70年代、イエスといえばプログレ・バンド。
残念ながら今の世の中、イエスとくれば高須クリニックとなる 。
70年代当時ののんびりとした感覚は、情報化時代の到来と共にサーキュレートする情報のスピードがアップすることにより、ほぼ絶滅してしまったようだ。
私の仕事でも、海外とのコミュニケーション・ツールは国際電話やテレックス、さらにFAXの時代を経て 今やインターネット全盛の時代となった。
ネットで情報があっという間に伝わる事から商売のスピードも格段に上がり、 さらにネット環境があれば世界中ほぼ無料でコミュニケートできる事もあって、昔のようにのんびり構えていると商機を失ってしまう厳しい世の中になった。
プログレの音源なんかも、当時流行ったレコード 一面を埋めてしまうような長尺の曲を正座してじっと聴く人って絶滅危惧種かもね。
早送りや、スキップの機能で興味のある所だけ聴くって芸当も簡単に出来るから、無駄に時間を使わない。
かく言う私も、アイチューンの曲目リストから聴きたい曲だけをピック・アップしてプレイ・リストを作成してバック・グラウンドで流すというライトな聴き方がメインになってしまった。
古いレコードの音源を聴くには、先ずレコードの洗浄から始まり、しっかり乾燥させた後ターン・テーブルに載せて聴くわけだが、肝心の音楽鑑賞している時間より洗浄・乾燥に費やす時間がかなり長くなる。
1日が24時間しかないから、出来るなら好きな曲を数多く手軽に聴く方が理にかなっている。
しかしながら、イエスというバンドは省略が効かない音作りをしているので、初めから終わりまでじっくりと聴く必要がある。
特にバンドの各時代の制作時におけるメンバーやプロデューサーの交代によって芸風が異なるため、アルバムごとの鑑賞がしっくりくるのではないかと個人的に思う。
本日は、1970年の出た彼らの2作目のアルバム、Time And A Wordを聴いてみた。
英盤のジャケット、いいんじゃない?
米盤のジャケット、このアルバムではスティーブ・ハウがまだ加入していないのに、ジャケットには登場となんといい加減
バンドの全盛期と呼ばれる時代のメンバーだったリック・ウェイクマンやスティーブ・ハウがまだ加入していない頃の作品で、もし後追いで傑作だった“こわれもの”や“危機”を先に聴いてしまったなら、ちょっと物足りない印象は出てくるかもしれない。
しかし1970年のオン・タイムで聴けたなら、新しいロックの到来となったのではないだろうか?
オリジナルソングもいいけど、リッチー・ヘイブンスのNo Opportunity Necessary, No Experience Neededやスティーブン・スティルのEverydaysのカバーに施されたイエスでしかできないアレンジなんかに興味がいく 。
No Opportunity Necessary, No Experience Neededは、元歌に西部劇の主題歌のメロディーを散りばめたアレンジがなされていたり、Everydaysなんかもイエス独特のハードなインプロが加わってスティーブン・スティルスがバファロース・プリングフィールズで歌っていたフォーク調のものとは一味違う仕上がりになっているのが楽しめる。
今回、ロックとオーケストラとの融合という事で、ストリングスをダビングした。
メロトロンはアップ・テンポの曲には対応できないし、シンセも当時はまだ生のストリングスを完全に再現するには至らなかったので、実験的なストリングスのダビングは致し方なかったのかもしれないが、それによってギターの名手ピーター・バンクスの音が後ろに引っ込んでしまったのは残念。
ピーターはその後イエスを脱退し、新バンド、フラッシュを結成しギターを思う存分弾きまくる事となる。
フラッシュのファースト・アルバム、いいんじゃない?
ところで、結構横文字が出てきますな〜
イャ〜 別にカッコつけようとした訳でもないのですが、“はい!高須クリニック”よりは“イエス!高須クリニック”の方がしっくり来る感じに思えたので文全体もそれに準拠した次第で….(汗)
残念ながら今の世の中、イエスとくれば高須クリニックとなる 。
70年代当時ののんびりとした感覚は、情報化時代の到来と共にサーキュレートする情報のスピードがアップすることにより、ほぼ絶滅してしまったようだ。
私の仕事でも、海外とのコミュニケーション・ツールは国際電話やテレックス、さらにFAXの時代を経て 今やインターネット全盛の時代となった。
ネットで情報があっという間に伝わる事から商売のスピードも格段に上がり、 さらにネット環境があれば世界中ほぼ無料でコミュニケートできる事もあって、昔のようにのんびり構えていると商機を失ってしまう厳しい世の中になった。
プログレの音源なんかも、当時流行ったレコード 一面を埋めてしまうような長尺の曲を正座してじっと聴く人って絶滅危惧種かもね。
早送りや、スキップの機能で興味のある所だけ聴くって芸当も簡単に出来るから、無駄に時間を使わない。
かく言う私も、アイチューンの曲目リストから聴きたい曲だけをピック・アップしてプレイ・リストを作成してバック・グラウンドで流すというライトな聴き方がメインになってしまった。
古いレコードの音源を聴くには、先ずレコードの洗浄から始まり、しっかり乾燥させた後ターン・テーブルに載せて聴くわけだが、肝心の音楽鑑賞している時間より洗浄・乾燥に費やす時間がかなり長くなる。
1日が24時間しかないから、出来るなら好きな曲を数多く手軽に聴く方が理にかなっている。
しかしながら、イエスというバンドは省略が効かない音作りをしているので、初めから終わりまでじっくりと聴く必要がある。
特にバンドの各時代の制作時におけるメンバーやプロデューサーの交代によって芸風が異なるため、アルバムごとの鑑賞がしっくりくるのではないかと個人的に思う。
本日は、1970年の出た彼らの2作目のアルバム、Time And A Wordを聴いてみた。
英盤のジャケット、いいんじゃない?
米盤のジャケット、このアルバムではスティーブ・ハウがまだ加入していないのに、ジャケットには登場となんといい加減
バンドの全盛期と呼ばれる時代のメンバーだったリック・ウェイクマンやスティーブ・ハウがまだ加入していない頃の作品で、もし後追いで傑作だった“こわれもの”や“危機”を先に聴いてしまったなら、ちょっと物足りない印象は出てくるかもしれない。
しかし1970年のオン・タイムで聴けたなら、新しいロックの到来となったのではないだろうか?
オリジナルソングもいいけど、リッチー・ヘイブンスのNo Opportunity Necessary, No Experience Neededやスティーブン・スティルのEverydaysのカバーに施されたイエスでしかできないアレンジなんかに興味がいく 。
No Opportunity Necessary, No Experience Neededは、元歌に西部劇の主題歌のメロディーを散りばめたアレンジがなされていたり、Everydaysなんかもイエス独特のハードなインプロが加わってスティーブン・スティルスがバファロース・プリングフィールズで歌っていたフォーク調のものとは一味違う仕上がりになっているのが楽しめる。
今回、ロックとオーケストラとの融合という事で、ストリングスをダビングした。
メロトロンはアップ・テンポの曲には対応できないし、シンセも当時はまだ生のストリングスを完全に再現するには至らなかったので、実験的なストリングスのダビングは致し方なかったのかもしれないが、それによってギターの名手ピーター・バンクスの音が後ろに引っ込んでしまったのは残念。
ピーターはその後イエスを脱退し、新バンド、フラッシュを結成しギターを思う存分弾きまくる事となる。
フラッシュのファースト・アルバム、いいんじゃない?
ところで、結構横文字が出てきますな〜
イャ〜 別にカッコつけようとした訳でもないのですが、“はい!高須クリニック”よりは“イエス!高須クリニック”の方がしっくり来る感じに思えたので文全体もそれに準拠した次第で….(汗)