グレン・キャンベルの「恋はフェニックス」はいいですなぁ。
でも、美声のグレン・キャンベルは少し軽く、しわがれ声のハリー・べラフォンテが優る。
この歌の内容は別れた女に未練たっぷりで、日本語の名前はあまりよくない。
ベラフォンテはそこをきちんと理解し、切々と歌い上げ、まさに名歌名唱である。
この歌と対になる歌は、ドリス・デイによる「How insensitive」にしたい。
男に去られた女心をボサノバのリズムに乗せ切々と歌うこの歌も、名歌名演である。
ペリー・コモ、ヘレン・メリル、アンディ・ウィリアムスなど実力歌手も、ドリスには敵わない。
二つの歌は、深夜、交互に二人と合唱していると、何故か泪がこぼれる。
一生ものの歌だ。
ドリスを捨てたベラフォンテは、フェニックスを立ち去り、アルバカーキ・オクラホマと彷徨い歩く。
ドリスは去ったベラフォンテの愛に気付き、自分の無神経さにほぞを噛む。
これ、演歌の正道です。
演歌「港町ブルース」や「旅の終わりに」に影響を与えたかも。
一種のご当地ソング、いや股旅ソングですかね。この二つの歌も好きだ
ある方によると「恋はフェニックス」は「さらば恋人」に影響を与えている、とか。
ギターの進行コードがそっくりなんだそうです。そういえば、似ているようだ。
マチャアキの声はしわがれ、ケロッと歌う。
これはこれで好きな歌です。
久し振りに「熱き心に」TVで聴いた。
マイトガイの声は艶と張りが無くなってたけど、それがかえっていいんですね。
この夜の歌謡番組は充実していた。
しかしあの秋川千の風氏が、またもやぶち壊してくれた。
名曲「翼をください」を会場を睥睨するように歌った。
アンタ、屋上で「おお・それ見よ」を歌ってろ。
この林住記に初めてコメントを下さったまっちゃんは、町役場勤めのシンガーソングライターです。
知り合った当時は甘~い美声だったけど大病を患い、声に深みが出てきた。
そのまっちゃんが歌う「恋人」。
森山良子が若い頃歌って大ヒットし、若い森生が参った歌です。
まっちゃんの、伴奏まで自演する才能に脱帽します。
NHKのあの歌謡番組。司会の「名調子」は大時代。
聞いてて恥ずかしい。もう少し黙ってられないのでしょうか。
以上、ナツメロ特集で~す。
★この記事は2010年に投稿し、2020年8月にあちこちに手を入れ短くしました。
10年も経った所為か、ベラフォンテの歌が消えていました。
どこかにあれば、知らせて下さいませ。
まっちゃんの歌は、ブログが引っ越し、無くなってしまいました。
残念です。