林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

遅れて能仁寺

2008-12-02 | 風に吹かれて

あまり知られていないが、能仁寺は紅葉の名所である。
十分に手入れがされ、本堂奥にある桃山期庭園(有料)や境内は素晴らしい。

増上寺にあった皇女和宮廟の石灯籠と、紅葉の組み合わせが見事になったろう、と行ってみたら、既にちりじりに散ったか縮れてしまっていた。
来年の楽しみが出来た、と言うもんだ。



霜が当たらないせいか、境内の後ろにある天覧山の登山口周辺はまだ見られる。
水彩画を描いている人がいた。通る人から丸見えだ。
自信たっぷりである。

増上寺石灯籠の経緯は、「石灯籠の行方」をどうぞ。

去年の能仁寺の紅葉は、「今日も多峰主天覧山」をご覧下さいね。

▼下の記事に続く。


怪しの坂

2008-12-02 | 風に吹かれて

飯能駅から歩いて紅葉の寺へ行く時、この坂を通る。

夏はもっと暗く、薄気味悪い坂だ。
坂の東は広い墓地に古いお寺。西は物淋しいお宮。
昭和の始めか、大正時代の雰囲気である。
怪しい霊波が飛んでいる。



▼下の記事に続く


天覧山頂上

2008-12-02 | 風に吹かれて

素晴らしい天気だった。天覧山に上った。
低い山だが景色はいい。

「絶景」は多くの人が写しているので、誰もが撮らない場所▼を載せます。


写真は上から、飯能河原を見下ろす。山頂。滅多に開かない山頂の売店。

▼下の記事に続く。


坂を越えて

2008-12-02 | 高麗便り


天覧山に上った以上、近道をしよう、と山越えの道を家に帰った。
この山道は多峰主山へ行くジジババ銀座通りである。
冗談ではなく、飯能銀座より通行人が多いのではないか。

長く辛い急坂は一箇所▲。後は楽な尾根道だ▼。
木の葉が落ちて、薄暗かった林の中も明るくなってきた。
多峰主山の手前で、根っこだらけの坂道を下りるとわが町である。


愚痴  坂道って、どうして坂道に撮れないのか........
相当な急坂ですからね。


ピカソ鑑賞

2008-12-01 | あらら!

初期のピカソは上手いが、あの壊れてからのピカソは如何なものか。
皆が言ってるから巨匠なんだろうが、別の画家がが同じ絵を描いたらペケだろう。

今、乃木坂の国営美術館と洋酒美術館で、ピカソの展覧会が開催されている。
費用対価値を考えるとアホらしい入場料である。割引も無い。

だから入らなかったら、街にピカソがあった。▲
こっちの方が上手いね。

    「鑑賞」森男画。


冷たい椅子

2008-12-01 | 知ったかぶり


「明治大学博物館」に「鉄の処女」がある。恐ろしい拷問具です。

東京ミッドタウンには石の椅子があった。

こっそり腰をおろしたら凄く冷たかった。真冬にはこれも拷問具ですね。

浦和の「埼玉県立近代美術館」には、真っ赤な唇型の椅子があり、これなら極楽です。