CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

Show Me The Wayって急に言われてもね〜

2018年06月26日 | BRITISH ROCK
いつの間にか、ここあそこに白髪が散見される今日この頃。

更に現状を把握するために後頭部に手を当ててみると、 かなり薄くなっているのが分かる。

歳をとると仕方のない事、いずれは誰しも不毛地帯となる。

70年代、長髪を誇っていたハンサムなロッカーも今や見る影もない。

本日はこのお方、ピータ・フランプトン。 21世紀になってからは、見る影もなくあのフサフサとした長髪は何処へ?と言うことで。

今日聴いたのは、彼が大ブレークする前夜の 1975年に出した、ハンブル・パイを脱退後の通算4枚目のスタジオ・アルバム、Frampton.


アルバムに自身の名前、もしくはバンド名を冠する場合は、大体デビュー・アルバム若しくは巻き返すための一球入魂作が相場である。

今回のアルバムは、後者の意味があると思う。

それまで出したアルバムは、内容は良くとも残念ながらアメリカでは、チャートに100位以内に入ることが出来なかった。

メジャーのアーティストに成るにはやはり巨大なアメリカで売れないと。

そこで今回のアルバムは、アメリカのマーケットをターゲットとしたメロディアスなロック・ナンバーが売り。全米32位に食い込み健闘。

曲の親しみ易さに彼のギターテクとルックスが相乗効果となり、レコーディング・メンバーを率いたその当時のツアーの模様を次作のライブ・アルバム、Frampton Comes Alive!として発売し、空前の大ヒットを果たす。

博士:わしもそれにあやかろうと学生時代はロン毛にしたのじゃったが、チートもブレイクせんかったのう〜

助手:そりゃ、ハンサムでなく、短足で楽器も満足に弾けないとなれば、いくらロン毛であっても、そこらにたむろして居る一般的な兄ちゃんと何も変わりゃしませんよ。

博士:その通り。仕方のない事じゃった。

そしてその数年後、ロン毛でビーチ・サンダルの陸サーファーの出で立ちから、会社訪問のために濃紺のスーツと耳全体が見えるリクルート・カットになった時は、これでわしの青春も終わったのかと感じたのう〜

オォ〜 神よ! この私にこれからの生きていく道をお示しあれ〜

Show Me The Way

ジャン〜ジャンジャジャ、ジャン〜ジャンジャジャ、ジャン〜ジャンジャジャ〜♪♪ とアコースティック・ギターのイントロに続いてギター・ソロを模したトーキング・モジュレータの効果音が鳴り響く。

I wonder how you're feeling
ご機嫌いかがですか
There's ringing in my ears
何か聞こえる
And no one to relate to except the sea
だけど関わる者は誰もいない、 海だけが心の拠り所
Who can I believe in
誰を信じればいいのやら
I'm kneeling on the floor
床にひざまづく
There has to be a force
きっと力が湧くはず
Who do I phone
誰に尋ねていいのやら
The stars are out and shining
星が空で輝いている

But all I really want to know
本当に知りたい
Oh, won't you show me the way, every day
どうすればいいのか教えて貰えないだろうか?
I want you to show me the way, yeah
教えて欲しいよ!

神様:日頃不信心な者が困った時の神頼みって、ちょっと虫が良すぎるんじゃねぇ?  自力で解決しなさい!

博士:ハハッ〜

てなことで髪の毛は少なくなったけど、今日までなんとなく自力で生き延びてきました。