林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

草ぼうぼう

2011-09-09 | 高麗便り

山を下り、飯能の町外れに着く。
ここ、天覧山と多峰主山の登山口は風景の構図が良く、道路から谷戸が俯瞰できて、好きな場所である。

いつものように畑を見下ろした。
年中手入れされていた畑は草ぼうぼうで痩せた里芋が並ぶだけ。
これまでご同輩が手入れをしていたけれど、春先には作付けをせず、畑に芝桜を植えた。この夏の畑仕事はしなかったようだ。

すぐそばまで住宅街が迫っているので、宅地として手放したのかもしれない。
谷戸の田圃や畑が自然に返るのは仕方がないが、宅地がまた広がるとすれば困ったことだ

昼過ぎに着いた飯能銀座に、人影は全く無かった。
商店街は年々寂れてゆく。

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山越え

2011-09-08 | 高麗便り

朝から気持ちのいい晴天だ。
こんなに爽やかな朝は初夏以来である。
体重が時々70kgを超えるのは運動不足ね所為ではあるが、今までみたいな蒸し暑さじゃね。

昼前、急に思い立って山を越えて飯能へ行く気になった。
空気は乾いているとはいえ気温はまだ高く、普段着のまま、つまり丁シャツ半ズボンのまま山に入った。

間伐作業がまた始まっている。
休憩中の作業員たちの脇を通り抜けようとしたら、お爺さんになりかけの作業員に声を掛けられた。

  おじさんよ、そんななりじゃアブに身体中射されるぞ。
  マムシは腹に子を持って、気が立ってるぜ。

乱暴な言い方だが有難いご注意だった。「い」抜きが嬉しかった。
作業員がいる場所こそ草は刈り払われていたが、少し進むと足元が見えないほど草が茂っている。
海に行くような軽装で、山に来たことを後悔した。

今日の山越えは、上りが団地内だけの割合楽な山道である。
暑さの山も越えたようなので、また山歩き、山仕事を復活しようか、と思ってるところだ。
シャモ氏から奥多摩の三頭山に誘われてるしね。鍛えておかなくちゃ。

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定型外定型内

2011-09-07 | 知ったかぶり

きのう投函した同期会開催を知らせる封筒が、今日ドサッと返って来た。
付箋には「定形外封筒のためあと40円分の切手を貼ってから投函せよ」と書いてある。
つまり「この封筒では120円払え」ということだった。

カツとして直ちに郵便局へ行き、担当者に詰め寄った。

 「あーた、おととい同じものに100円切手を貼って持って来たら、これなら80円でいいです、と言ったじゃないの」
 「おとといは、20円余計に受け取っていながら、これは一体どーゆーこと?」

若い担当者はおどおどしながら、郵便局でしか見かけない封筒用定規(あれ欲しい)を当て、

 「ほら、定型より幅が2cm大きいでしょ?重量は25gないからオッケーですが........」

う~む、一昨日投函した封筒は使い残した古封筒で、この封筒より少し長いが幅が少し狭かったようだ。

きのう投函し返されてきた封筒は100円ショップで13枚入り105円のものを買った。種類は「角型7号」とあり、少ない品揃えの中から、大は小を兼ねる、とようやく探し出したものだった。
封筒の表面総面積はおとといの封筒より小さいが、横幅が2cmほど定型を超しているのだ。

でも、じじいはそんな弱味は言わないよ。言うわけないじゃないか。引退後の経験から、若いもんには高飛車が限ることを学んでいる。謙譲や遠慮は連中には通じず、軽く見られるだけだからね。
担当者は恐れおののいて、

 「あのぅ、幅を2cm折り込んで糊付けして下されば、このまま80円で構いませんが.......」

と総務省的姑息な解決法で森生のご機嫌を伺う。

 「そんな皺だらけでべとべとのものは送れないよ、じじいに対する嫌味みたいじゃないか」

とやむなく40円切手を買おうとしたが無いそうだ。更にやむなく20円切手を2枚づつ貼付することにした。
だが混んでる郵便局内で切手をいちいち貼るなんて冗談じゃないよ。切手の糊なんか美味いもんじゃないし。

 「お客さまのアタシに誤解を与えたのはあーただから、切手の貼付と投函はお頼みします」

と面倒臭い作業を押し付けた。
担当者は恐縮して引き受けてくれた。
後で舌出してるかもしれないけど、そんなことは知らぬホトケさ、放っとけ、だ。

本当は往復葉書でよかったのだが雨が多いので封筒にし、案内状と出欠回答葉書を同封したのである。
葉書では「往」に記入する案内文の文字が小さくなり、じじいたちには読みにくいことにも配慮した。
しかしこれらの心配りはムダだったどころか、懇親会経費に食い込むことに。それとも自腹を切るのかなぁ。

イナカでは百円ショップも郵便局も品揃えが貧弱で、選択が思うに任せない。
こういう不便の中で便利に暮らすのは楽ではないが、郵便局社員は親切であった。
アリガトね。



定型の決まりは「内国郵便料金・荷物運賃表」の「郵便物の料金」欄に書いてある。
がたがた言ってたらこれを下さったが、こんな小さい字は読めないよ。

100円ショップでは13枚入り「角型7号」1袋105円。飯能駅ビルの文具店では同じ枚数で「洋1定型郵便」が136円。
角型7号の郵便料金は120円だが、「洋1定型郵便」は80円。
結局、郵便番号を記入する枠が印刷されている封筒が定型で、無いものは定形外になるのでした。

しかも、角型はプリンタで宛名を印刷できず、おとといの晩は一心不乱に宛名書き。
毎度、100円ショップでは結局ソンをさせられております。安物買いの銭失い、とはアタシのことでした。

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メールアドレス

2011-09-06 | じゃじゃ馬馴らし

この数日、具合良く天気が悪く、寝たり起きたりしながら、途切れ途切れに同期会の名簿を作っていた。
半数近くがメールアドレスを持っているので、それも名簿に載せている。

前回幹事から引き継いだものに作業途中で「おや?ヘンだ、間違いかも」と思うものがある。
バカに長ったらしいものがある。

メルアドは文字が小さいので見にくく、紙の上で一覧表化がしづらいし、入力中にメール作成画面が現れ邪魔をする。矢鱈に長いアドレスは扱いにくい。

 親が決めた名前は弄れないが、メルアドは自分で決めるものなので、凝り過ぎるきらいがある。
自分のものだが他人が主に使うものだ、ということを忘れないこと。ハイフォンは分かり易く使って欲しい。

携帯電話も半数近くが持っている。使いこなしている者は少なく、殆ど持ち歩かないようだ。
全く使わないのに、毎月1600円を払うオロカ者は森生ですが。

前回の同期会からまだ一年も経たないのに、また一人亡くなった。
同期生は44人だったが既に9人亡くなり、帰郷は3。住所不明3。2人が精神疾患で20代に退社した。

前回は区切りのいい年だったため15人も集まり、これを最後にする、という者が何人かいた。
例年は10人程度らしい。

きょう名簿は完成し、体重は遂に70kを超えた。
久し振りの晴なので散歩しようとしているが、暑さがぶりかえして.......。

  大文字草の写真は三菱化学アナリテックさんのHPからお借りしました。
  花は晩秋に咲きます。

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旅先素顔

2011-09-05 | あらら!

なぁるほど。成田離婚はそういうことだったんだ。分かる分かる。

    恋愛は美しい誤解 結婚は惨憺たる理解

という箴言もある。
まだ先がある人にはタメになる記事です▼
  
今は三枝・まみの「新婚さんいらっしゃ~い」を見るまでもなく、「できちゃった婚」ばかり。婚前旅行は当たり前。
だから、ウィキによると成田離婚は減ってるそうだ。そりゃそうだよね。

で、男女の仲、進化したのかケダモノに戻ったのか。
もう、どうでもいいことだけれど.......。

記事は8月31日朝日新聞朝刊から。

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故障続き

2011-09-03 | じゃじゃ馬馴らし

今度はプリンターの故障である。
何度もやり直しているうちに、蜜柑色の明かりの点滅に法則性があることに気付いた。

買った時の説明書をようやく探し出して読んでみると、プリントヘッドの不良か、廃インクタンクが満杯になったかで、修理受付窓口に相談してくれ、とある。

参ったなぁ、これから同期会の案内などで大活躍させるつもりだったのに。
保証書は平成14年になっているので、大して使わなかったがやはりご臨終だろうか。

1週間前には、このプリンター用の、高価なインクカートリッジを4個も買ってしまった。
キャノンはプリンターを撒き餌にして、インクカートリッジでボロ儲けをしてるように見える。

いま売ってるプリンターは、コピーとスキャナーの機能が付いていて大型になった。
値段は安いが、機能を欲張り過ぎて、取っ付きにくい。

据付場所の確保、パソコンとの接続、ややこしいだろう操作............。考えるだけでもウンザリする。
コンセントを差し込むだけで、直ぐ使える機械をなぜ作らないのか。

頭が痛いのぅ。

そういうわけで、これから店回りをし、新しいプリンターを買い、取り付ける七面倒くさい作業に入ります。
作業は明日までかかりそうなので、「林住記」はお休みにしますね。

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見た目

2011-09-02 | 床屋放談

菅前首相が嫌われた一番の理由は見た目が悪かったせいだと思う。「人は見た目が9割」だから。
少なくとも森生は、菅の腫れぼったい、自信のない、イライラしている顔が大嫌いだった。
でも、ご苦労さん。鳩山みたいにうろちょろせず、心おきなく四国遍路に行ってらっしゃい。

森生はセンセイたちの本当のことを知らない。朝日新聞の記事と各週刊誌広告の見出しだけで揣摩臆測するしかなく、専らテレビに写る姿を見て、好き嫌いを言っているだけです。
それも最近は姿がチラッと見えただけでチャンネルを変えるので、独断と偏見でケチをつけているに過ぎない。

   地デジ化後、センセイたちの顔の醜さが一層目立つようになった。
   森生でも、百年近く生きていると、人相見くらいはできる。

野田泥鰌首相は切れ味鋭く爽やかにはとても見えないが、見た目は今のところ悪くはなく、これまでの誰よりも貫禄がある。好きになるか嫌いになるかはこれからの言動次第だ。

ただこの方もそばで見ると相当気持ち悪い。油取り紙で顔の油を拭いて下さい。優秀なスタイリストを雇いスッキリして、せめて2~3年は誤魔化してね。

輿石幹事長の新聞では目立たなかった老醜が地デジでは際立つ。最早バケモノの域に達し、身の毛がよだつ。
官房長官を断った岡田前幹事長のフランケンシュタイン顔も見えなくなってよかった。

藤村官房長官は押し出しがいいが、安住財務は大丈夫だろうか。
玄葉外務、細野環境は清新である。マッチョ・馬渕も入れればよかった。

山岡国家公安、自見郵政金融など、時代が代わったことに気付かないセンセイは笑顔が下品ですな。

前原も海江田も見た目は悪くない。いや、魑魅魍魎やひよこの群れの中ではマシのほうだ。
しかし言葉と態度が軽く正視に耐えなかった。二人とも実はホッとしてるのではないか。

蓮舫さん、特に小宮山さん、頑張ってね。

あそうそう別業界ですが、米倉経団連会長は眉毛と鼻毛をカットすれば、少しは見られますが。

写真は9月2日朝日新聞夕刊から。

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嵐の前

2011-09-02 | 高麗便り

珍しく埼玉県西部にも大雨洪水警報が出ていたようだ。
県北西部山沿いは予報どおり大雨が降ったらしいが、南西部山沿いの高麗の里はどうってことなし。

雨が止んでいる間に台風対策をした。
対策といっても、簾を巻き上げ、植木鉢を風に飛ばされないように寄せ集め、菓子パンの買い溜めだけだけ。
強風なら冬から初夏にかけての北西の風のほうが凄い。烈風といっていいくらいで、家が揺れる。

ま、わが家の「台風対策」は台風よけのお呪いのようなもの。
強くて大型の台風はお呪いの効果で、室戸岬に上陸し、日本海に抜けるだろう。

それにしても、なんて蒸し暑いんだろう。便座は尻と共に立ち上がり、脳味噌がかびてきたようだ。
泥鰌を自称する野田新首相。この方も、かなり蒸し暑いご面相だ。

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コラーゲン社長

2011-09-01 | 重箱の隅

社長63歳、女優60歳、合計125歳である。
女優さんが若作りなのは当然としても(それでも目蓋は弛んでますが)、この社長サンの若さはどうだ!
コラーゲンがこんなに効くなら、森生も、輿石幹事長のような老醜を晒したくない。

  気になるお方は「うるおい対談」をお読み下さいね。オモシロイですよ。

  若返りの秘薬は「コラーゲン20000mg」をどうぞ。

  55歳の「社長夫人との協演CM」もあった。

ふんっ!
だんだんフユカイになってきたわぃ。
ったく、やってらんないね。

  他人のことは別にして..........。
  ミリグラム、グラム、キログラムの関係はどうなってたんだろうか。
  あ、そうそう、トンのこともね。

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