、内容に就いては非常に面白いが、左右両翼から攻撃されそうで怖い、という理由で断られた由。さださん、断り方が上手いねぇ。

    

同窓生は約400人。出席は74人。既に37人が亡くなり、29人に連絡が取れない由。
同級生の名簿をみると、殆どが逗子鎌倉藤沢茅ヶ崎と湾岸地帯に住んでいる。
はっきり覚えている同級生も何人かはいるが、一人も出席しなかった。
思えば遠くに来たもんだ。

バイキングは豪華。北鎌倉の「鉢の木」のもの。日本料理はこのところ法事で何度も食べているので、中華・洋食を選んだ。どれもが結構な味。
あの頃だったら、不味くともあっという間に皿まで舐めてしまったはず。大分残してしまい、業者に圧力をかけたのに、と幹事は焦っていた。
薩摩芋の蔓まで食った、とお互いに太くなった腹と、毛が無くなった頭をさする。

    

母校は進学高だった。
ところが現状は軟弱な普通の高校に「成り下がった」、とは元運動部員の独りよがり。
県の方針で学力向上重点校に指定され、校長教頭事務長等総入れ替えになり、
新校長は全国区で先頭に立つ、と触れて廻っているそうだ。
でも、別にそんなことで力むことは無いんじゃないかぃ。今までどおり自由闊達がいいと思うよ。

最後は校歌斉唱。管弦楽カラオケ付きの豪華版。
歌詞は古いが、歌いやすく、なかなかの名曲であるな。
どういうわけか、皆、姿勢が良く、埼玉辺りの同年代の人々に較べてずっと若々しい。
互いに3時間、虚勢を張っていたんだろうか。

    

帰りは新宿まで同級生と同行。
その後のこと、家族のことなど、あっという間に新宿着。
彼は中央線へ、森男は地の果て高麗の里。

先生にご挨拶出来て、出席して良かった、と思う。


チロリン村から

2007-09-09 | じゃじゃ馬馴らし

 チロリン村は五里霧中、視界不良。

 まだ夏枯れである。開店休業どころか、閉店終業のおそれ、である。

 毎日投稿しているのに、「林住記」のお客は増えるどころか、減ってきている。
弊店の品揃えが悪いのではなく、あちこちの競合店にコメントを書いたり、トラックバックしたり、と集客活動をしないのがいけないのである。
品揃えが悪い、と言われるかも知れないが、それを言っちゃあオシメエよ。

 海には行かず、ネットサーフィンをしていたら、偶然、「にほんチロリン村」というブログ宣伝媒体(?)が見つかった!
惹句によると、お客が増やせるほか、あれこれ意味サッパリの売りが多い。
サーフボードから落っこちそうな森男は、藁を掴んだのだ。

 例によって、新規登録とかいうややこしい手続きが必要だ。
例によって、初心者には結構悩ましいのである。穴六町からの転入者には方言がきつくてよく分かりしまヘン。

 手続きには、「林住記」の内容が、村の用意したカテゴリーのどれに該当するかを決めなくてはならない。
 しかし、500以上もありそうな、村のカテゴリーには、森男が捻くれているためか、どれもがピッタリしない。
 仕方が無いから妥協して、「シニア日記」、「埼玉情報」、「自分らしさ」の3本、合計100%にしておいた。

 それで、ああでもない、こうでもない、と悩んで、怒って、村長を罵りながらも、なんとか手続きは終了した。

 ・・・・・・・・・

 1週間経った.......。

 別にお客さんは増えないね。なんだい、チロリン村役場は怠けておるな。
これではイカン、とあれこれ役場に相談しようとするが、村は五里夢中。森男は無我夢中。相談窓口はどこにあるのやら......。
「林住記」に村の看板を出したり、村の老人会に入ればいいらしいのだが......。
ま、住民税が無いから仕方が無いか。

 大体、村民も、民度低いよ。新着記事はどれもこれも、日常の詰まらぬ私事をチマチマ、クドクドだ。ふんっ。
ああ、それなのに、人気ランキングは「林住記」の上ばかり。けっ。
やはり、品揃えが悪いんだろうか..........。

▼お断り
「チロリン村」は変名です。本当の名前はそのものズバリですが、
新参者として遠慮があり、変名にしました。


男の背中とおなか

2007-09-08 | 先輩のお言葉

 

 立派な体格の中島啓江さんは才能豊かな声楽家だと思う。
プロレスラー元議員大仁田厚先生と、もう一人若い男を入れて3人で歌ったNHKみんなの歌(題名失念、親と子を歌った)は素晴らしかった。

 啓江部屋の経営は女の太腕を奮って順調。あのお目出度い高砂部屋の親方の比ではない。

 啓江さんは男の大きな背中が好き、と仰る。
背中を見れば、男の実態が分かる、と仰る。

 おお、怖っ。

 博多祇園山笠の時の男たちの背中は壮観で、若者だけでなく、お年を召した方の後ろ姿からも、ぴんと張り詰めた緊張感が伝わり、つい寄り添いたくなる、そうだ。

 嬉しいねぇ。

 更に、いつもは逞しい背中をお持ちの方が母と妻を亡くされて、本当に背中が小さくなってしまった。思わず涙をこぼしてしまった。こういう時、男は弱くなっていいんだよ、と心の中で呟いた、と。

 優しいねぇ。

 男性の背中は、その人の人生そのものが現れる場所だ、とも仰る。
それなら、ああ、それなら、男の大きなお腹に就いてはどうお考えなのか?
どうか、腹を割った優しいお答えを下さいまし。

 


台風一過

2007-09-07 | 高麗便り

 
 

 「強い」台風9号が通過した。

     被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。

神奈川県小田原市に上陸し、東京都八王子市を通過したのだから、埼玉県日高市の真上かすれすれを通過したはずなのに、まるでどうと言うことは無かった。
簾を外し、雨戸を完全に閉め、植木鉢を集めておいたが、全く被害は無かった。
この辺りは地形の所為か、台風よりも春先の猛烈な北風の方が凄い。雨も普段の雷雨よりも穏やかな降り方だった。

台風通過は夜明け頃と聞いていた。多分、家中がガタピシして眠れないだろうと早寝をしたけれど、雨戸をしっかり閉めていたので夜が明けず、目覚めたのは8時近かった。

無理に被害を挙げれば、昨日歯医者を予約していたのに、毎度御馴染みの台風情報に気を取られて、行くのを忘れてしまったことぐらいか。
むしろ、睡眠がたっぷり摂れる効果があった。

そろそろ彼岸花の準備を始める巾着田へ。

上流の山岳地帯では大雨だったらしく、清流の高麗川は濁流と化し、中州の小島は叢もろとも無くなってしまっていた。


銀花151号

2007-09-07 | 拍手

 

 季刊「銀花」第151号の表紙です。
表紙と裏表紙に雑誌の主な内容を列記する珍しい装丁となっている。

 今号、つまり07年秋号の特集記事は

     ①京都を継ぐ人々.....
     ②紙屋の本懐          である。

 銀花の特徴は写真が極めて美しいことと、季刊だけに記事が丁寧な取材に基づいて書かれていることである。
だから読むのは一寸大変。もうすることが無くて瀬戸内海状態(暇ばかり)になってから、腰を入れて読もうとする内に、149冊も積んだままになってしまった。
銀花が出る度に買ってきて、暫く写真を見て、お楽しみは先送り。

 ただ、全国各地の催しを集めた「銀花萌芽帖」と、新刊本を紹介する「書物雑記」は割合しっかり読んでいる。

 記事「ぼろの神様降りてきた」より。

 銀花を知ったのは37年前に、青森へ出張した帰り、寝台列車の中で一緒になった二人の女性と、一睡もせずに上野まで語り明かした時だった。
二人はロケハンの帰りだった。文化出版局に帰って、カメラマンに撮影場所を指示する、と言っていた。
その後出た銀花の「津軽こぎん特集」を見て、すっかりこの雑誌に嵌ってしまった。

 それ以来だから、3号以下151号まで全部持っているけれど、そういう訳で内容をご紹介出来ません。
写真の美しさに就いては保証出来ます。内容に就いては書店でお確かめ下さいね。

 なお、月刊誌「芸術新潮」は数年前、古本屋がライトバンで引き取りに来たけれど、買取価格は、アレ情けなや、怨み言を言っても僅か1000円。1冊200円で売ってるくせに!
古本屋は銀花を寄越せと言ったが、お楽しみは先送りしているので、答えはNO!
そろそろ読み始めなくては......。

●詳しい内容は先ず「銀花」HPをご覧下さい。


田舎暮らし 大助花子はん

2007-09-06 | 拍手

 ヨメはんにも食わせてね。

 大助花子さん、好きです。
お二人とも大病から復帰。元気に活躍している希望の星。
ジャンボ宝籤のCMには、つい乗せられて買ってしまって、夢は破れたけれど.......。

 大助さんは、威勢のいい花子さんにどつかれ、こけにされているが、実は二人ともラブラブ。分かってますよ。

 お二人は、生駒の山中に移住して、田舎暮らしを楽しんでいる由。
大助さん、花子さんが大好きなくせに、農作業を手伝わないから「バカヤロー」、だって。

 お噂、朝日新聞記事で拝見しました。
とても気持ちが良い記事なので、秋茄子と一緒に、お裾分けします。

 


お風呂

2007-09-05 | 林住期

 「お風呂」 森男

台風が近付いているらしく猛烈な湿気である。
朝から雨が降ったり止んだりして、家に淀んでいる。

外を歩かないと気分が凹んでくる。犬並みであるな。

昼飯は病院れすとらんで。
目の前に広がる日和田山、高指山、物見山、黒尾根の連峰(大袈裟)は雨雲斑模様。
丁寧に調理された美味しくて安い職員定食にした。

帰り道は遠回りした。
家に着いたら汗ぐっしょり。

昼間から風呂に入る。
夏中、シャワーで済ませていた。久し振りに湯船に入り良いキモチ。

しょうがない、雨の日はしょうがない。 
で、雨の名前を調べてみた。

   驟雨、霖雨、秋雨、糠雨、細雨、煙雨、涙雨、山雨、霧雨、村雨、白雨........。

ふむふむ。

   雷雨、夕立。

爽快、歓迎。

   通り雨、遣らずの雨、狐の嫁入り......。

いいなあ。

長雨、陰雨、地雨。
台風の大雨や豪雨は願い下げにしたいが......。

 ま、試しに小室等さんの「雨が空から降れば」を一寸聴いて下さいね。
曲目とサンプルの1番をポチッツ、です。


経営統合と商標

2007-09-05 | 重箱の隅

 

 大丸松坂屋が経営統合をした。
 TVで見ると良いとこ尽くしだ。結構結構。でも、ホントかね?

百貨店は巨大な店より銀座松屋のような小粒な山椒の方が好きだ。
しかし、どこもかしこも大きくなりたがる。総身に知恵が廻るのかね。
確かに「-」×「-」=「+」になる。

松坂屋は名古屋発の老舗だ。
銀座上野名古屋のどの店にも行ったことがないので「-」なのではなかろうか。
東京駅八重洲口の大丸には30年も行ったことが無い。大丸も「-」か。
大丸心斎橋の立派な店舗は存続させて欲しい。

大丸も松坂屋もいい商標だった。暫くこのまま夫々続けるだろう。
だが、やがては無くなり、今はまだ小さい「JFR」印に統合するのかも。

両社は創業何年とすればいいものを「SINCE」なぞと気取っている。

また、統合広告に「3つのお約束」が。
高質・新鮮・ホスピタリティ の3つだそうだ。

前の2つは分かる。だがホスピタリティとは何か? 説明では、

  ホスピタリティとは、おもてなしのこころ。
  こころのふれあいを大切にしてきた日本の百貨店の文化を継承し、
  さらに、人の優しさや思いやりを大切にして成長する。
  21世紀の企業の文化を育ててまいります。

そうで難しく、ご立派。
それに「おもてなしのこころ」はNHK朝ドラ・加賀美屋の目標と同じだ。
朝ドラのように、内紛が起きなければいいけれど....。

日本の家紋は世界に冠たる紋章で、老舗百貨店の商標もなかなか良いと思っていた。

しかし伊勢丹は「伊」から安っぽい「ISETAN」に変えてしまった。
鶴印の松屋も同様に「aTSUYa」になった。
一方、高島屋は今でも「」印で好ましい。

老舗百貨店は、商標はそのまま継承してもらいたい。
その上で、21世紀の百貨店文化を育てて欲しい。


眼鏡に健康保険を

2007-09-04 | 床屋放談

 

 舛添新厚労相が、福祉水準を保つための新税を仄めかした。
冗談じゃないよ。前から言っているように、年金支給額減、負担激増なのに許せない妄言だ。
 森男は以前から、老齢者控除を廃止したのなら、バリアフリー・リフォーム控除、国内旅行費控除を提案している。全く反響は無いけどね。

 ブログを始めたら、視力がめっきり落ちてきた。眼鏡を新調しなければならなくなった。

 どういうわけか、眼鏡は健康保険の対象になっていない。
太木数子女史やデブ夫人のように、貴金属入りの贅沢眼鏡にするわけじゃなし、

   実用眼鏡の新調には、健康保険を適用せよ。

 「メガネトップ」が「眼鏡市場」と名を変えて埼玉県に8店舗同時開店だ。ヨン様を雇っての大宣伝で、結構結構。
眼鏡屋さんにとっても、健康保険の適用は悪くないはずだ。
厚労省のお役人様に高級車を進呈して、働きかけて下さい。
お役人は業者の言うことなら、何でも聞いてくれるから。

 ヨン様に似ていなくなくもないない森男です。ヨン様のフレームに再チャレンジしますよ。
健康保険を適用してくれれば、それ行け「眼鏡市場」。

「眼鏡市場」は「megane ichiba」と読みます。古いね。
CMが評判らしいのですが.....。


世界陸上考

2007-09-04 | 重箱の隅

 

 誘導ミスは、どうせあの国なら相手を蹴落とすための陰謀さ、と思っていたら、世界陸上は日本国内で行われていたのでした。

 土佐選手の粘りは立派だった。女はつくずく強い、と考えた。
旦那さまが、土佐選手の名前を絶叫しながら励まし、歩道を並走するのには感動した。

 ただ、土佐選手が頑張るのはいいが、苦悶の表情で、さながら風呂屋の火事から逃げ出したように走るのは如何なものか、とも考えた。
つまり、服装というか、着衣が悪いのである。露出部分が多過ぎる。公道を走る場合、如何なものか、と考えるのである。

 

 表彰台のお写真では、あんなにステキな美人なのに......。
スポーツ衣料会社の助平紳士たち、あれを着せた陸連の狒々爺たちは反省しろ、と考えた。

 他方、男たちは何たることか。

 

 メダルも取れない癖に、たかが日本新記録で大喜びだ。
「世界」大会の中で、勝手に「国内」大会をやって、恥もなく喜び合っている。 しかも、全3段も紙面を使っての大写真だ。少しは遠慮したらどうかぃ。
これは選手とスポーツ記者が癒着している証拠写真である。
メダル一つ獲れない弱虫の写真を載せるな。

 世界大会直前は「タラレバ」報道を垂れ流し、「メダル有望」妄想は肥大化し、獲らぬ狸の皮算用。他国との比較は全く無し。

 北京への派遣選手は減らした方がいい。こんなにひ弱では、北京の水と大気にイチコロだろう。
観客に野次られたら、スタートに向かって逆走するだろう。

 と考えた。


お客も蓑虫も仲間も

2007-09-03 | お節介

  中継が済んで、誰もいない。

 国営森林公園の南口に着いたのは10時半だった。
そこから徒歩40分でコリウスガーデンだが、途中誰にも会わなかった。
休み明けとはいえ、淋し過ぎて狐狸が出そうである。

 コリウスガーデンは見事だ。TVで見るより、やはり現場で確かめなくちゃあね。

 既にTBSの車が4~5台着ていて、だらしない格好をした青年男女が電線をあちこち引き摺ったり、色んな機械を担いでバタバタしていた。
入場客は、丁度見頃だから、大型のカメラを担いだおじさんたちが5~6人いただろうか?

 11時半の定刻になっても、ボランティアは一人も来なかった。
お暇なら来てね、私淋しいの、なんて呼びかけられたのに、誰も居らんのだ。全く薄情なものだ。

 肝心のみのもんた氏である。
氏のことだから、特別仕立てのヘリで空から降臨して、中継が終わったら直ちに昇天し、赤坂のスタジオに戻るのか、と心配していたが、やはり来なかった。
そりゃ、そうだよね。

 だから大勢いるTBSの魑魅魍魎と、公園の職員がその辺に散らばっているだけで人手は十分だったのだ。桜は季節外れだったのだ。
森男は画面に写されて、後々、あのステキな熟年紳士は誰?、と追いかけ回されるのがヤだから、遠くの木に隠れて、連中のバタバタを覗きの見物。

  準備中、入場客は1人
  ぞろぞろ
  移動中継に。
  そして、誰もいなくなった。

 結局、要領を得ぬ内に、中継は終わったようである。中継は自宅のTVで確かめるのが一番であるな。
 結局、TBSはハンカチはおろか、はな紙さえくれなかったのである。
だからあいつらのことを「魑魅魍魎」と書いてやった。

  インパチエンスガーデン

 ところで、コリウスの色々な葉っぱも見事だが、隣のインパチエンスガーデンの色とりどりの花も見事だ。こちらを主役にした方がお客が集まるんじゃなかろうか?

 休み明けの園内は閑古鳥と狐狸の里。
どうせ減るもんじゃ無し、国は週に何日か、高齢者の入場料や駐車料金を無料か半額にして、集客を強化すべきではなかろうか?
縮小均衡で良し、としていると、いずれ経営的に立ち行かなくなる恐れがある。

 本当は、誰もいない森林公園を独り占めしたいのだが.....。

 誰もいなくなった植物園売店前で昼食にしようとしたら、若い奥さんたちから声を掛けられた。
何と、山野草ボランティアの二人だった。
2人は中継見物ではなく、ボーダーガーデンの手入れに来ていたのである。
3人で楽しい昼食になった。


天高くボーダーガーデン

2007-09-03 | お節介

 

 二人はボーダーガーデンの手入れに来ていたのである。
数年前までは、ボーダーガーデンは荒れていた。
見かねた二人は、ボランティアを募集していなかったのに、自ら進んで整備作業を申し出たのである。

 近頃ボーダーガーデン流行で、もともと敷地の境目の庭のことを指すのだから、団地の庭なぞ、総てボーダーガーデンである。

 国営森林公園のボーダーガーデンは本物で、空は高く気分は爽快である。
何しろ広くて長いボーダーだから、4~5人のボランティアでは手が回らない。
それでも、春先から随分綺麗になったと思っていたら、ボランティアが働いていたのである。

  
 

 猫額亭のボーダーガーデンなぞ弄くっているより遣り甲斐はあるが、片道1時間ではね.....。

 この後、今日の目的地、山野草散策路へ。