林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

一列のなのはな

2011-03-11 | 高麗便り

い ち れ つ の な の は な

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あとが続かない。困ったなぁ.....。

そうだ! こちらをどうぞ

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水濁る春

2011-03-11 | 高麗便り




そろそろ水ぬるむ春なのに、水濁る「清流・高麗川」。
鹿台橋下流は惨憺たるものになっている。




少なくとも過去30年氾濫はしなかった。今後洪水があるとしても臨時駐車場にする原っぱが数日水没するだけ。
この大げさな河川改修工事を河川工学では説明がつくまい。政治力学が働いているはず。




何も感じない鈍感な市民。むしろピカピカのコンクリート護岸を喜んでいるようだ。
将来、この大工事を後悔する時が来るだろう。


下流のドレミファ橋から、あいあい橋と天神橋下までの惨状は、2月25日の記事2本をご覧下さい

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裸八幡

2011-03-10 | 高麗便り




多峰主山に連なる尾根の先端に御嶽八幡神社がある。
祠は断崖絶壁の上にあり、周囲を鬱蒼とした森が囲んでいた。



ところがこの森を麓の氏子有志たちがバッサリと伐採し、神社は丸裸にされてしまった。
この有様を多峰主山サミットの面々は「遠くがよく見えるようになった」と喜んでいる。




周囲の森林は密林状態になっているので、そこを間伐や下刈りするのなら賛成である。
でもなぁ、神さまがおわす森をここまでまで伐らなくてもなぁ........

 

          

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2011-03-09 | 庭いじり

春は黄色。
さんしゅゆ(山茱茰)の花は春を迎える黄。冬を引きずってる梅とは違う。
北風が吹き荒れても、雪が降っても、春が来ると黄色に弾ける。
さんしゅゆは温度ではなく、光に反応するようだ。

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医療費控除

2011-03-09 | 知ったかぶり

 

市役所のごみ箱に確定申告書を投函してきた。わが町では封筒に入れた確定申告書をごみ箱に投函するのだ。
市税務課が、いろんな証憑を持参すれば確定申告書に記入してくれるので、丸投げして済ます人が多い。
しかし森生は全て自分でやる。

収入は公的年金(これ雑収入と言う、フユカイだ)しかなく、控除対象は生命保険料と医療費しかない。
支払医療費の集計に30分かかるが、その他は国税庁のHPで10分もあれば完成する。情けないくらいあっけない。

町内の某氏は、いい会社に勤めていたためか、いい歳をして丸投げ組である。
そして年収と所得の違いが分からない。同じものだ、と思っている。
また医療費は「10万円以上の支払いが控除対象」と信じている。病院も役所もそう言う、と言い張る阿呆だ。

医療費控除額は所得が200万円以下だと下の計算式で算出する。(下記では保険などの補填は省略してますが)

支払った医療費の合計-《総所得金額×5%》=医療費控除額

《総所得金額×5%》が、支払った医療費よりも大きくなると、結果がマイナスなので医療費控除額はゼロ。
所得額が201万円以上の場合は、《 》内の掛け算は無くなり、代わりに「10万円」になるわけです。
病院の職員も市役所の役人も年金だけの人より月給が高額なので「10万円以上」と覚えているようだ。

国税庁のHPを使う前は、森生が計算し記入した確定申告書を市税務課の若い役人が点検し受け取った。
その時「10万円以上払わないと医療費控除は受けられない」と言うので、森生としばらく押し問答をした。
年嵩の役人がやってきて、「森生サマの言い分が正しい」と認め、若い者をたしなめた。

某氏のように確定申告を丸投げしている人は、この医療費控除額計算式を知らない。
医療費の領収書の合計が10万円に達しなければ、おそらく領収書の束を捨てているだろう。
高嶺者の無知と申告制をいいことに、国は潰れた武富士と同じことをやっている。



 

 

 

 

 

 

 

 

森生は今回も医療費控除はゼロだった。
そして所得税還付金額はたったの2300円である。つまり、源泉徴収所得税が僅かしかなかったのだ。

何にも知らない某氏の収入は年金だけだが、受給額は年間今でも軽く300万を超す由。
道理でいい暮らしをしておられる、面白くないね、ふんっ。

国税庁HPで確定申告書は簡単に出来上がり、印刷には毎年泣かされる。
「印刷画面の表示」で、どうやってもPDFが出ず、印刷を諦めると何故か出てくるから不思議。
あれ、なんとかならないだろうか。

文具券が使えなくなったそうだ。
これも法律がいつの間にか施行されているためである。
この際金融庁のHPをご覧下さいね。

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心眼でスカイツリー

2011-03-08 | お節介



丘の上公園の最奥地、4等三角点からも東京スカイツリーが見えるそうだ。
多峰主山の頂上(左)から御嶽八幡(右)に続く尾根の鞍部に見えるはずだそうだ。
.........? 心眼で見れば見えるそうだが、見えないものは見えないや。



久しぶりに参加した奉仕作業は最奥地の最高地点に展望台を造る作業だった。
お立ち場に転落防止の杭を立て綱を張り、眺望を妨げる櫟の大木他枯木潅木を複数本伐採した。
.......で、心眼を使っても、やっぱり東京スカイツリーは見えなかった。



 

 

 

 

 

 

 


お花見はここでやろう、と提案する若じいがいる。おいおい、元気が過ぎるぜ、ここでやるなら欠席だわ。
皆勤のはずの大先輩夫妻がいない。帰り道、麓のお屋敷に立ち寄りご機嫌を伺う。
大先輩はカラダのあちこちが、夫人は膝が痛み不参加だった由。.......ふぅ。

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梅花学

2011-03-07 | 知ったかぶり



1.見驚・御所紅・月影・西王母・鶯宿・東雲.....。森林公園梅園には古く貴重な品種が120種、およそ600本もある。
農大教授が収集し、弟子の都下瑞穂町町長が引き継ぎ、後に国に寄付したものである。



2.万葉貴族に持て囃された梅は先進国中国から輸入したハイカラ花木。後、平安新古今貴族は桜に心移り。
日本人は古来から舶来好きで飽きっぽいのだ。



3.梅一輪一輪ほどの温かさ
満開の梅は野暮。梅は蕾を愛でるものでアル。確かに満開の梅の雄蕊は馬鹿殿の鼻毛に見えるもんな。



4.桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿
梅は老い易く古い枝を新梢に更新しないと老衰が早い。ここでは更新を怠り滅びる恐れがある。



森林公園マイスター講座は最終講座。いつもの職員氏が引率し梅にまつわる薀蓄を傾けて下さった。
しかし森生も老い易く、ボールペンが乾いてメモはなく、覚えていることは上記のことくらい。あ、和歌を覚えてた。



5.ももしきの大宮人は暇あれや 梅をかざしてここに集へる(万葉集・詠み人知らず)
さいたま市大宮区から電車を乗り継ぎ辿り着いた鴛鴦夫婦か。まだ股引を穿いてるらしく暖かそう。



梅は咲いたか 桜はまだかいな.........。
おお寒う。

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寒い春

2011-03-05 | 風に吹かれて



暖かくなるという予報士の言葉を信じ、薄着で行った森林公園はとんでもない寒さだった。



噴水は止めてくれ。



ぞくぞくと冷える山田城址の空濠を歩く。



倉街道を過ぎ、行き先は古典的品種が勢揃いする梅園である。


 
既に雑木林は桃色吐息。しかし、お前さんは邪魔。



観梅記は明日も早いのでまたね。

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カンニング

2011-03-04 | 床屋放談

科学技術、特にケータイなど通信技術の進歩は凄まじいばかり。
ケータイを駆使したカンニングは、ケータイを持っているが使わない森生には、凄い浪人と思うだけでよく分からない。

天声人語のカンニングですが、夏目漱石は、

   ・人間の不安は科学の発展から来る。
   ・進んで止まることを知らぬ科学は、かって我々に止まることを許して呉れた事がない。

と洞察したそうだ。
グー・ブログ編集方法の「進歩」に大いにメイワクしている森生には、漱石先生の仰ることがよく分かる。
そしてここらで一度、世界の科学者どもをガラパゴス島に5年間幽閉したら、と妄察する。

  北風が猛烈に寒いけれど仕方がない。
  来週のために、これから町をうろついてまいります。

・・ 世の中にたえてブログのなかりせば 老の心はのどけからまし ・・

.............. 森生麻呂

突然ですが、この事件に関して面白いブログがあります▼ カンニングしますね。
「不二草紙 本日のおススメ」から「バッシングされるべきは誰か・「木走日記」から「入試問題ネット流出報道がダメダメな産経新聞

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錦糸たまご

2011-03-03 | 林住期

正会員であるスポーツカーじいに誘われ、壮麗な福祉会館で行なわれた手作り昼食会に出席した。
会場は料理教室である。会員は調理台洗い場ガス台を組み込んだ四つの島に展開。
五目ちらしの具、けの汁、ほうれん草の胡麻和えと錦糸卵、桜餅などを拵えた。

百戦錬磨のおば(あ)たちは賑やか。四人のじいだけの桜餅班は黙々。
料理方法は教えてくれない。各班が食材を調理し、みんなでまとめ、完成品を各島で食するのである。

客人の森生は三人おばが待ち構える胡麻和え・錦糸卵班に配属された。
一人のおばが鶏卵12個パックと厚焼き玉子用の鍋を持ち出したので、ついウッカリ、

  あ、これって厚焼き玉子用です。錦糸卵はフライパンに充分かき回したとき卵をぉ..............。

とやってしまった。やってしまってからシマッタと思ったが、すかさずおばに突っ込まれた。

  あら詳しいのねぇ、それじゃぁ錦糸卵はお願いします、私たち三人は胡麻和えを作りますからね。

じゃ、フライパンを、と言ったら出してきたフライパンはトホホな状態だった。
内側のテフロンが激しくひび割れしている年代物だ。しかも卵をかき回す、ほら、あの針金製茶筅がない。

ままよっ、とご飯箸で生卵を掻き回し始めたらおばたちに取り囲まれ、がやがや。隣の島のおばばたちまでガヤガヤ。

  ヘー、意外にいい手つきじゃないの。
  そうだわさ。(けっ)

すっかり教室の人気者(かな?)。
それで出来上がった錦糸卵で~す。
あ、細く切ってくれたのはけの汁班から出しゃばって来たスポーツカーじいですが。

  なんじゃこれ、卵焼きから錦糸卵なんか初めて作ったわぃ。

と憎まれ口をたたきながら。

大鉢に入れたご飯に酢を撒き団扇で冷まし、具を混ぜ合わせ、五目ちらしは完成。手際よくお見事だった。
錦糸卵は太く、情けなかった。全体が薄味で病院食のようだったけれど、気分が高揚していたので頗る美味。
 
食い残しは用意しておいた弁当箱に詰め、夕飯に。これ、森生がセコイんじゃなく、みんなの真似したんだからね。

よーし、来月からは正会員になるぞ。
それから金太郎の腹掛けじゃなく、シェフがする黒く短いエプロンだ。河童橋へ行かなくちゃな。
イナカ・スーパーやホームセンターには無いんだもの。


 

 

 

 

 

 

 

市長さまへお願い。巾着田に回す税金のほんの一部で、料理教室の備品を新しくして下さい。
そうしてくれたら、ワルグチはもう書きません。

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災害現場へ

2011-03-03 | 床屋放談

旅客機が墜落すると、アメリカ人家族は弁護士事務所に駆け込み、日本人は墜落現場に駆けつける、という説がある。
ニュージーランド大地震で行方不明になっている子を持つ親の心痛はいかばかりか。
将来に意欲的だった若い人の遭難は、家族ではないが、誠に痛ましい。

風説どおり、日本人家族は現地に飛び、ビル倒壊現場に立ちたい、と立入規制をする当局と揉めているらしい。
家族の収まらない気持ちは分かるが、ニュージーランドは他国であり、そこにはそこのやり方がある。
余震の危険があれば、一定地区から一般人を締め出すのはやむを得ぬ措置、と家族ではない森生は考える。

日本国内での遭難なら、家族は何を差し置いても現場立入を許されるだろう。しかしNZは他国である。
その他国へわが子を旅立たせる際には、こういう事態に遭遇するかもしれない、という覚悟が必要なのではないか。

       ・・ 可愛い子には旅をさせよ ・・

この諺は、可愛い子には苦労が多く危険な旅を体験させ鍛えてやることが将来のタメなる、といった意味のはず。
しかし近頃は、可愛い子には楽しい旅の思い出をプレゼントしてやろう、という意味になっているようだ。

大地震は千載一遇の機会だった。しかし、無事だった子たちは旅程を切り上げ帰国した。
そのまま居残り、どんなことでもいいから救援支援活動に挺身してほしかった。

同様に遭難したアジア諸国からの留学生家族はこの悲劇に際し、本当はどういう行動をとったのだろうか。
また地震が多いといわれるNZの市民はどのように対処し、大災害から立ち上がろうとしているのか。
同じ地震国日本への教訓はないのか。
マスコミはそういうことより、徒に涙腺を刺激するばかりである。

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梅園

2011-03-02 | 風に吹かれて

観梅は国営武蔵丘陵森林公園の梅園がいちばん。


うららかな日曜日なのに、人出はこれしか。
焼き烏賊の美味い匂いの代わりは春の馥郁。ドンチャカ演歌の代わりに閑雅がある。


埼玉一のお勧めだけれど、大勢では押しかけないでね。

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間引き作業

2011-03-02 | お節介

森林公園に多い小楢は老木ばかり。薪炭林の役割は既になく生物の多様性が著しく失われている由。
それで3年前、実験的に小楢林約200平米を全て伐採したところ地表に日が当り、小楢ほか雑木林を構成する木々が爆発的に芽生え、陽射しを求めて一斉に背伸び競争をし始めた。

若い木の若葉は毛虫や青虫が好む。それを捕食する昆虫が集まり、単位あたりの昆虫の種類と数は公園内の他の地域の数十倍にもなり、更にその昆虫を捕食する鳥類がやって来て、木々の種子を運び、それが芽生え.......、という良い循環がここの200平米で既に始まっているそうだ。

ただこのままだと背伸び競争でひょろひょろの木ばかりになるので間引きをする必要がある。
この日集まった凡そ20人の作業は、草藪にしゃがみ実生木の凡そ半数を、公園が用意した剪定鋏で間引きし、一緒に笹も刈り取るという根気が要る作業だった。

剪定鋏での作業は相当能率が悪く、そのうえ腰が痛くなる。この作業は刈り込み鋏を使うと能率が良く、腰の負担が軽くなるが、実際の作業をしたことがない職員氏にそういうことは分からない。
それでも人数が多かったので凡そ200平米の放任地は午前中できれいに。

午後の作業は密生しているため雪で折れた何本もの竹を伐採し枝を下ろし、軽トラの荷台の長さに切断作業。
これには、間引きで使った剪定鋏が枝下ろしに有効で、別に用意された竹切り鋸が使い易く、鉈が無い、と不満な人もいたが、作業は猛烈な速さで進み予定の半分、1時間で終了した。

皆さんは本当の里山の再生に手を貸しているのだ、という老練の職員氏に鼓舞されて、じじいたちは可哀相なくらい真剣に、指示された作業を一心不乱にこなした。竹の伐採作業は火事場のような大車輪になり、写真を撮る暇も無く、季節外れの大汗で肌着がぐっしょり。

経団連のお偉方は日本経済に活力を取り戻そうとするなら、じじいたちを活用した方がいいと思うよ。

作業は大分早く終わった。いま梅園の梅が満開の由。
大分草臥れていたけれど誘い合わせて、知らなかった小道を経由し、梅園を訪ねた。
早春の陽射しに包まれて、観梅は愉しかった。雑木林は輝いていた。

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大型冷凍冷蔵庫

2011-03-01 | 重箱の隅

このところ降っても照っても出かけているので、ネタに不自由はしないが、記事を書いている暇が無い。
今日は久しぶりに約束も予定も無く、また雨が降りそうな寒空である。
こういう日は、使い難くなり、やたらに時間がかかるグー・ブログでじっくり記事を書くに限る。

遅い朝食を済ませ、さてという時に、電器屋の青年からの電話だ。
冷凍冷蔵庫の納品と、修理が済んだステレオチューナー・CDプレーヤーの設置に伺いたい、と。
こういうことは流れである。機会を逃すと何もかもどん詰まりになるので、承知した。

この日のために庫内の食品は減らしておいたが、残りの食品を大童で取り出し、玄関周りを大急ぎで整理整頓。
しかし背高冷凍冷蔵庫は玄関からは入らず、庭から居間を通って、やっと台所に鎮座した。
扉は観音開き。灰色に金属の扉飾りが付いた荘厳な佇まいはまるでお仏壇である。

これで冷凍庫の引き出し下の氷を三ヶ月毎に掻き出す労役から開放され、極楽極楽た。
しかしお布施が予定外の高額になり、命より大切な貯金を取り崩さねばならぬ。
当分、冷凍食品を買い足す余裕がないわぃ。

他方、チューナー・CDプレーヤーのブーブー音は直っていた。だが今度は液晶ディスプレイがチラチラする。
使えないことはないが、やり直させてくれ、と顔を潰された青年は熱心に言う。
当分音楽が聴けず、かと言ってチラチライライラもカラダ悪く、また修理に戻すことにした。

お払い箱にした目立冷蔵庫は購入後半年目から何かと不具合が続き、以後8年煩わされた。
チューナーは修理完了後出荷する際に、修理担当者は点検しなかったのだろうか。
不都合不具合が多いグー・ブログも含め、ニッポンの技術水準の劣化は著しいようだ。

まっ、お互いさまではあるが......。

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