8月31日。晴。夏休み最後の日。川遊びに夢中な子どもたち。
宿題? そんなもの放っとけばいいさ。
小学校の先生を勤め上げた叔母は、学習塾を開き、その収入で貧しい子らを大学に進学させた。
亡くなる前によく言っていたこと。
小学生はね、国語と算数だけやってれば充分。よく遊んだ子ほど大人になって上手くゆくようだね。
勉強ができた子は、大抵、あとがダメだわねぇ。
思い当たるご同輩が多いんではないだろうか。
若い頃遊びほうけて、後に源頼朝から「日本一の大天狗」と言われた後白河法王。
その法王が選んだ、当時の流行歌です。
遊びをせんとや生まれけむ
戯れせんとや生まれけん
遊ぶ子どもの声きけば
我が身さえこそ動がるれ
........ 梁塵秘抄より
もはや手遅れで、自分でやれることは入水くらい......。
それはまだずっと先にしておいて、森生も一緒に遊びたくなりました。
まだまだ、酷く蒸し暑い夕方のことです。
120901