英盤オリジナルでは、4枚目となるローリング・ストーンズの1966年発売のアフター・マスを紹介します。
それまでは、R&Bカバー中心にジャガーとリチャードのオリジナルが数曲という体裁でアルバムが発売されてきましたが、今回、全編ジャガーとリチャードのオリジナルというストーンズにとって、アルバム・タイトルが意味するところの区切り、もしくはターニングポイントとなるアルバムでした。
それ以外にも、ロックの曲で初めて10分を越すゴーイング・ホームという曲が含まれ話題となりました。彼らによりますと実際は2分半程度の曲だったのが、録音テープを止めずに各自が演奏を続け、残りの時間が所謂ジャム・セッションになったことです。またブライアン・ジョーンズ演奏によるシタール、マリンバ、ダルシマーや琴などを実験的なサウンドとして数曲に取り入れました。
助手:全編ジャガーとリチャードのオリジナルになったということですが、グループのリーダーであったブライアンが作曲者として全くクレジットされていないのは、少し不思議な気がするんですが。
博士:そうじゃのう。ブライアンはビートルズのユー・ノウ・マイ・ネームでもゲストでサックスを吹けるぐらいのマルチー・プレイヤーじゃったから、音楽のセンスは十分持ち合わせていて、作曲が全く出来なかったとは思えないのう。
助手:彼はこのアルバムで新しい楽器を持ち込んで曲に新たなイメージを植え付けていることからして、作曲よりは編曲に興味があったのでしょうか?
博士:以前ルビー・チューズデイという曲はブライアンが作曲に関わっていたという話を聞いたことがあるのじゃが。残念なことに、ストーンズから解雇され、その後すぐに死んでしまっているからのう。もし死んでいなかったら、彼の口から何故正式に作曲に関わらなかったのか聞いてみたいものじゃ。
それでは、アンダー・マイ・サムを聴いてください。
The Rolling Stones - Under My Thumb (1966)
米盤のアフターマスのジャケット、英盤(14曲)から4曲削って、ヒット曲ペイントイットブラックを収録した11曲に変更されています。
それまでは、R&Bカバー中心にジャガーとリチャードのオリジナルが数曲という体裁でアルバムが発売されてきましたが、今回、全編ジャガーとリチャードのオリジナルというストーンズにとって、アルバム・タイトルが意味するところの区切り、もしくはターニングポイントとなるアルバムでした。
それ以外にも、ロックの曲で初めて10分を越すゴーイング・ホームという曲が含まれ話題となりました。彼らによりますと実際は2分半程度の曲だったのが、録音テープを止めずに各自が演奏を続け、残りの時間が所謂ジャム・セッションになったことです。またブライアン・ジョーンズ演奏によるシタール、マリンバ、ダルシマーや琴などを実験的なサウンドとして数曲に取り入れました。
助手:全編ジャガーとリチャードのオリジナルになったということですが、グループのリーダーであったブライアンが作曲者として全くクレジットされていないのは、少し不思議な気がするんですが。
博士:そうじゃのう。ブライアンはビートルズのユー・ノウ・マイ・ネームでもゲストでサックスを吹けるぐらいのマルチー・プレイヤーじゃったから、音楽のセンスは十分持ち合わせていて、作曲が全く出来なかったとは思えないのう。
助手:彼はこのアルバムで新しい楽器を持ち込んで曲に新たなイメージを植え付けていることからして、作曲よりは編曲に興味があったのでしょうか?
博士:以前ルビー・チューズデイという曲はブライアンが作曲に関わっていたという話を聞いたことがあるのじゃが。残念なことに、ストーンズから解雇され、その後すぐに死んでしまっているからのう。もし死んでいなかったら、彼の口から何故正式に作曲に関わらなかったのか聞いてみたいものじゃ。
それでは、アンダー・マイ・サムを聴いてください。
The Rolling Stones - Under My Thumb (1966)
米盤のアフターマスのジャケット、英盤(14曲)から4曲削って、ヒット曲ペイントイットブラックを収録した11曲に変更されています。